高橋です
今日の2年生は両クラスとも1日実習day
臨床生理学実習と病理組織細胞学実習です。
病理組織細胞学実習では、各班に配られた薄ーーーーくスライスされた(約3/1000mm)
臓器の標本が貼り付けてあるスライドガラスを使って「特殊染色」を行いました。
今日の特殊染色は臓器の中にある "糖" を染める染色。
午前中に染色操作が終わり、午後からスケッチをします。
先生が実際の標本をプロジェクターで映写しながら
染色した標本のどこをスケッチするか説明し、それぞれ自分の顕微鏡で標本をスケッチをします。
臨床検査の授業では様々な科目で標本の観察(スケッチ)があります、
という説明をオープンキャンパスなどでさせていただくことがありますが、その際に
Q.来校者
「美術の成績が悪いんですが、実習できるでしょうか?」
と質問をされることも
A.高橋の場合
スケッチは観察したものをそのまま描くのではなく、
観察しながら見ているものがどういう構造をしているのか?を資料と見比べながら描いていきます。
「この細胞とこの細胞は繋がっていないけど、構造上繋がっているはずだよな」や
「ピンク色をしているけど、もう少し赤いはずだよな」とか
実際に観察しているものと教科書的な知識をリンクさせて適宜修正するようなことも。
絵を描くのが苦手だから…とか、美術が好きじゃない…という人でも
実習はできますし、臨床検査技師になれます!
臨床検査技師のお仕事に興味のある方は絵の得意不得意問わず、
オープンキャンパスなど是非ご参加ください!
(by 中学時代の美術の成績1の教員より)