湘央医学技術専門学校・湘央生命科学技術専門学校

臨床検査技術学科BLOG

2024年7月9日アーカイブ

臨床化学実習~終

Wです。

 

新カリキュラムでは『免疫化学』のうち前期に臨床化学実習、後期に臨床免疫学実習を履修(1単位・45時間×2科目)します。

 

最後に自動分析装置の話(シングルマルチ型/ランダムアクセス方式/クロスコンタミネーション)と小テストの計算問題の復習をしました。

計算ができないと試薬調製も測定結果の報告もできません。

もちろん、国家試験にも出題されます。

 

①検量線作成(標準液の希釈系列)

②検量線作成・その2(標準液のサンプリング量を変化、容量補正)

③単位の換算(mmol/Lをmg/dLへ)

④試薬調製(%濃度とモル濃度、希釈)

⑤A/G比(TPとALB)

⑥酵素活性測定法(初速度 ΔAbs/minからU/Lへ、モル吸光係数ε)

⑦データの散布度(標準偏差SDではなく変動係数CV[%]で共通化して比較)

⑧血漿浸透圧[mOsm/Kg・H2O]

⑨アニオンギャップ(代謝性アシドーシスの鑑別)

⑩尿素窒素標準液の調製(尿素と尿素窒素)

 

2,3年生は何のために必要な計算か、分かりますよね。

 

↓↓クリックお願いします