湘央医学技術専門学校・湘央生命科学技術専門学校

応用生物科学科&愛玩動物看護学科BLOG

Tag Archives: 寄生虫

バイオ通信 No.2831 「目黒寄生虫館へ行ってきました。おまけ」

2年生の食品衛生学実習で、

目黒寄生虫館へ見学に行ってきました。

 

目黒寄生虫館オリジナルグッズを

販売しているミュージアムショップで、

それぞれ気に入った品を購入してきました!(^^)!

 

こちらは立体サナダTシャツです。

サナダムシが立体的にプリントされています。

 

寄生虫かるたです。

一般的なかるたのつもりで購入してきたのですが。。。

かなり専門的で勉強してからでないと楽しめないようです。

写真がキレイです。裏に説明が載っています(^^♪

 

ボールペン、キーホルダー(本物の寄生虫入り)、

手ぬぐい、図鑑など記念に購入してきました。

 

オンラインショップもあるので、

気になる方はそちらをご覧ください。

 

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バイオ通信 No.2829「目黒寄生虫館へ行ってきました❣」

2年生の食品衛生学実習で、

公益財団法人目黒寄生虫館へ見学実習に行ってきました。

 

寄生虫と宿主の関係のパネルです。

 

フラッシュ撮影すると宿主が浮かび上がり、

寄生虫と宿主を一緒に見ることが出来ます。

 

目黒寄生虫館の展示、研究活動、資料保全、施設管理など、

各種事業の維持と発展に少しでもお役にたてるように、

ミュージアムグッズを購入しました。

 

世界中から集められた貴重な寄生虫の展示は、

とても興味深かったようです。

 

干支コレクション~タツノオトシゴとヨウジウオの寄生虫~

特別展示されていました。

 

みなさまもぜひ見学へ行かれてはいかがでしょうか。

おススメです!(^^)!

 

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わんにゃん通信No.1387「アニサキス」

みなさん、こんにちは。

 

動物看護コース1年生が動物臨床検査学実習Ⅰで、アニサキスについて学びましたのでご紹介します。

以下に画像がありますので、寄生虫が苦手な方、食事中の方などはご注意ください。

 

はじめに、アニサキスとはサバ、タラ、イカ、サケ等に寄生する線虫です。

アニサキスの幼虫はヒトにも感染し、消化器官に感染し、

腹痛や嘔吐、アレルギー症状を起こす恐れがあります。

 

今回の実習ではスケソウダラとマサバの体内から、アニサキスの幼虫を採取し、観察しました。

アニサキスの幼虫は内臓器に多く寄生します。

宿主の鮮度が落ちると筋組織へ体内移動をする特徴をもちます。

 

写真は、スケソウダラの内臓に寄生した無数のアニサキスの幼虫です。

(輪状の模様ひとつひとつが虫体です。)

 

ピンセットを使い、幼虫を摘出します。

 

たくさん寄生していました!

 

アニサキス以外にも、ニベリン条虫が寄生していました。

画像からはわかりにくいですが、魚の体内から摘出して

すぐのアニサキスとニベリン条虫は元気よく動きます。

その姿を気に入った数名の学生は、実習終了後に摘出したアニサキスとニベリン条虫を、

生理食塩水が満たされたチューブに入れて自宅に持ち帰ったそうです。

同居のご家族を驚かしていないか心配です・・・。

 

また、今回実習に使ったサバとスケソウダラは、寄生虫を摘出後に学生が自宅に持ち帰りました。

動物看護コース1年生のEくんは2匹も魚を持ち帰り、自宅で美味しく調理したとのことです。

 

アニサキスの感染予防法は、

魚の内臓を食べない、

新鮮な魚を選ぶ、

魚の内臓は新鮮なうちに取り除く、

70度以上でよく加熱する、または-20度以下でよく冷却するなどの方法があります。

 

正しい知識をもち、寄生虫感染症予防をしましょう♪

 

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わんにゃん通信No.1380「愛玩動物看護師国家試験に向けて」

みなさん、こんにちは。

愛玩動物看護師国家試験に向けて、動物看護コース2年生は連日対策授業に参加しています。

この日は、SH先生の寄生虫に関する対策講義です。(2月7日)

 

みなさん、ぐんぐん力をつけてきているようですね。

体調を崩すことがないように、体調管理はしっかりとして、試験本番へ向けて頑張っていきましょう!

