湘央医学技術専門学校・湘央生命科学技術専門学校

応用生物科学科&愛玩動物看護学科BLOG

Tag Archives: 実習

わんにゃん通信No.1346「糞便検査ー飽和食塩浮游法ー」

みなさん、こんにちは。

応用生物科学科動物看護コース1年生が動物臨床検査学実習Ⅰで糞便検査を行いました。

今回は飽和食塩水を用いた浮游法を学習しました。

 

はじめに小試験管に少量の糞便と飽和食塩水を入れて、竹串でよく混和します。

糞便は小指の第一関節ほどの量を採取します。

 

混和後、さらにスポイトを使い飽和食塩水を加えます。

小試験管のフチいっぱいになるまで、こぼしてしまわぬように慎重に加えます。

表面張力で水面が少し膨らんでみえるくらいが理想的です。

 

この状態で30分間静置します。

これをすることで飽和食塩水中に浮游する比重の大きい(重いもの)塩や糞便中の食物残渣が沈殿し、

比重の小さい寄生虫卵などが水面に浮游しやすくなります。

 

30分後、水面にカバーガラスを軽く押し当てます。

 

そのカバーガラスをスライドガラスの上に水滴が付着する面を下にして乗せます。

この際に気泡が入らないようにそっと乗せることがポイントです。

 

できあがったプレパラートを顕微鏡で観察します。

 

今回は学校で飼育するわんちゃんの便を検査しましたが、寄生虫卵は認められませんでした♪

 

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わんにゃん通信No.1345「わんちゃんの耳掃除」

みなさん、こんにちは。

応用生物科学科動物看護コース2年生がグルーミング実習Ⅱでわんちゃんの耳掃除を学びました。

今回は学外の施設にお借りしている、柴犬のじゅんこちゃんに協力してもらいました。

 

鉗子という専用の器具に柔らかくほぐした乾綿を外れないように、しっかりと巻き付けます。

 

専用の洗浄液を数滴つけ、耳の中の汚れを拭き取ります。

耳の皮膚は薄く、痛みを感じやすい部位です。優しく掃除を行います。

 

乾綿が汚れる度に、新しく乾綿を付け替えます。

今回はたくさん耳垢がとれました!

 

犬の耳は人間の耳に比べて汚れが溜まりやすい構造をしています。

耳の穴の中から異臭がする、耳垢汚れが多い、わんちゃんが頻繁に耳をかゆがる等の症状がみられた際は、

動物病院で耳掃除と耳の検査をしてもらうことをおすすめします。

 

実習終了後じゅんこちゃんは耳がすっきりしたのか、嬉しそうに部屋の中を駆け回って遊んでくれました♪

 

この度は実習にご協力くださりありがとうございました。

かわいいじゅんこちゃんにまた会える日を楽しみにしています。

 

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バイオ通信No.2665「化学実習4」

みなさん、こんにちは。

今回のバイオコース1年生の化学実習は、モル吸光係数を求めました。

最初に濃度のわかっている溶液を希釈して、ランバートベアーの法則を確認します。

その後、計算によりモル吸光係数を求めます。

それでは、実習の様子をご覧ください。

 

希釈系列の調製しました。この溶液の吸光度を測定します。

 

今回は、各自調製した溶液を測定しました。

 

測定後、結果のまとめを行います。

 

ここまでは順調です。そして、いよいよモル吸光係数を求めます。

ちらほらみんなで相談が始まりました。ツッコミに備えて計算の確認をしているようです。

 

実習操作は、各自で行いましたが、最後の計算は、みんなで確認ができたようです。

わからないときに、みんなで協力して出来るのが今年の1年生ですね。

この調子で頑張っていきましょう。

 

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わんにゃん通信No.1342「マウス」

こんにちは。

1年生の「基礎実験動物学実習」及び「動物形態機能学実習」にて、

実習に協力して頂くマウスが雄雌各20匹ずつ入りました。

基本的には外部生殖器と肛門との距離で雌雄判別はしますが、

見た目の雰囲気でどちらがオスかメスかが分かりますでしょうか?

やはりオスのほうががたいがよく、メスは丸みをおびていて優しい雰囲気があります。

 

今回1年生はマウスの馴化と保定の練習をしました。

保定とは処置がしやすいように、また動物がケガをしないようにポイントを押さえて動きを封じること。

その保定がしやすいように、マウスに対するストレスが少なくなるように馴化をします。

 

簡単そうにみえて難しいのが、小動物の扱いです。

力加減や押さえる所を間違えると窒息死してしまいます。

 

腹腔内投与や経口投与時の保定の形です。

保定時も動物の呼吸や粘膜の色に変化ないか等、注意深く観察しながら行います。

 

動物看護師は国家資格取得後、採血や投与の実施も認められていますので、とても大事な技術になります。

一緒に頑張りましょう。

 

動物看護コース1年生が、マウスのお世話の当番を話し合っている写真です。

愛情に溢れた学生さん達で、とても嬉しいです。

実験動物といえども大切な命です。

感謝しながら実習に取り組みましょう。

 

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バイオ通信No.2662「グラム染色操作」

みなさん、こんにちは。

応用生物科学科1年生の「微生物学実習」で、グラム染色を行いました。

 

先日、分離培養の操作を経験しましたが、培養後のプレートがこれです。

写真がわかりづらいですが、白い小さなコロニーとベージュがかった

少し透明感のあるコロニーの2種類があるのが、おわかりになりますでしょうか!?

