湘央医学技術専門学校・湘央生命科学技術専門学校

臨床検査技術学科BLOG

2024年 6月アーカイブ

病理の実習もスケッチ

高橋です

 

今日の2年生は両クラスとも1日実習day

臨床生理学実習と病理組織細胞学実習です。

 

病理組織細胞学実習では、各班に配られた薄ーーーーくスライスされた(約3/1000mm)

臓器の標本が貼り付けてあるスライドガラスを使って「特殊染色」を行いました。

 

今日の特殊染色は臓器の中にある "糖" を染める染色。

 

午前中に染色操作が終わり、午後からスケッチをします。

 

先生が実際の標本をプロジェクターで映写しながら

 

染色した標本のどこをスケッチするか説明し、それぞれ自分の顕微鏡で標本をスケッチをします。

 

 

臨床検査の授業では様々な科目で標本の観察(スケッチ)があります、

という説明をオープンキャンパスなどでさせていただくことがありますが、その際に

Q.来校者

「美術の成績が悪いんですが、実習できるでしょうか?」

と質問をされることも

 

A.高橋の場合

スケッチは観察したものをそのまま描くのではなく、

観察しながら見ているものがどういう構造をしているのか?を資料と見比べながら描いていきます。

 

「この細胞とこの細胞は繋がっていないけど、構造上繋がっているはずだよな」や

「ピンク色をしているけど、もう少し赤いはずだよな」とか

実際に観察しているものと教科書的な知識をリンクさせて適宜修正するようなことも。

 

 

絵を描くのが苦手だから…とか、美術が好きじゃない…という人でも

実習はできますし、臨床検査技師になれます!

 

臨床検査技師のお仕事に興味のある方は絵の得意不得意問わず、

オープンキャンパスなど是非ご参加ください!

(by 中学時代の美術の成績1の教員より)

 

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血液検査~特殊染色~

mizuです。

 

本日も血液学実習♪

*注 もちろん他の検査もやってます

 

先日の塗抹標本観察は「普通染色」でしたが、

今回は特定の成分のみを染める「特殊染色」です

細胞の鑑別、疾患の鑑別に有効な染色で

染色結果はカラフルです。

 

さて問題!

この染色は何染色でしょうか?

学んだばかりの2年生ならわかるはず!?

*ヒント:赤芽球は染まらない

 

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血液検査~塗抹標本観察~

mizuです

 

血液実習だらけの5月が終わったけど

6月もそこそこ実習ありまして、

このところ顕微鏡による血球形態観察が続いています。

 

先日は血液塗抹標本*を観察・分類・スケッチしました

*血液をスライドガラスに薄く広げて染色したもの

 

こちらはその時のスケッチ

なかなか特徴を捉えてくれている様子♪

 

さて、問題です。

この白血球の種類は何でしょうか!?

2年生の皆さんなら(もちろん3年生も)分かるはず!

 

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絵心

mizuです。

 

顕微鏡による観察はいくつもあって

尿沈渣・細菌検査・組織診・細胞診・血液などなど

対象成分の特徴を捉え、それをスケッチに残していきます。

細胞の輪郭、核の構造(クロマチン構造)、顆粒、細胞質の状態など

特徴を捉えられているかスケッチを見るのですが

「絵」は個人差が大きくて、本当に特徴が分かったのか心配になるレベルのものから

元美術部ですか?と思えるほどリアルに描かれたものまで

 

どんなスケッチだったとしても自分で見たときに

特徴が分かればいいのですが。

大丈夫かなぁ・・・心配

 

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