湘央医学技術専門学校・湘央生命科学技術専門学校

応用生物科学科&愛玩動物看護学科BLOG

Tag Archives: 内科

わんにゃん通信No.2038「聴診器🩺」

こんにちは(^-^)

 

動物内科看護学実習Iで、聴診器を扱いました🩺

愛玩動物看護学科の学生は、自分の名前入り聴診器を持ってます。

 

飼育当番時にもその聴診器を使って、

学校犬達の心音を聴いて毎日状態チェックをしてます。

 

先ずは自分の心音を聴いて聴診器の仕組みを学びます。

 

いよいよ学校犬の心音を聴いてみます🐩

 

心音だけではなく心拍数も測定します。

 

心拍数は基本1分間に何回拍動しているか測定するのですが、

動物の場合1分も大人しくしているのは難しいため、

10秒×6もしくは15秒×4をして測定します。

 

ちゃんと前頭測定できました(*^▽^*)

 

みんな正常範囲でした。

 

学校犬は慣れているので協力してくれますが、

動物病院に来院する動物の中には、

見慣れない道具が身体に触れることで、ビックリして動いてしまう子もいます。

 

この時に、

動物を落ち着かせることも大切です。

 

普段から沢山の動物に協力してもらい、

どうしたら良いのか考えていきましょう

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わんにゃん通信No.2036「一般身体検査🐩」

こんにちは(^-^)

一年生が動物内科看護実習で、一般身体検査を行いました。

「一般身体検査」とは、

身体の隅々まで、「診て」「聴いて」「触って」「嗅いで」、

異常がないかチェックしていく検査です。

この時に大切なのは、

「いつもと同じと思わないこと」です。

身体は日々変化する物です。

特に、動物達は私達よりも歳をとるのも早く、

何か病気があると悪化するのも私たちと比べ、速くなります。

一般身体検査は、今の身体の状態を確認することで、

病気の早期発見に繋がります。

また、特別な専門道具も特に使用しないため、毎日できます。

しっかり毛をかき分けて、皮膚の状態を確認します。

左右に何か違いがないかも確認します。

学校犬は特に気になることはなく、数値も正常範囲でした♪

一般身体検査は、できれば毎日行うことをおススメします。

その時は沢山声掛けをして、撫でて、

コミュニケーションを取りながらしてあげてください(*^^*)

一般身体検査は、オープンキャンパスのプログラムでもあります。

(プログラム名:「わんちゃんのボディーチェックをしてみよう!

おうちでもカンタンにできるわんちゃんの健康チェック♪」)

その時に特に気にしてみて欲しいポイントなどを説明しています。

気になった方は是非イベントにも参加してください♪

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わんにゃん通信No.2025「わんちゃんの体温測定」

みなさん、こんにちは。

 

愛玩動物看護学科2年生が「動物内科看護学実習Ⅲ」で、

わんちゃんの体温を測定しました。

 

ヒト場合、脇のしたの体温を測定することが多いですが、

わんちゃんやねこちゃんの場合は肛門内(直腸)の体温を測定します。

 

動物は体の表面が毛で覆われているため、

体の表面では正しく検温ができないため直腸で測ります。

 

今回は、学校犬ポメラニアンのれもんに協力してもらいました。

まず、動物が動いてしまわぬようにしっかりと保定します。

 

動物が座らないように、

また処置者の作業を遮らないように行うことがポイントです。

 

体温を測定する際は、

尾をしっかりと持ち上げて、

直腸をまっすぐにさせた状態にします。

 

肛門内に便が含まれる場合があるため、

直腸壁に沿わせるように、

優しく体温計を2~3cmほど入れます。

 

数秒で測定が完了します。

 

健康なヒトの体温は、35.5~37.5℃とされていますが、

わんちゃんとねこちゃんの体温は38.0~39.0℃が、

健康な値とされています。

 

今回のれもんの体温は38.3℃でした。

 

正常でした♪

 

体温をは測ることで、動物の健康状態を知ることができます。

定期的に検温をしてあげましょう。

 

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わんにゃん通信No.1471「一般身体検査🩺」

こんにちは(^-^)

一年生の内科看護学実習で一般身体検査を行いました。

一般身体検査とは動物の身体に異常がないかチェックすることです。

 

今回はバイタルチェック(体温・心拍・呼吸数)・体重・BCS(ボディコンディションスコア)

脈圧(股動脈)・可視粘膜・CRT(毛細血管再充満時間)・脱水・口腔内と身体(耳・眼・鼻・皮膚

四肢・毛・肛門腺など)評価を確認しました。

 

この他にも自分が気づいたことはどんどんチェックしていきます。

ここでとても大事なのは視る・聴く・触る・嗅ぐことです。

一般身体検査は実際に自分で確認して気づくことがとても大切です。

 

じっくり検査していきましょう!!

 

聴診器を使用して心拍数を確認します🩺

 

検査後は結果を記録に残していきます。

ここで大事なのは自分だけではなく誰が見てもわかるように記録していきます。

イラストもあると更にわかりやすいです📝

 

学校犬全員検査できました♪

一般身体検査は日頃からどこでもできる検査です。

常に動物に何か異常がないか検査していきましょう!!