湘央医学技術専門学校・湘央生命科学技術専門学校

救急救命学科BLOG

2018年11月16日アーカイブ

実習だけでなく座学も!!

小川です。
 
最近の一年生は救急隊の活動が本格的に始まって、毎日浮かんでくる疑問と格闘しながら練習に励んでいます(^_^)
前回の実技試験までは、心肺停止の傷病者に対して心肺蘇生を行う活動を行っていました。
 
今回はただの心肺停止の活動だけでなく、心肺蘇生を行いながら気道(空気の通り道)に詰まったものを取り除いたり、嘔吐した傷病者に対して吸引を行ったりする活動も入ってきました!
 
また、それに加えて回復徴候に対する活動もしています。
回復徴候とは、心肺蘇生中に体の動きが見られたり、心臓の動きが戻ったり、普段通りの呼吸が見られたりした場合にする活動です。
一気に難易度が上がって学生も苦戦しています(^^;)
 
さて、実習も頑張らなくてはいけませんが座学があっての実習です。
座学を疎かにすると実習も大変になってきてしまいます。
 
最近の座学では処置の勉強をしています。
骨折などをしたときに処置をする、三角巾を使った固定や身の回りのものを使った固定などを学びました。
 
また、同じ固定でもKEDやショックパンツによる固定も学びました。
KEDとはKendrick Etrication Deviceの略で、事故を起こした車内で傷病者の体幹と頭頸部を固定したまま救出できる資器材です。
 
実際につけてみるとこんな感じです。

 

先生のお勧めでしばらくこのまま授業を受けていました!
 
ショックパンツとは下半身、骨盤、腹部を覆う部分に空気を入れて圧迫し、下半身への血流を低下させ、心臓や脳などの大切な臓器に血流を送らせるための資器材です。
 
こちらも実際につけてみました!


 
自分たちが傷病者にすることを実際に自分たちも体験することで、傷病者の気持ちが分かるのでとても学ぶことが多い授業になりました(^o^)
 
さて、来週は実技試験があります!!
座学で学んだことも含めて実習に活かせるといいですね!
 
頑張れ26期生!!!
 
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