現状で体調を崩している方もいますが、焦らずに体調を回復させ、

万全の体調で試験を迎えられるように努めましょうね。応援しています!!!

 

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バイオ通信 No.2700「目黒寄生虫館へ行ってきました!」

バイオコース2年生は、目黒寄生虫館に見学実習へ行ってきました。

公益財団法人 目黒寄生虫館は「寄生虫」を専門に扱う研究博物館です。

アクセスはJR目黒駅 西口から目黒通り沿い(世田谷・環七方面)に直進、徒歩約12分。

 

密にならないように2グループ、時間をずらしての見学です。

1階「寄生虫の多様性」には様々な標本が並んでいます。

 

2階「人体に関わる寄生虫」には有害動物、寄生原虫、人体寄生虫、人獣共通寄生虫が展示されています。

寄生虫の生活環や症例がわかりやすくパネルになっています。

 

次のグループの集合時間に全員でパチリ。

 

興味津々のようです。

 

レポートもあるので、しっかりと見学してくださいね。

 

正面玄関入ってすぐのところに、新しいパネルができていました。

こちらが寄生虫のパネルです。

フラッシュをたいて撮影するとその寄生虫の宿主が現れて見えます。

寄生虫と宿主のセットで覚えられますね。

 

来場者も多く、隠れた人気スポットですね。

2年生も真剣に見学して、おみやげも購入して帰路に着きました。

 

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わんにゃん通信No.1340「はじめての糞便検査」

みなさん、こんにちは。

応用生物科学科動物看護コース1年生が動物臨床検査学実習Ⅰではじめての糞便検査を行いました。

今回は学校飼育犬のみんとと、S先生が飼育する猫ちゃんの糞便を直接法を用いて検査しました。

 

はじめに、スライドガラスの上に生理食塩水を1滴と楊枝の先に付けた少量の糞便を混和します。

 

均一に混ぜます。

糞便の量は多すぎず、少なすぎない適量を混ぜることがポイントです。

 

混ぜた後に、上にカバーガラスをゆっくりと被せます。

空気の泡が混入しないように、丁寧に被せます。

 

 

できた標本を顕微鏡で観察します。

希に、わんちゃんやねこちゃんの体内に虫が寄生していることがあります。

今回の糞便検査では、そのような体内に寄生した虫が、糞便に排泄されていないかを検査します。

 

数十分、中には一時間以上観察をしている学生もいました。

幸い今回の糞便検査では寄生虫が検出されませんでした!

寄生虫はいませんでしたが、糞便中の食べかすや

混入した異物(被毛や食物等)の観察・スケッチを行いました。

 

写真はS先生が飼育する猫ちゃんの糞便の顕微鏡像です。

 

はじめての糞便検査はどうでしたか?

皆さん集中している姿が印象的でした。

これからも、練習を重ねて行きましょう。

 

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わんにゃん通信No.1249「寄生虫・・・」

こんにちは。

動物看護コース1年生の動物臨床検査学実習Ⅰにて、

魚(スケソウダラ・マサバ)から海産性哺乳動物に寄生する寄生虫を取り出しました。

 

海産性哺乳動物とは、イルカやシャチ・アシカ等の事でそれらの動物が終宿主になる

回虫類の中に有名な「アニサキス」がいます。

 

今回の実習で捌かれた魚は、待機宿主になっています。

アニサキスは、人が生きたまま飲み込むと胃に突き刺さり激痛を与えるそうです。

特に日本人は生で魚を食べるという文化がありますので気をつけなければいけません。

 

魚を捌いた経験がない学生も多い中、みんな一生懸命作業をしてくれました。

内臓を取り出してみますとこんな感じでたくさんの寄生虫が・・・

 

表面に白く見えているモノ、すべて寄生虫です。

ピンセットで膜を取り、一匹一匹丁寧に取り出していきます。

 

今回採取出来たのは「アニサキス」と「ニベリン」という寄生虫です。

 

寄生虫の生活環や寄生部位、

寄生された時の症状等を知っておくと迅速な対応が出来ると思います。

 

しっかり火を通したり等で調理をしましたら問題はありませんので、魚を嫌いにならないでください!

