湘央医学技術専門学校・湘央生命科学技術専門学校

臨床検査技術学科BLOG

2024年 6月アーカイブ

君はこの圧に耐えられるか?

mizuです。

 

このタイトルからすると、何だか深刻な状況に

追い込まれているかとおもいきや。。。

 

本日の血液検査

「赤血球浸透圧抵抗試験」のこと。

等張液(0.9%NaCl)から低張液の食塩水に血液を加え、

何%のNaClまで赤血球(君)は溶血せずに

浸透圧に耐えられるか?を見るもの。

 

血液を加えてしばらくしてから遠心した様子

*試験管の下から見た状態で溶血せずに耐えられると下に沈んで赤いボタンのように見える

低張液に近づくほど溶血はするけれども

上の段(検体B)の方が下の段(検体A)よりも

等張液側から溶血が始まっている。

 

上清の吸光度を測定して

 

グラフにするとこんなかんじ

*縦軸:溶血度、横軸:NaCl濃度

*上の方のズレは見なかったことに

 

水色の基準範囲より右へシフトしているBは溶血しやすい

=赤血球の形がボール状で膨らむ余地がなかったということ。

左へシフトしているAは溶血しにくい

=うすっぺらな赤血球で膨らむ余地がさらにあったということ。

2年生の皆さん、復習できたかな。

 

実際の現場におけるこの検査の頻度は皆無に等しいですが、原理は簡単。

ちなみにこの検査が2024年の国家試験に出題されました。

その時の問題のグラフがこれ↓

*37℃24時間放置後の設定なので、グラフがちょっと違うのですが。

 

臨床検査っていろいろあって面白い。

実験好きな人+健康や病気に興味有+医療系で働きたい

という方、おススメです♪

 

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若者向けメニュ~

mizuです。

 

もうすぐランチ時

いつも来てくださるキッチンカーのメニューは

若者向けメニュー

がっつり、お腹いっぱいになれるもの

 

先日、「究極のカレーパン」なるものを食べたのですが

1/4食べたところでギブアップ

*背後で食べているY先生は1/2超えたあたりでM先生に譲っていた。

 

とんと、油に弱くなり「若者」メニューについていけなくなりました。

あ、でも明日のスイーツ(カップケーキ)はいける。

 

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そら耳、、じゃない

mizuです。

 

今日は臨床生理学実習の様子

いくつもの項目をローテーションで実習していくのですが、

こちらは聴覚検査の様子。

ヘッドホンから流れてくる周波数の異なる音を、

どれぐらいの音量で気が付けるかを測定します。

 

本来なら聴覚検査ボックスでやりたいところですが、

静か―な実習室でやってます。

 

この検査って、なんだか聞こえるような気がしてついついボタンを押してしまう。

そんなことってありません?

間違えないよう集中していると

これは そら耳、、いや、ホントの音だ!

と、ボタンを押す私。

ちょっとゲームっぽくて私は好きです。この検査

 

1年生の皆さんはついでに思い出そう

騒音性難聴だと4000Hz付近の音から聞こえづらくなる

この検査でC5dipという検査所見が見られることを

*公衆衛生学で勉強しました!

 

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気持ちを上げるアイテム

mizuです

 

来週から1,2年生は前期試験1があり、試験を前にした憂鬱な日々の様子。

 

試験前は

もういやだ。と、投げ出す

もうむり。と、諦める

やばい。と、焦る

など、ネガティブワードが出がち。

しまいには、隕石でも落ちてこないかな

と、逃避する妄想にふけってしまう。

 

このような気持ちは湧き出てくるものの、

時間は刻々と過ぎていき、基本、予定通りに試験はやってくる。

 

試験は準備がほぼ10割

練習しないで試合に臨めば、結果は明らかですよね。

それと同じです。

 

分かること、できることに楽しさを見出してほしいのですが

まずは、気持ちを上げていきましょう。

 

お弁当箱、筆記用具など、気持ちが上がるものを使うと気分も少しは上がるかな?

先日、かわいいペンケースを実習室で発見

私的にはテンション上がる⤴♪

モノに頼るのもなんですが、前向きになれるなら何でもOKかと。

 

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計画的に

hiraiです♬

 

適度なストレスは心身共に鍛えられ、

次のステージに進んだときに役に立ちますが、

ストレス解消がうまく出来ず、疲れと共に溜まった

この6月頃にジメジメの梅雨がやってきます。

 

祝祭日のない6月は余計に損をした気分の中、

臨検の1年生・2年生は来週の月曜日から前期本試験1が始まります。

未だ取り組んでいない学生さんはいませんか。

 

慌てての睡眠不足は言語道断ですよ。

7月末からは前期本試験2も待ってます。

計画的に進めないと睡眠負債も待っています。

 

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せーのっ

mizuです。

 

始まりました、輸血検査学実習

これから後期終わりまでの期間に様々な項目をやります

 

各自が確実な手技を身につけ、不安なく輸血検査ができることを目指します。

1人で全てのことができるよう全集中します

※懐かしのフレーズ。。。

 

今回は初回なので基本操作の確認

トランスファーピペットの使い方

→ 1滴滴下の操作すら正確でなければなりません

 

赤血球浮遊液の作り方

→血球を洗って3-5%濃度の血球浮遊液を作る

これは思い切りが必要でした。

 

血球洗浄の一コマですが,

沈殿した赤血球だけ残し,上清だけを捨てる作業

 

↓ せーのっ

 

ジャッと逆さまにして

ちょっとそのまま我慢して

戻す

 

これがね,ビビっちゃうとうまく捨てられないんです

慣れるしかないが。

 

その後再び生理食塩水を少量加えて

3-5%赤血球浮遊液の出来上がり

 

最後は凝集の見方と凝集強度の判定

0から4+まで

判定練習です

 

2時限分だけで盛りだくさん

これを積み重ね1月の実技試験では

ABO、Rh血液型判定を1人で15分以内にできるようになります

 

濃厚な実習な分、達成感も感じられる、、かな?

