湘央医学技術専門学校・湘央生命科学技術専門学校

応用生物科学科&愛玩動物看護学科BLOG

カテゴリ「応用生物科学科」の記事

バイオ通信 No.2823「腸内細菌の同定 その1」

1年生の微生物学実習で腸内細菌の同定を行いました。

 

未知検体中から、

腸内細菌科に属している細菌について理解を深めます。

 

4種類の未知検体から一つ選びます。

 

3枚の平板培地へ分離培養します。

 

培地はDHL、SS、BTBです。

 

基本操作を確実に。

 

単独コロニーが得られるように丁寧に。

 

白金耳の火炎滅菌も様になってきましたね。

 

37℃で一晩培養します。

さて、培養結果はどのようになり、腸内細菌の同定はできるでしょうか?

 

↓↓クリックお願いします


バイオ通信No.2821「大腸菌の形質転換実験」

みなさん、こんにちは。

今年度もバイオコース2年生の「遺伝子解析実習」で、大腸菌にGFP遺伝子を導入して、

それを発現させる実験を行いました。

 

実験結果は・・・

少し放置してしまったので、サテライトも見られますが、これに紫外線を照射すると・・・

GFPが発現しているコロニーは緑色に光ります。

きれいですね。

 

ちなみにサテライトとは、下の写真に見られるような

遅れて生育してくる菌体によるコロニーのことです。

大きなコロニーは先に生育している菌体によるコロニーで、

その周囲にある小さなコロニーがサテライトです。

 

大きなコロニーを形成している菌体は組換えプラスミドを持っていて、

そこにある抗生物質耐性遺伝子が働いて、培地中に添加されている抗生物質を無効化します。

それに伴い、大きなコロニーの周辺には抗生物質がない部分が形成され、

今まで抗生物質で増殖が抑えられていた抗生物質感受性菌が増殖できるようになり、

サテライトを形成するというものです。

 

↓↓クリックお願いします

 


バイオ通信No.2820「薬剤感受性試験」

みなさん、こんにちは。

 

1年生の「微生物学実習」で、

薬剤感受性試験(ディスク法)を行いました。

 

培地にコンラッジ棒を用いて、菌体を塗布し、

そこへ薬剤を含むディスクを置き、培養すると・・・、

このようになります。

 

大きな丸い部分がシャーレに作った培地です。

小さな白い丸が、薬剤が染みこんでいるディスクです。

 

今回は3種類の薬剤の効果を調べました。

 

ディスクの周りにできている透明な部分が阻止円、

そのまわりが塗布した菌体が増殖している部分です。

 

阻止円が大きいと、この薬剤はこの菌に対して効果が高い、

逆に小さいと、この菌に対して効果が低いことを表します。

 

今は「愛玩動物看護師国家試験」となりましたが、

「動物看護師統一認定試験」だった頃は、かなり頻繁に出題されていたものです。

 

バイオでも動物看護でも、必要な知識・技術として、

今も「微生物学実習」で経験してもらっています。

 

↓↓クリックお願いします


わんにゃん通信No.1951「卒業生の I さんと O さん♪」

こんにちは(^-^)

 

卒業生のIさんとOさんが遊びに来てくれました♪

みんなでハイチーズ(*^^)v

 

もう卒業してから3年経ち、4月からは働いて4年目の二人。

もうベテランさんです。

 

国家試験も合格して、頼もしい動物看護師の二人でした!!

色々お話しできて楽しかったです。

 

また遊びに来てください。

お土産もありがとうございました(*^▽^*)

 

【おまけ】

二人が来てくれた日はクリスマスでした🎄

みんともおめかしです☃

 

↓↓クリックお願いします


バイオ通信No.2819「2023年度 実験動物2級技術者資格認定試験結果報告」

みなさん、こんにちは。

 

昨年末のことになりますが、

実験動物2級技術者資格認定試験の結果が学校に届きました。

 

今年度、バイオコース2年生で受験した学生は5名でしたが、

8月の学科試験に4名が合格しました。

一方、動物看護コース2年生で受験した学生も5名でしたが、

学科試験に4名が合格しました。

 

そして、学科試験を通過した学生が11月の実技試験に臨みましたが、

バイオコース・動物看護コースともに受験者全員が合格することができました。

 

