おぎのです。
去る10月26日(土)に、第1回湘央ICLS講習会を本校実習室で行いました。
「ICLS」とは「Immediate Cardiac Life Support」の頭文字を取った略語です。
突然の心停止に出会った時にどのように対処すべきか、というコースの学習目標を端的に示しています。医療従事者のための蘇生トレーニングコースです。日本救急医学会の認定コースなのです。
簡単に報告します。
今回の受講対象は、消防機関や医療機関で活躍している本校の卒業生です。
11名の少人数でのプログラムになっています。指導スタッフは本校専任教員のほか県下の医療機関の医師です。
川口先生の熱血指導です!
このコースの目的は、緊急性の高い病態のうち、特に「突然の心停止に対する最初の10分間の対応と適切なチーム蘇生」を習得することを目標としています。講義室での講義はほとんど行わず、実技実習を中心としたコースです。
受講者は少人数のグループに分かれて実際に即したシミュレーション実習を繰り返し、約1日をかけて蘇生のために必要な技術や蘇生現場でのチーム医療を身につけます。
蘇生チームとしてスムーズな活動ができてきました。
卒業生だけあって、和気あいあいとした雰囲気の講習会でしたが、終盤のシミュレーションでは緊張感のある蘇生処置が繰り広げられていました。
参加された皆さん、お疲れ様でした。