みなさん、こんにちは。
今回のバイオコース2年生の生化学実習は、ゲルろ過クロマトグラフィーで、唾液アミラーゼの分子量測定を行いました。
それでは、実習の様子をご覧ください。
まずは、カラムにゲルを詰める作業からです。
上手い具合にカラムにゲル(白い粒子)が詰められました。
標準分子量マーカーとサンプルの混合液をゲルの上部にのせ、開始します。
すぐに、分離が始まります。上から黄色、茶色、青色に分離しているのがわかります。
さらに緩衝液を流していくと、青色が分離していきます。
さらに緩衝液を流していくと、茶色と黄色が分離していきます。
今回は、1mLずつ分取するのですが、手作業で行いました。
しかも滴数によるサンプリングだったので、その様子をご覧ください。
少しでも安定してサンプリングするために、工夫をしたようです。
こちらは、ちょっと眠そうな眼になっていますが、眼差しは滴数を数えているようです。
こちらは、余裕十分のようです。
滴数の数えミスをなくすために、こんなものも登場しました。スマホのアプリだそうです。
いろんなアプリがあるんですね。
混合液の分離が終了後、分析作業に入ります。
今回は、唾液アミラーゼの分子量測定ですので、ヨウ素デンプン反応でアミラーゼの確認を行いました。
標準分子量マーカーは吸光度測定により、確認を行いました。
2つの結果をもとにまとめをしていきます。
2年生のみなさん、ゲルろ過クロマトグラフィーはいかがでしたか。
次回は電気泳動になります。頑張っていきましょう。