今年度の最終的な合格率は、バイオコース・動物看護コースともに80%となり、

2年連続で全員合格を逃してしまいました。

 

なお、成績優秀者表彰(専門学校の部)は、動物看護コースKYさんが

第2位、バイオコースYTさんと動物看護コースTAさんが第5位に入りました。

 

↓↓クリックお願いします


バイオ通信 No.2816「プラスミドの調製」

1年生の遺伝子操作学実習でプラスミドの調製を行いました。

今回はキットを使用して調製します。

 

プラスミド保有菌液をマイクロチューブへ取ります。

 

マイクロチューブは対象にセットしてくださいね。

 

遠心して細胞を集めます。

 

沈殿が菌です。上清の培地をできる限り取り除き試薬を加えます。

 

溶液がしっかりと混和できたかわかるように色がついています。

 

青色が消えるまで穏やかに転倒混和します。

 

遠心して、

宿主菌の変性タンパク質と宿主菌の染色体DNAを沈殿させます。

 

上清を慎重に取り、カラムへ入れます。

 

カラム内のメンブレンにDNAが吸着。

メンブレンを洗浄してからDNA溶出液を加えます。

 

遠心して集まった溶出液がプラスミド溶液です。

アガロースゲル電気泳動を行い、プラスミドの有無を確認します。

 

あっという間に、プラスミドが得られました。

さすが、キットですね。

 

↓↓クリックお願いします


バイオ通信No.2815「新年のご挨拶」

新年あけましておめでとうございます。

みなさまは、どんな年始を迎えられましたでしょうか?

 

※タツノオトシゴ - oshi先生提供

 

世界に目を向けると激動の中にあり、

平和の大切さやありがたさを強く感じられる出来事も多々起こっています。

 

SDGsに代表されるような考え方は、

私たちに今までにない「CHANGE」を求めています。

 

ひとり一人の力は小さいですが、

意識を少し変えることによって、

なにかが大きく変わるかもしれません。

 

「CHANGE」の「G」の「┓」を取ったら、

「CHANCE」です。

 

心の小さな「┓」(トゲ・カド)を取り除き、

新しい未来の扉を開く、

平和で飛躍する「CHANCE」の年になるといいなと思っています。

 

※海老名市にある龍峰寺にて

 

1月9日(火)より、平常通りに更新していきます。

今年も応用生物科学科とブログに対する応援をよろしくお願いします。

 

↓↓クリックお願いします


わんにゃん通信No.1949「あけましておめでとうございます!」

みなさん、新年あけましておめでとうございます。

先日、海老名の清水寺公園にある「龍峰寺」を訪ねました。

目的は、辰年なので、辰に会いに行くためです。

 

山門(旧清水寺仁王門)をくぐり、しばらく進むと・・・

 

観音堂(旧清水寺本堂)が姿をあらわします。

 

その観音堂が見える手前のすぐ右横に手水舎があり、

そこにこのような辰がいらっしゃいます。

 

実は2012年にも訪れましたが、

あれから12年・・・。

 

月日が経つのは早いものです。

 

2010年4月に応用生物科学科動物看護コースがスタートしていますので、

開設間もない時期に訪れたことになりますが、

今は愛玩動物看護学科がスタートして間もない時期・・・。

 

不思議な縁を感じます。

 

辰年を迎え、辰(龍・竜)のように

大空を飛ぶ飛躍の年になるといいなと思います。

 

1月9日(火)より、平日毎日更新を再開します。

愛玩動物看護学科をこれからもよろしくお願いします。

 

↓↓クリックお願いします

 

 

 

 

 

 


バイオ通信 No.2812「卒業生が遊びに来てくれました。」

みなさん、こんにちは。

 

だいぶ前のことですが、卒業生が遊びに来てくれました。

 

教室のあった3号館前。。。

 

新校舎2号館2階の実習室では、

学生の時に使用していた懐かしの洗いオケと一緒に。(とても丈夫でしたね)

 

最後は後輩の2年生と一緒に。

 

校舎をあちこち見学して、

東京でのお仕事へ向かって行きました。

 

M.Cさんは沖縄県うるま市で起業され、

バイオ系の会社を経営されています。

 

学生の頃と変わらずに元気いっぱいでした。

今度は会社見学に行ってみたいです。

 

↓↓クリックお願いします