湘央医学技術専門学校・湘央生命科学技術専門学校

応用生物科学科&愛玩動物看護学科BLOG

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バイオ通信 No.2848「2023年度 卒業式」

2024年3月13日は、本校の卒業式でした。

 

応用生物科学科はバイオコース9名、動物看護コース24名、計33名が湘央生命科学技術専門学校を巣立っていきました。

 

集合写真ではポーズ決めが大切です。

 

なぜか毎年花をくわえます(^^♪

 

今年は講師の先生方も、お祝いに来てくださいました!

 

バイオコース

 

動物看護コース

 

卒業おめでとうございます!

 

今年度は卒業祝賀会も行われました。

 

会場へ移動してください。。。

2階となります。。

 

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バイオ通信No.2847「問題集出版のご紹介」

みなさん、こんにちは。

 

2月22日(木)に、

「毒物劇物取扱者オリジナル問題集 改訂新版」が技術評論社から発売されました。

 

この問題集は、私 hana とtake 先生が執筆し、

先に出版されている「毒物劇物取扱者オリジナル問題集」を

リニューアルしたものです。

 

様々な形式で出題される「毒物劇物取扱者試験」の問題に慣れながら、

基本的な事項をしっかりと体系的に

マスターしてもらうことを目的として、作成しています。

 

ご好評をいただいている「第3版 毒物劇物取扱者合格教本」と、

付録のダウンロード資料「暗記プリント」で覚えた知識を確認するのに有効ですし、

問題集単独でも基礎知識の習得には、

充分な力を発揮するものになっているのではないかと思っています。

 

この問題集は赤色のチェックシート(下敷等)で、

重要事項が消えるようになっていますが、

(私は目を見開いて見えないかどうか確認してしまうタイプですが、

うっすら見えます。すみません)、

チェックシートは付属していません。

 

重ね重ね、ごめんなさい。

書店等で見かけた際には、ぜひ、立ち読みしてみてください(笑)。

 

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バイオ通信No.2846「就職決定者紹介 その2」

みなさん、こんにちは。

 

前回に引き続き、

ブログ掲載を承諾してくれた就職決定者を紹介いたします。

 

就職決定者紹介の2人目は、

日興産業株式会社に入社が決まっているONさんをご紹介します。

 

それでは、ONさんにインタビューしてみましょう。

 

―――「就職活動はどうでしたか?」

 

私はもともとあがり症で、自己PRが不得意でした。

そのため、面接には不安がありました。

 

ですが、そのことをキャリア支援室の方々へ相談したところ、

温かい励ましをいただきました。

 

キャリア支援室で面接練習を行い、

また、採用試験の面接では面接官にも恵まれ、

想像していたよりも安心して就職活動ができました。

 

―――「卒業後はどんな仕事に携わりますか?」

 

潤滑油や石油化学製品の、

品質管理や検査を行う業務に携わる予定です。

 

―――「将来の夢は?」

 

潤滑油や石油化学製品の品質管理や検査を通して、

社会を支え、人々のお役に立てる、

丁寧な仕事のできる人になりたいと考えています。

 

―――「ブログを見てくれている人へのメッセージ」

 

私はバイオコースの中で、一番最後に内定をいただきました。

 

自分が最後という焦り、自己分析が苦手ということもあり、

だいぶ就職活動に苦戦しました。

 

ですが、最後には、

とても雰囲気のよい会社から内定をいただくことができました。

 

就職も諦めずに挑戦していけば、

きっとよいご縁に巡り会うことができるはずだと私は思います。

 

ONさん、インタビューにご協力いただきありがとうございました。

これからのご活躍を心より応援いたします。


バイオ通信No.2845「就職決定者紹介 その1」

みなさん、こんにちは。

 

先日こちらのブログにて、

今年度の応用生物科学科バイオコース卒業者の

進路が全員決定したことをご報告いたしました。

 

その中の一部ではありますが、

ブログ掲載を許可してくれた就職決定者をご紹介します。

 

今年度の就職決定者紹介の一人目は、

日揮ユニバーサル株式会社に入社が決まっているKYさんをご紹介します。

 

それでは、KYさんにインタビューしてみましょう。

 

―――「就職活動はどうでしたか?」

 

初めての就職活動ということもあり、最初は勝手がわからず、

就職の幅を狭めすぎてしまい、なかなかうまく進まずにいました。

 

しかし、先生方よりいろいろなアドバイスをいただき、

日揮ユニバーサル株式会社へエントリーすることを決めました。

 

会社説明会に参加し、採用試験に進むと、

先生方と共にキャリア支援室の職員の方々が、

履歴書添削や面接練習などを通し、的確なアドバイスをくださいました。

 

先生方、キャリア支援室の方々のご協力もあり、

無事に内定を勝ち取ることができました。

 

―――「卒業後はどんな仕事に携わりますか?」

 

日揮ユニバーサル株式会社は、

石油精製・石油化学用触媒、環境浄化用触媒など、

私たちの身近で利用されている様々な触媒を生産して、

環境問題の解決にも貢献している会社です。

 

私は、触媒の試験分析の業務に携わる予定です。

 

―――「将来の夢は?」

 