 

それぞれから釣菌してスライドグラスに取り、それを火炎固定した後・・・

 

グラム染色をしました。

 

この日の実習は、他にも盛りだくさんの内容だったので、

残念ながらこの日は顕微鏡で鏡検できませんでした。

どのように観察できたかは、後日改めてお届けしますね。

(でも、1000倍の顕微鏡写真の撮影は、難しいんだよな・・・)

 

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わんちゃん通信No.1339「柴犬のともこちゃんとミニチュア・ダックスフンドのテーラーちゃんにご協力いただきました」

みなさん、こんにちは。

応用生物科学科動物看護コース2年生のグルーミング実習Ⅱでは、

学外の施設からわんこをお借りしてグルーミング実習を行っています。

 

今回は柴犬のともこちゃんと、ミニチュア・ダックスフンドのテーラーちゃんに来ていただけました。

 

ともこちゃんは実習中とても協力的で、お利口にしてくれていました。

 

テーラーちゃんは遊ぶことが大好きです。

 

ドッグランで元気よく走り回っていました♪

 

手を差し出すと甘えてきてくれます。

 

今回はグルーミング実習にご協力くださりありがとうございました。

かわいいともこちゃんとテーラーちゃんにまた会える日を楽しみにしています。

 

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バイオ通信No.2660「化学実習3」

みなさん、こんにちは。

今回のバイオコース1年生の化学実習は、吸収スペクトルの作成を行いました。

バイオサイエンス実習でも行いましたが、今回は、赤色、青色、黄色の3色です。

分光光度計の便利な機能(波長スキャン)を用いて行いました。

分光光度計の機能に少し驚きもあったようです。機器の取り扱いはしっかり行っていきましょう。

 

測定データがそろったら、データのまとめです。

分光光度計でも吸収スペクトルは作成してくれますが、ここはしっかり各自で作成です。

グラフの意味と書き方をしっかり考えながら、作成をしました。

赤色、青色、黄色の大まかな極大波長は忘れずに。

では、次回も頑張っていきましょう。

 

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わんにゃん通信No.1331「ワンコの身体検査」

こんにちは。

動物看護コース1年生の「動物内科看護学実習」にて、

学校犬の一般身体検査をグループごとに実施しました。

 

異常はないか変化はないか、痩せすぎていたり太りすぎていたりしないか、

ニオイはどうか等々全身をくまなく触り、臭いを嗅ぎ、診て観察していきます。

聴診器を使用し心拍数を数えたり、股動脈と脈拍数が一緒か確認もしました。

 

検査されている学校犬ぽてとさんの様子です。

 

顔がなんとも・・・

意識は何処へ?

 

1年生は肛門腺の場所も教わりました。

肛門腺とは、肛門の内側(4時と8時の方向にあるとよく言われます)にある臭いの分泌腺です。

赤くマークしている所にわらびくんの肛門腺(肛門嚢)があります。

尾の付け根をしっかり持つと分かりやすいです。

 

ここに分泌液が溜まり、通常は排便時に一緒に排出されるのですが、

小型犬はうまく排出されない子が多く居ます。

溜まりに溜まってしまうと袋なので破裂(肛門腺破裂)してしまったり、

炎症をおこしてしまったりするので定期的なケアが必要です。

肛門腺絞りは少しコツがいりますが、動物看護師として出来るように練習しましょう。

 

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バイオ通信No.2652「化学実習2」

みなさん、こんにちは。

 

今回のバイオコース1年生の化学実習は、分光光度計の使用方法を行いました。

今回使用する分光光度計は、U-5100という機種です。

バイオサイエンス実習では使用していなかった機種なので、今回使用方法を学びました。

 

では、その様子をご覧ください。

基本的な使用方法はほとんど変わりませんが、設定方法などが異なるため、

みんなで確認をしながら全員で交代で測定を行いました。

 

 

U-5100は、今までの機種にはなかった機能があるので、少し感動があったようです。

やはり機器に関しては、新しい機種は便利な機能がたくさんありますね。

便利な分、大切なことを忘れてしまうこともあるので、気をつけて取り扱っていきましょう。

 

1年生のみなさん、今後は使っていきますからしっかりマスターしてくださいね。

 

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バイオ通信No.2651「天然酵母のスクリーニング」

今年度もバイオコース2年生の「発酵実習」で、天然酵母のスクリーニングがはじまりました。

各班で、酵母が存在しそうなサンプルを準備して、培養しています。

はたしてアルコール発酵能の高い酵母を見つけることができるでしょうか!?

 

なかなか難しいとは思いますが、目的の酵母が得られるといいですね。

 

実験は、はじまったばかり・・・まだまだ続きます。

 

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