湘央医学技術専門学校・湘央生命科学技術専門学校

応用生物科学科&愛玩動物看護学科BLOG

Tag Archives: 顕微鏡

わんにゃん通信No.1358「顕微鏡観察🔬」

こんにちは(^_^)

1年生が顕微鏡観察をしています🔬

何を観察しているのでしょうか??

 

観察しているのは、こちらになります。

血球観察をしていました。

 

今回は赤血球と白血球と血小板を観察しました。

その中で、白血球はさらにリンパ球・単球・好中球・好酸球・(好塩基球)に分けて観察していきます。

初めての血球観察でしたが血球の特徴をよく観察してスケッチできていました✍

観察している塗抹標本も自分たちで作製して、染色しました!!

形を覚えたら、血球の役割も覚えていきましょう(*^∪^*)

 

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わんにゃん通信No.1348「糞便検査でハジラミが見つかりました」

みなさん、こんにちは。

応用生物科学科動物看護コース1年生が動物臨床検査学実習Ⅰで糞便検査を行いました。

今回は硫酸亜鉛遠心浮游法である猫ちゃんの便を検査しました。

 

はじめに小試験管に少量の糞便と330g/L硫酸亜鉛溶液を入れて混和します。

 

 

つぎに遠心分離をするために、複数の試験管でバランスを取ります。

 

遠心力が等しくかかるように配置して、2,000rpmで2分間遠心分離します。

2,000rpmとは1分間に2,000回転することを意味します。

 

遠心分離後は比重が低いものが浮游し、高いものが沈殿します。

 

小試験管のフチいっぱいになるまで、こぼしてしまわぬように慎重に加えます。

表面張力で水面が少し膨らんでみえるくらいが理想的です。

 

水面にカバーガラスを軽く押し当てます。

そのカバーガラスをスライドガラスの上に水滴が付着する面を下にして乗せます。

この際に気泡が入らないようにそっと乗せることがポイントです。

 

できあがったプレパラートを顕微鏡で観察します。

 

今回は糞便の中からハジラミが検出されました!

犬や猫の被毛に寄生していたハジラミが、毛繕いによって経口接種した後に糞便と共に排泄されたのか、

ハジラミが完全に密閉されていないキャットフードの保存袋に侵入して、

食事の際に経口接種した場合が考えられます。

その他にもダニとその卵もいくつか検出されました。

 

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わんにゃん通信No.1346「糞便検査ー飽和食塩浮游法ー」

みなさん、こんにちは。

応用生物科学科動物看護コース1年生が動物臨床検査学実習Ⅰで糞便検査を行いました。

今回は飽和食塩水を用いた浮游法を学習しました。

 

はじめに小試験管に少量の糞便と飽和食塩水を入れて、竹串でよく混和します。

糞便は小指の第一関節ほどの量を採取します。

 

混和後、さらにスポイトを使い飽和食塩水を加えます。

小試験管のフチいっぱいになるまで、こぼしてしまわぬように慎重に加えます。

表面張力で水面が少し膨らんでみえるくらいが理想的です。

 

この状態で30分間静置します。

これをすることで飽和食塩水中に浮游する比重の大きい(重いもの)塩や糞便中の食物残渣が沈殿し、

比重の小さい寄生虫卵などが水面に浮游しやすくなります。

 

30分後、水面にカバーガラスを軽く押し当てます。

 

そのカバーガラスをスライドガラスの上に水滴が付着する面を下にして乗せます。

この際に気泡が入らないようにそっと乗せることがポイントです。

 

できあがったプレパラートを顕微鏡で観察します。

 

今回は学校で飼育するわんちゃんの便を検査しましたが、寄生虫卵は認められませんでした♪

 

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バイオ通信 No.2604「実体顕微鏡で拡大すると。。。」

1年生の検査機器総論で顕微鏡を取り扱いました。

低倍率で厚みのあるものも観察出来る実体顕微鏡です。

 

学校に咲いているペラペラヨメナを観察してみました。

 

花の部分を取ってシャーレにのせます。

矢印の部分を拡大すると。。

 

花びらの中でも花が咲いていました。

総合倍率40倍です。

 

中にはこんな昆虫も。

 

アブラムシです。

 

黄緑色やつやら。

 

黄色もいました。ピカチュウ?

