湘央医学技術専門学校・湘央生命科学技術専門学校

応用生物科学科&愛玩動物看護学科BLOG

Tag Archives: DNA

バイオ通信 No.2684「遺伝子の実習しました(Aクラス)」

臨床検査技術学科2年生が、臨床化学実習の中でPCR法の実習を行いました。

 

1日目は、λファージのDNAを鋳型としてPCRにより3種類のDNA断片を増幅しました。

2日目は、増幅であろうDNA断片をアガロースゲル電気泳動により分離して、増幅の有無を確認しました。

普段はあまり使用しない容量のマイクロピペットの取り扱いに緊張しているようでした。

アガロースゲルへのDNA断片のアプライは各自で行いました。

 

写真は、学生達のピペット操作の様子です。

みんな、とても真剣な表情でした。

 

泳動後は染色してUVトランスイルミネーター上でアガロースゲルを観察します。

分子量マーカーも増幅したDNA断片もきれいに観察できました。

左のゲルは増幅したDNA断片がひとつ足りないようです。

何がおこったのか、考察してみましょう♪

 

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バイオ通信No.2605「生化学実習5」

みなさん、こんにちは。

 

今回の生化学実習は、DNAの性質を利用してDNAの定量分析を行いました。

今回定量したDNAは、もちろん、この生化学実習で最初に行ったDNAの分離で得られたDNAです。

まずは、DNAは、紫外線を吸収しますので、この性質を利用してDNAの確認を行いました。

 

得られたDNAを確認するために、吸収スペクトルを作成しました。

吸収スペクトルから波長260nm付近に吸収極大波長があるようです。

DNAは、波長260nm付近の紫外線をよく吸収しますので、これでDNAの確認ができました。

 

DNAの確認だけでは物足りないので、さらにこの吸収スペクトルから

DNAの純度とDNA濃度の推定を行いました。

DNAの濃度は、波長260nmの吸収より計算で求めることができます。

 

そしてさらに、ジフェニルアミン法でもDNAの定量を行いました。

ジフェニルアミンは、DNAに含まれるデオキシリボースと反応し青色になります。

 

この青色は、結構キレイな青色です。学生も驚いていました。

今回は、検量線を用いて定量をしますので、写真はDNA標準液の反応です。

 

色の比較のために並べてみました。

左側が得られたDNA溶液の反応、右側がDNA標準液の反応です。

色の濃さの違いは、DNAの濃度の違いになります。

この溶液を分光光度計で測定して、検量線よりDNAの濃度を求めました。

 

今回の実習は、少し盛りだくさんの内容になりました。

2年生のみなさん、しっかりレポートにまとめてくださいね。

 


バイオ通信No.2382「生化学実習1」

みなさん、こんにちは。

応用生物科学科2年生の共通科目の生化学実習が始まりました。

動物看護コースの学生には、今までの動物看護系の実習とは違う感覚で取り組んでもらいました。

 

今回の実習は、DNAの分離です。

いつもなら、実習の様子をご覧いただくのですが、今回は、実習中の様子が全く撮れませんでした。

すみません。ということで、今回は、こんな感じで実習がスタートしました。

 

先ずは、動物看護コース側のみなさんです。

 

次はバイオコース側のみなさんです。

 

まだまだ、カメラ目線はしてくれませんが、このブログで実習の様子をご紹介したいと思います。

実習の方は、両コースとも、無事にDNAを分離できました。

2年生のみなさん、頑張っていきましょう。

 

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バイオ通信 No.2369「プラスミドの調製」

1年生の遺伝子操作学実習でキットを使用してプラスミドを調製しました。

前培養したプラスミド保有菌液をマイクロチューブへ入れてます。

 

次に微量高速遠心機で遠心して。

 

集菌します。

 

プラスミドは細菌の中に存在する染色体DNAとは独立に自己複製能力をもつDNAです。

 

上清を取り除き、bufferに菌体を再浮遊します。

 

Lysis Bufferを加えて溶菌させます。Lysis Bufferを加えると溶液は青に変わります。

 

Neutralization Bufferを加えて、溶液を中和します。

 

青い色がなくなるまでしっかりと混ぜます。

 

遠心して上清をカラムへ移します。

カラム中のメンブレンへにDNAを吸着させてから、メンブレンを洗浄・乾燥します。

 

カラムへTE bufferを加えてDNAを溶出したら出来上がりです。

プラスミドが調製できたら、アガロースゲル電気泳動を行います。

 

キットを使用するとあっという間に調製できますね。

便利、便利(^^)/

 

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バイオ通信 No.2344「臨床検査技術学科の実習をしました。1日目」

臨床検査技術学科2年生の実習で、PCR法によるDNA断片の増幅を行いました。

 

教室で講義の後、115実習室でPCR反応を行いました。

 

PCR法(Polymerase chain reaction)は二種類のプライマーに挟まれたDNA部分を大量に増幅する方法です。

 

0.5mLマイクロチューブへ鋳型DNA、二種類のプライマー、dNTP、Taq ポリメラーゼ、反応緩衝液を加えていきます。

普段とは違って少量をはかりとるため、みんな真剣な表情です。

 

ひとり1サンプル作ります。

 

入れ忘れがあると反応が起きないので、チェックしながら操作します。

 

マイクロピペットも普段のメーカーと違うので、I先生に目盛りと使用法を確認してもらいます。

 

みなさん、楽しそうです。

 

今回はλファージのDNAを鋳型として使用しています。

増幅出来ますように!(^^)!