とても楽しい実習でした。

 

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わんにゃん通信No.1207「寄生虫」

こんにちは。

 

動物看護コース2年生の動物臨床検査学実習Ⅱにて、ウサギの蟯虫卵とノミの卵を顕微鏡でみました。

上の写真はセロハンテープで採取したウサギの蟯虫卵です。

 

ウサギ蟯虫はウサギの肛門まで出てきて肛門周辺の皮膚に産卵します。

セロハンテープで肛門周りをペタペタすると虫卵が採取出来る形です。

蟯虫は感染していても無症状のことが多いですが、便の表面に付着するため不快に思う場合は駆虫します。

 

少し見にくいですが、中央の毛に絡まっているものがノミの卵です。

成虫は動きまわり探すことが困難な場合が多いですが、

セロハンテープの採取法で簡単に見つけることができます。

 

1度見ることにより、「こんな風に見える」という経験は現場に出て実際に鏡検する際、

必ず役に立つと思いますので、しっかり脳に焼き付けておきましょう。

 

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わんにゃん通信No.1202「糞便検査~脂肪・炭水化物」

こんにちは。

動物看護コース2年生の動物臨床検査学実習Ⅱでは、染色液を使用した糞便検査を実施しました。

 

今までの糞便検査は、寄生虫の感染の有無や腸内細菌の状態を観察することをやってきました。

今回はズダンⅢとルゴールという染色液を使い、便の中に脂肪や糖質(デンプン)が混じっていないかを調べます。

これらの有無を調べることで、消化機能の状態や消化液の分泌が正常に行われているかが分かります。

 

今回は染色後の変化を観察してもらうため、実習前に学校犬の便にオリーブオイル(脂肪)と片栗粉(デンプン)を混ぜたものを用意。

ご飯前に読まないほうがいいブログになってしまいそうですが...

 

スライドガラスの上に「生理食塩水」「ズダン」「ルゴール」で溶かした便をセットし、鏡検します。

 

ズダンⅢで染色された検体は、脂肪がこのように見えます↓

オレンジ色が脂肪です。

 

糞便の中に脂肪が見えるということは、消化液中の脂肪分解酵素リパーゼが減っている可能性があります。

膵臓の疾患が疑われるかもしれません。

 

ルゴールはこんな感じ↓

黒紫色に見えるのがデンプンです。

 

糞便の中にデンプンが見えるということは糖質の吸収・消化障害があるかもしれません。

今回は意図的に仕組んだ検体を観察してもらいましたが、今後別の検体で調べてみましょう。

 

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わんにゃん通信No.1147「ノミ・ダニ予防薬」

みなさん、こんにちは。

動物看護コース2年生が動物臨床看護学実習で、ノミ・ダニの予防薬について学びましたのでご紹介します。

 

暖かい季節になると、ノミやダニ等の外部寄生虫が動物に寄生しやすくなります。

獣医療ではノミ・ダニ用の予防薬が取り扱われ、様々な方法で動物の健康を守ることが出来ます。

 

今回の実習では、

動物の体表に液状の薬剤を滴下するスポットタイプの予防薬と、

 

経口接種による投与ができる美味しいお薬、チュアブルタイプの

投与方法を体験しました。

 

スポットタイプの予防薬はプラスチック容器内の薬剤を皮膚に滴下させます。

 

薬剤が時間を掛けて皮膚の皮脂をつたうことで、全身の皮膚を予防薬で覆います。

 

動物が投与箇所を舐めてしまわないように、背面の首に滴下させることがポイントです。

 

スポットタイプまたはチュアブルタイプによる予防を行うことで、

おおよそ1カ月間効果が持続され、ノミ・ダニの感染を防ぐことができます。

 

ノミ・ダニが棲息しやすい暖かい時期は、毎月の投薬を忘れずに行うようにしましょう♪

 

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