Wです。
新カリキュラムでは『免疫化学』のうち前期に臨床化学実習、後期に臨床免疫学実習を履修(1単位・45時間×2科目)します。
最後に自動分析装置の話(シングルマルチ型/ランダムアクセス方式/クロスコンタミネーション)と小テストの計算問題の復習をしました。
計算ができないと試薬調製も測定結果の報告もできません。
もちろん、国家試験にも出題されます。
①検量線作成(標準液の希釈系列)
②検量線作成・その2(標準液のサンプリング量を変化、容量補正)
③単位の換算(mmol/Lをmg/dLへ)
④試薬調製(%濃度とモル濃度、希釈)
⑤A/G比(TPとALB)
⑥酵素活性測定法(初速度 ΔAbs/minからU/Lへ、モル吸光係数ε)
⑦データの散布度(標準偏差SDではなく変動係数CV[%]で共通化して比較)
⑧血漿浸透圧[mOsm/Kg・H2O]
⑨アニオンギャップ(代謝性アシドーシスの鑑別)
⑩尿素窒素標準液の調製(尿素と尿素窒素)
2,3年生は何のために必要な計算か、分かりますよね。