湘央医学技術専門学校・湘央生命科学技術専門学校

臨床検査技術学科BLOG

2012年 12月アーカイブ

ノーベル賞

hiraiです♪2012HriDec.gif

 

今日はストックホルム(どこの首都かわかりますか?)でノーベル賞の授賞式が行われます。

iPS細胞で医学生理学賞を受賞された山中伸弥先生は日本の誇りですね。

 

ノーベル賞とはアルフレッド・ノーベルがダイナマイトの発明で得た資産で、遺言通りに運営されている世界的に権威のある賞で、日本人の受賞は19人目となります。

 

さて臨床検査の世界で応用されているノーベル賞の技術としては、2002年に化学賞を受賞された田中耕一先生の研究が、細菌検査の同定に使われています。

 

医療の世界に飛び込んできた学生さん、こういった情報にも耳を傾けて欲しいなと思います。

 

↓↓クリックお願いします


採血針

髙橋です2012ThsDec.gif

 

先日実家に帰った際に我が家のわんこが病気のため点滴をしておりました。

そのとき点滴に使っていた針が気になって見てみると......どこかで見たことがある?20G?

人間も動物も使っている器具はそんなに変わらないのかもしれません。

 

さて、ご存じかもしれまんが、臨床検査技師の業務内容に検査のための血液を患者さんから採る『採血』があります。

↓↓クリックお願いします


続きを読む:採血針

輸血実習「適合血の選択、交差適合試験」

takanoです。2012TknDec.gif

 

本日、臨床検査技術学科2年生は輸血実習でした。

今回の内容は「適合血の選択」と「交差適合試験」。

 

「適合血の選択」は、今までの実習の総まとめのような内容で、

まずサンプルP1についてT & S(ABO血液型、Rh(D)血液型、不規則抗体スクリーニング)を行い、ABO血液型とRh(D)血液型を判定し、不規則抗体の有無を調べます。

不規則抗体スクリーニングで陽性(不規則抗体が有り)となった場合には不規則抗体同定検査を行い、サンプルP1中に存在している不規則抗体の特異性を調べます。

(今回の実習では不規則スクリーニング陽性となるサンプルについて行いました。)

 

これらの結果から、このサンプルP1に対する適合血(輸血しても大丈夫な血液)を選択します。

 

ここまでの内容が「適合血の選択」になります。

 

↓↓クリックお願いします


続きを読む:輸血実習「適合血の選択、交差適合試験」

微生物実習の成果

ishiです。2012IsiDec.gif

 

微生物の取扱いの基礎から始まった1年生の「微生物学実習」も、Aクラスは最終回を迎えました(Bクラスは来週が最終回ですね)。目に見えない相手の扱いに戸惑いながらも、着実に取扱法にも慣れて・・・。

どうですか? 白金耳を手にした構えも堂に入ってきましたね?

m2012120501.jpg m2012120502.jpg

これから、代表的な薬剤耐性菌の耐性パターンを調べるために、抗生物質を希釈して最小発育阻止濃度(MIC)を測定します。

臨床の現場では、簡便なディスク法が用いられることも多いようですが、学生実習では敢えて手もアタマも充分に使ってもらいます。

① 抗生物質を希釈して(うーん 希釈の計算はなかなか出来るようにならない・・・)

② 培地を調製して(これは結構手順良く出来るようになったかな)

③ 菌液を準備して(分光光度計の扱いにも慣れてきた)

④ 抗生物質含有培地に菌を接種して(ちょっと自信がついてきたかも)

⑤ 一晩培養します(これは恒温槽まかせ)

 

手間暇かけた次の日は、判定結果を考察して発表です。

 

↓↓クリックお願いします


続きを読む:微生物実習の成果