外傷傷病者に対する現場活動を学んでいる2年生ですが、先週から心停止前の傷病者(増悪するショック傷病者やクラッシュ症候群が疑われる傷病者)に対する静脈路確保を学んでいます。
これは特定行為と呼ばれ、救急救命士のみができる処置になります。
今までは心肺停止の傷病者に対して行っていた静脈路確保ですが、今回は意識のある傷病者に対して実施するので、注意するポイントが違ってきます。
車内活動ということもあり、車内に見立てた場所を設定し、限られた空間の中で活動を行うようにしています。
実際、救急車内は結構狭いので、自由に移動できるスペースはあまりありません。
医療機関に到着するまで傷病者の状態を繰り返し観察する必要があるので、救急車内にある資機材を有効に活用して救急活動しなければなりません!
現在は、実習室での活動がメインですが、3年生になれば本物の救急車と同等の実習用救急車を使用しての救急隊活動実習が始まります。
まずは観察スキルや活動の一連の流れを学び、どんな状況下でも傷病者のために活動できる技術を習得してほしいです!!!
まだまだ学ぶことはたくさんあります。
日々の訓練が大切ですね!