 

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梅雨

Uchiです。

 

今日は朝から雨模様。

時折激しい雨に見舞われています。

関東地方もついに梅雨入りの様です。

平年より2週間ほど遅い梅雨入りの様です。

 

梅雨(つゆ、ばいう)は一説にはこの時期に

梅の実が熟すことから“梅”の字が使われるようになったとか。

 

「恵みの雨」と言われることもありますが、長雨は災害の基にもなります。

学生諸氏にも乗り物が遅延したりと影響がある場合が多いですよね。

早めの行動を心掛けましょう。

 

また、気温差のせいで体調を崩したりしないようご注意を!

梅雨明けは来月中旬くらいになりそうですが、梅雨が明ければ夏到来、夏休みが待ってます。

 

が・・・、その前に「試験」という名の障害が・・・。

こちらも早めに準備して備えてください。

 

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菌と薬の話

たかはしです

 

ニュース記事で「人食いバクテリア感染症」というのをよく目にするようになりましたが

「溶連菌感染症」の中で特に症状の重いものを人食いバクテリア感染症と呼ぶそうです。

 

人食いバクテリア含め、感染症になると体の中で菌が増え毒素を産生して悪さをするため、

これを治療するために「抗菌薬」を投与して菌を殺滅させたり増殖を抑えたりします。

 

当然、感染症の原因菌の種類によって効く薬、効かない薬があります。

 

そのため、感染症の治療に際しては

・どんな菌が原因で感染症を起こしているのか?

・その菌にはどんな薬が効果があるのか?

を調べる必要があり

 

これが臨床検査のなかの一つである「微生物検査」です。

 

ということで、本日の2年生は感染症の原因菌にどんな薬が効くのか?を調べる

「薬剤感受性試験」を実施しました。

〇の濾紙の中に薬がしみこんでおり、〇の周りに菌が生えるか否かで

〇の薬が効くかどうかを判定します。

 

微生物検査で出した薬剤感受性試験の結果で患者の治療に用いる抗菌薬を選択するので

感染症分野ではとっっっっっても大事な検査です!

 

話は変わって・・・

実習中、科目によってはエアコンが使用できないものがありますが

微生物検査の実習もそのうちのひとつです。

 

微生物検査ではガスバーナーを使うことが多々あるのですが

エアコンが付いていると風で炎がゆらいでしまうため

ガスバーナー使用時はエアコンをOFFにしてます。

 

エアコンを付けず、ガスバーナーの炎が実習室のあちこちにあり

この時期の微生物の実習は汗だくです・・・・・・

 

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胃カメラ?

たかはしです

 

本日の2年生は実習Day

それぞれのクラスは丸々1日、臨床生理学実習と病理組織細胞学実習でした。

 

病理組織細胞学実習は

肝硬変や脂肪肝などの際に用いられる「渡辺の鍍銀法」と「Sudan Ⅲ染色」を行いました。

 

それと併せて「タスク・シフト/シェアのよる業務拡大」で新たに業務に追加された

「内視鏡用生検鉗子を用いた消化管病変部位の組織の一部を採取する行為」

に用いられる内視鏡カメラを実際に触ってみました。

 

内視鏡生検の器具は

先端にカメラがついた筒があり、その内部を通って鉗子が出てきます。

鉗子の先端は手元で閉じたり開いたりすることができ、

これで病変部位をつまんで検体を採取します。

 

先生から取扱い方の説明を受けて実際に動かしてみました。

 

検体採取など、検査以外にも臨床検査技師はさまざまな業務があります。

業務内容は多岐に渡りますが、少しずつしっかり覚えていきましょう!

 

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合同OC

Mです。

 

6/15(土)に姉妹校の浦添看護学校にて、合同OCを行いました。

前日は雨もあり、飛行機に遅れが見られましたが、当日は雨も降らず無事迎えることができました!

地元ということもあり、多くの人が臨床検査技師という仕事について知ってほしいという思いでした。

沖縄の病院では、臨床検査技師の人手が全く足りていないそうな。。。

沖縄で臨床検査技師の養成校が一箇所だけだからなのか。

はたまた認知度が低く、知らない人が多いのか。

今回のOCで参加していただいた方々は臨床検査技師を知っていただけたと思います!

 

沖縄から飛び出して臨床検査技師の学校に行くのはハードルが高いですが、

ぜひ沖縄から飛び出して臨床検査技師を目指して欲しいですね!!

p.s仕事が終わったあとは、実家に帰り甥っ子姪っ子の面倒を見てました笑

 

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