湘央医学技術専門学校・湘央生命科学技術専門学校

応用生物科学科&愛玩動物看護学科BLOG

Tag Archives: 血液

わんにゃん通信No.1436「生化学実習11」

みなさん、こんにちは。

今回の生化学実習は、動物看護コース2年生の実習の様子をご紹介します。

2期の生化学実習では、分光光度計を使用して血液検査を中心に行っています。

 

それでは、実習の様子をご覧ください。

 

測定が終わるとデータのまとめです。

 

今回は2項目実施しました。

先生方の厳しい目?で確認をしてもらいます。

動物看護コースの2年生も器具・機器の取り扱いがずいぶん慣れてきたようです。

しかし慣れてきたころに、先生方の厳しいチェックがあり、

しっかりデータを取ることを確認していきます。

 

一方、バイオコースの2年生は、卵白アルブミンの定量を行いました。

 

卵白アルブミンの吸収スペクトルです。280nmに吸収がありますね。

 

今回は、ビウレット法で定量を行いました。

気が付けば、今回の実習では、両コースとも青色溶液の測定でした。

2年生のみなさん、データをしっかり測定して、頑張っていきましょう。

 

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わんにゃん通信No.1341「犬糸状虫抗原検査キット」

みなさん、こんにちは。

応用生物科学科動物看護コース1年生が動物臨床検査学実習Ⅰで

フィラリア(犬糸状虫)の抗原検査を行いました。

 

今回は学外の動物病院から提供いただいた、わんこの血液と

フィラリア抗原検査キットを用いて検査を行いました。

この検査キットを利用することで血液検体中の犬糸状虫抗原を検出することができます。

 

はじめに優しく転倒混和をした血液を専用のスポイトで採取します。

 

つぎに犬糸状虫抗体がスポットされた検出板に、採取した血液を滴下窓に1滴滴下します。

 

検査材料が完全に吸収された後に専用の希釈液を2滴滴下します。

 

5~10分後に判定窓の反応線出現の有無を肉眼で観察します。

 

判定を行います。

陽性であればC位置(反応終了部位)および、T位置(検査部)の両方に赤紫色の反応線が出現します。

陰性であればC位置(反応終了部位)のみに赤紫色の反応腺が出現します。

 

今回の結果は陽性でした。

この検体を提供いただいたわんこに対しては、既に駆虫薬による治療が開始されているとのことです。

 

わんこを飼育する際は、犬糸状虫(フィラリア)症を予防するために、

毎月ミクロフィラリア駆虫薬を忘れずに投薬しましょう。

 

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バイオ通信No.2650「血液塗抹標本の作製」

応用生物科学科1年生バイオコースの基礎実験動物学実習、

動物看護コースの形態機能学実習で、血液塗抹標本の作製を行いました。

 

今回の使用血液は、健康なO先生の血液ですが、

これを使って引きガラス法による血液の塗抹、染色はディフクイック染色液で行いました。

 

引きガラス法は個人の手技の差が出やすい手技ですが、

初めてでも上手にできている人が例年より多かったように感じます。

 

上手にできた人は自信を深め、うまくできなかった人はそれが普通ですので、

気を落とさないで今後、精進してくれればよいと思います。

少しずつ手技の精度を上げていきましょう!!

 

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