 

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バイオ通信No.2201「生化学実習5」

みなさん、こんにちは。

今回の生化学実習は、DNAの定量を行いました。

 

今回定量したDNAは、第1回目の生化学実習のときにブタの肝臓から分離したDNAです。

それでは、実習の様子をご覧ください。

 

こちらは、吸収曲線です。DNAは、260nm付近に最大吸収波長があります。

今回分離したDNAも最大吸収波長が260nm付近にあることが確認できました。

 

DNAの確認ができたところで、余裕のポーズかな?

 

さらに今回は定量ですので、ジフェニルアミン法で定量を行いました。

 

今回も無事に実習は終了。

この実習で1期の生化学実習は終了です。

 

2期からも生化学実習はありますので、2年生のみなさん、しっかり頑張っていきましょう。

 

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バイオ通信 No.2198「アガロースゲル電気泳動」

1年生の検査機器総論でアガロースゲル電気泳動を行いました。

アガロースゲル電気泳動はDNAを分離するときによく使われます。

 

DNA溶液を5μL、サンプル溝へアプライします。

手がぶれないようにしっかりと固定します。

 

ひとりづつ、サンプルをいれていきます。

 

アプライの姿勢は、操作しやすい向きで行います。

 

みんなに見守られながら操作します。

なかなか、いい姿勢で出来ていますね。

 

電気泳動後、染色したらUVトランスイルミネーター上でアガロースゲルを観察します。

 

アガロースゲルを突き破ったり、サンプルが漏れたりしないで上手にアプライ出来ていたようです(^^)/

 

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わんにゃん通信No.1140「実習風景」

こんにちは。

 

応用生物科学科の2年生の生化学実習 第1回目は、ブタの肝臓からのDNAの抽出でした。

長かった春休みを終えて、今年度初の実習・・・

 

細かい作業工程や精密機器の操作を復習しながら、班で作業を分担・協力しながら和気あいあいと取り組んでいました。

 

遠心分離した後、上清をとる作業。

駒込ピペットで注意深く集中して採取。

かっこよく決めてるK君

周りも見守ります。

 

採取後の上清がこちら・・・

とてもきれいにとれました!

 

かなり省略しますが、全行程を丁寧に確実に行ってくれたため、全班DNAを採取することができました。

このDNAは、また後日の実習で使います。

 

生化学実習は細かい作業や繰り返しの作業が多く大変ですが、一緒に頑張っていきましょう。

 

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バイオ通信 No.2145「臨床検査技術学科2年Aクラス」

臨床検査技術学科2年生の臨床化学実習でPCR法の実習を行いました。

 

λファージのDNAを三種類のプライマーを使用してサイズの違うDNA断片を増幅します。

増幅後、アガロースゲル電気泳動により増幅できているのかを確認します。

 

サンプルをアガロースゲルへアプライします。手がぶれないようにしっかりと固定して行います。

 

班員に見守られながら。

 

初めての作業なので緊張気味です。

 

サンプルは少量(5μL)なので、確実に取ります。

 

泳動を開始する前に陽極、陰極の向き、電圧を確認してからスタートします。

 

増幅出来ました(^o^)

 

細かい作業でしたがみんな上手でした!

 

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バイオ通信 No.2144「臨床検査技術学科2年生Bクラス」

臨床検査技術学科2年生の臨床化学実習で、PCR法の実習を行いました。

午前はBクラス、午後はAグラスと3日間集中して行う実習でした。

 

PCR法はポリメラーゼ連鎖反応(Polymerase chain reaction)といいます。

鋳型となるDNAの目的の部分を増幅することができます。二種類のプライマーで目的の部分を挟んで増幅させます。

 

実習ではλファージのDNAを鋳型として3種類のサイズのDNA断片を増幅しました。

増幅後はアガロースゲル電気泳動によりDNA断片の有無をチェックします。

 

アガロースゲルのサンプル溝へサンプルを入れていきます。

 

5μLと少量。ちゃんと入れてね。

 

上手くいったようです。

 

手が震えないようにしっかりと固定して行います。

 

サンプルは静かに入れていきます。

 

電気泳動中は練習問題を。

 

3日間の実習、あっという間に実習が終わってしまいました。

理解していただけたでしょうか。

 

わからなくなったら質問にきてくださいね。

 

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