湘央医学技術専門学校・湘央生命科学技術専門学校

臨床検査技術学科BLOG

Tag Archives: 病理組織細胞学

胃カメラ?

たかはしです

 

本日の2年生は実習Day

それぞれのクラスは丸々1日、臨床生理学実習と病理組織細胞学実習でした。

 

病理組織細胞学実習は

肝硬変や脂肪肝などの際に用いられる「渡辺の鍍銀法」と「Sudan Ⅲ染色」を行いました。

 

それと併せて「タスク・シフト/シェアのよる業務拡大」で新たに業務に追加された

「内視鏡用生検鉗子を用いた消化管病変部位の組織の一部を採取する行為」

に用いられる内視鏡カメラを実際に触ってみました。

 

内視鏡生検の器具は

先端にカメラがついた筒があり、その内部を通って鉗子が出てきます。

鉗子の先端は手元で閉じたり開いたりすることができ、

これで病変部位をつまんで検体を採取します。

 

先生から取扱い方の説明を受けて実際に動かしてみました。

 

検体採取など、検査以外にも臨床検査技師はさまざまな業務があります。

業務内容は多岐に渡りますが、少しずつしっかり覚えていきましょう!

 

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病理の実習もスケッチ

高橋です

 

今日の2年生は両クラスとも1日実習day

臨床生理学実習と病理組織細胞学実習です。

 

病理組織細胞学実習では、各班に配られた薄ーーーーくスライスされた(約3/1000mm)

臓器の標本が貼り付けてあるスライドガラスを使って「特殊染色」を行いました。

 

今日の特殊染色は臓器の中にある "糖" を染める染色。

 

午前中に染色操作が終わり、午後からスケッチをします。

 

先生が実際の標本をプロジェクターで映写しながら

 

染色した標本のどこをスケッチするか説明し、それぞれ自分の顕微鏡で標本をスケッチをします。

 

 

臨床検査の授業では様々な科目で標本の観察(スケッチ)があります、

という説明をオープンキャンパスなどでさせていただくことがありますが、その際に

Q.来校者

「美術の成績が悪いんですが、実習できるでしょうか?」

と質問をされることも

 

A.高橋の場合

スケッチは観察したものをそのまま描くのではなく、

観察しながら見ているものがどういう構造をしているのか?を資料と見比べながら描いていきます。

 

「この細胞とこの細胞は繋がっていないけど、構造上繋がっているはずだよな」や

「ピンク色をしているけど、もう少し赤いはずだよな」とか

実際に観察しているものと教科書的な知識をリンクさせて適宜修正するようなことも。

 

 

絵を描くのが苦手だから…とか、美術が好きじゃない…という人でも

実習はできますし、臨床検査技師になれます!

 

臨床検査技師のお仕事に興味のある方は絵の得意不得意問わず、

オープンキャンパスなど是非ご参加ください!

(by 中学時代の美術の成績1の教員より)

 

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