 

ミクロの世界へようこそ(^^)/

 

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わんにゃん通信 No.1302「顕微鏡の取扱い・実体顕微鏡」

1年生の検査機器総論で顕微鏡の取扱い方を行いました。

今回は、生物顕微鏡、倒立顕微鏡、実体顕微鏡を使いました。

 

生物顕微鏡で組織標本を観察した後、実体顕微鏡でいろいろなものを観察しました。

実体顕微鏡は比較的低倍率で立体的に見え、厚みのある試料の奥行きや大きさを認識することができます。

昆虫や植物などを主に観察します。

 

ミンミンゼミを観察中です。

 

こちらはアブラゼミのお腹を楽しそうに観察中。

 

早速、スマホで撮影中。。。

 

何を一生懸命に撮影しているのかと思ったら。。。

セミの抜け殻のアップでした。

 

実体顕微鏡は手軽に拡大出来るので、自分の指紋を見たり、硫酸銅の結晶を見たり。

セミは怖いもの見たさで大人気?でした。

 

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バイオ通信 No.2602「顕微鏡の取扱い」

1年生の検査機器総論で顕微鏡について学びました。

 

顕微鏡のメンテナンス等をお願いしている尾崎理化のYさまに講義をしていただきました。

顕微鏡メーカーにもお勤めだったので、顕微鏡の専門家です。

 

講義の後は、実際に顕微鏡を使って取扱い方を教わりました。

 

眼幅を合わせ、視度調整を行います。

疲れない姿勢で観察出来るように。

 

今回はマウスの組織標本を観察しました。

 

観察した標本を撮影中です。

スマホでの撮影はコツがいりますが、すぐに習得していました。

流石です(^^)/

 

顕微鏡はこれからよく使う精密機器です。

大切に使用してくださいね。

 

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わんにゃん通信No.1225「クロスマッチ」

こんにちは。

動物看護コース2年生の動物臨床検査学実習Ⅱで、

血液の交差適合試験(クロスマッチ)を行いました。

 

このテストは輸血をする際、患者の血液と供血者の血液が混合するとき、

凝固などの副作用が起きないか確認するものです。

 

抗凝固剤を用いて採血した両者の血液を遠心分離させ、血球と血漿に分けます。

その後、血球を洗う作業を3回程繰り返し、主試験(患者の血漿とドナーの血球)

・副試験(患者の血球とドナーの血漿)をし、反応を観察しました。

ほんの微量ですので見にくいかと思いますが、まず肉眼で観察します。

(YouTube世代の若い子達の配慮がありがたい・・・)

 

顕微鏡でもしっかり確認します。適合の場合、血球が散らばって確認できます。

不適合の場合は凝集します。

今回2年生は2回目ということもあり、スムーズに作業をしていました。

今はクロスマッチを簡単に行えるキットがありますが、

原理等をしっかり理解して取り扱い出来ればいいなと思います。

 

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バイオ通信No.2187「顕微鏡の取り扱い」

1年生の検査機器総論で顕微鏡の取り扱い方を行いました。

 

顕微鏡の専門家に講義と取扱いについて教えて頂きました。

 

顕微鏡の構造について、取り扱い、注意点などの講義を受けます。

 

取り扱い方は、実際に顕微鏡を使って行いました。

 

より良く観察するための細かい調整を教えて頂きました。

 

組織標本を観察してみました。

 

きれいに観察できたでしょうか。両目で観察出来ましたか?

ただピントを合わせて見ることは簡単に出来ると思います。

 

しかしながら、顕微鏡の構造を理解して、観察したいところをより良く観察出来る技術者になって欲しいのです。

何度も顕微鏡を使い、慣れていきましょう(^o^)

 

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バイオ通信 No.1968「顕微鏡を使ってみました。」

1年生の検査機器総論で顕微鏡の取り扱い方を行いました。
 
毎年、学校の顕微鏡メンテナンスをお願いしている顕微鏡のプロから直々に教えていただきました。

 
きれいにそして長時間観察しても疲れないような設定の仕方を教わります。

 
イスの高さ、接眼レンズの高さ、左右眼幅、視度調整など、自分に合ったものに合わせていきます。

 
実際に標本を観察しながらピントの合わせ方、照明の調整による見え方の変化を確認します。

 
顕微鏡はこれから何度も使用します。
まずは、双眼レンズなので両目で観察できるように慣れて下さいね。
 
しっかりと身につけよう(^^)/
 
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