昨年度の実験動物2級技術者資格認定試験で、成績優秀者表彰(専門学校の部)を受けたバイオ卒業生のHNさんの記事「実験動物2級技術者試験を受験して」が、協会誌 LABIO21 No.68 に掲載されました。
例年、成績優秀者表彰の各部門で、第1位を受賞した者は LABIO21 に記事が掲載されます。
HNさんも専門学校の部第1位だったので、記事を書く栄誉が与えられたのです。
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LABIO 21 に掲載された記事の全文を以下に転記します。
「実験動物2級技術者試験を受験して」 湘央生命科学技術専門学校 HN
1年生の頃に初めて実験動物の授業を受けた時から目標だった実験動物2級技術者試験のトップでの合格が達成できて、驚きとそれ以上に喜びを感じています。
筆記試験の対策として、夏休みに入ってから週3日学校に行き、模擬試験を受けました。
学科で実験動物2級技術者試験を受験する全員の点数の入った順位表が配られ、最初は自分の点数が多の人よりも低く、そして合格点になかなか達することがなかったので、悔しい思いをしました。
いい点数が取れるように、できなかった問題は何回もやり直し、覚えていないところはテキストに線を引き、できる限り多くのことを覚えようと心がけました。
本番の試験問題は少し難しかったので不安でしたが、自己採点では今まで一番いい点が取れたので嬉しかったです。
また、1年生の後期より実験動物の実習で先輩方や講師の方々に手技を教えてもらいましたが、ラットは特に苦手意識があり、あまり上手く保定や投与ができませんでした。
春休みに学校に行って教えてもらったり、2年生に入ってからの授業で実験動物を扱う時間が増え、卒業生講師の方々に自分が投与しているところを何回も見てもらうことにより、苦手意識もなくなり試験本番ではリラックスして手技を行うことができました。
私がトップで合格できたのは、1年生の頃から手技の練習に付き合ってくれた先生、休日に来てくださった卒業生講師の方々、そして、最後まで一緒に受験した友人たちがいたからだと思います。
本当にありがとうございました。
この試験を受けて、努力はいつか報われるということを実感しました。
これから新社会人になり、実験動物と関わる時間がさらに増えるので、これからも努力していきたいと思います。