将来の夢は、まだ具体的には決めかねています。

ですが、仕事をしながら、学びを重ね、

具体的な将来の夢を見つけたいと思っています。

 

―――「ブログを見てくれている人へのメッセージをお願いします。

 

湘央学園では数多くの資格を取得することができたため、

就職に対し大きな不安なく、スムーズに進めることができました。

 

自分が前向きに取り組めば、

就職活動も結果が必ずついてくるのだと思います。

 

KYさん、インタビューにご協力いただきありがとうございました。

これからのご活躍を心より応援いたします。

 

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バイオ通信 No.2842「卒業アルバム作成中」

2年生バイオコースが、卒業アルバムの作成を始めました。

 

学生が自由に写真を切り貼り出来るページが何枚かあるので、

テーマを決めたりしながらうまい具合に貼っていました。

 

今はデコレーション中です。

 

こちらは、アルバム作成の合間に、

自動車免許を取得するための効果測定の勉強中です。

 

教室の方が集中できるのでしょうか。。。

 

みなさま、もうすぐ卒業ですね!(^^)!

2年間はあっという間でしたね。

 

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バイオ通信 No.2841「遺伝子操作学実習・実技試験」

1年生の遺伝子操作学実習では、

実習最終日に実技試験を行います。

 

内容はプラスミドの調製と、

アガロースゲル電気泳動です。

 

プラスミドの調製法はボイル法か、

アルカリ-SDS法どちらかを覚えて操作します。

 

もちろん、アガロースゲル電気泳動で使用する、

アガロースゲル電気泳動用bufferも各自で調製します。

 

アガロースゲルは何%の濃度でしたっけ?

 

アガロースゲルは電子レンジで溶解します。

突沸には気を付けて。

 

遠心分離における注意事項は何ですか?

 

アルコール沈殿後は、

プラスミドを真空デシケーターで乾燥します。

 

プラスミド溶液が出来ましたら、

アガロースゲル電気泳動を行います。

 

DNA溶液とローディングbufferを混ぜてから、

サンプル溝へアプライしていきます。

 

プラスとマイナスの向きを間違えないように。

DNAは泳動用buffer中でマイナスに荷電しています。

 

アプライも上手になりましたね!

 

実技試験では、

プラスミド抽出、電気泳動操作もチェックしていますが。。。

それよりも、基本操作をきびしくチェックしています。

 

実習の最初と最後に手洗いをして、

テーブルを拭いているか。

 

天秤の水平はとっているか、

使用後はキレイに拭いているか。

 

器具の取り扱い方、洗浄法、

遠心機の使用法などなど。。。

 

1年間に習った事が身についていますか?

忘れちゃった方は復習しておいてくださいね♪

 

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バイオ通信 No.2839「微生物学実習・実技試験1」

1年生の微生物学実習では、実習の最後に実技試験があります。

 

1日目は分離培養です。基本操作が中心となります。

 

白金耳の取り扱い方、

火炎滅菌の方法、

シャーレの持ち方など、

今まで行ってきた操作の確認です。

 

試験管から白金耳を使って菌をとります。

 

白金耳の火炎滅菌は内炎から。

 

外炎を使って白金耳全体を赤くなるまで焼きます。

 

37℃、1晩培養して、

2つの菌が分離できていればOKです。

 

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バイオ通信 No.2838「腸内細菌の同定・その3」

1年生の微生物学実習で、

腸内細菌の同定を行っています。

 

保存した菌を斜面培地から液体培地へ植えて、

1時間半程培養します。

増菌した培地から、確認培地へ植菌します。

 

確認培地はTSI培地(半高層)、SIM(高層)、

シモンズクエン酸培地(斜面)、VP培地(液体)です。

 

37℃、1晩培養後、判定していきます。

 

確認培地の色の変化、ガス産生の有無、運動性など

 

菌によって性質が変わります。

自分の選んだ未知検体を総合的に同定していきます。

 

こちらは未知検体4種類分のTSI半高層培地です。

赤、黄色に色が変化しているもの、

ガスの産生により培地が浮き上がっているもの、

黒くなっているものいろいろありますね。

 

TSI培地は腸内細菌の鑑別に使用され、

ブドウ糖、乳糖および白糖の分解性、

ガス産生性、硫化水素の産生性がわかります。

 

班員と相談しながら、観察します。

 

左からTSI培地、SIM培地、

シモンズクエン酸培地、VP培地と並んでいます。

 

培地が黒くなっているので、

硫化水素が産生されシモンズクエン酸培地が青く変化しています。

 

SIM培地には試薬を重層したら赤紫色になりました。

こちらは上の試験管よりも黒くなっています。

TSI培地は赤、ガスを産生、

シモンズクエン酸培地が青く変化しています。

 

こちらは上の2つと違ってTSI培地が黄色に変化、

黒くはなっていません。

 

SIM培地へ試薬を重層したら赤紫色に変化しました。

 

こちらはTSI培地が黄色に変化しています。

 

これらの結果から4種類の菌を同定します。

 

今回の未知検体4種類は、

E.coil、Salmonella、Klebsiella、Proteusです。

 

実習では4つから同定しましたが、

実際は何もわからないところから同定していくので

大変な作業となりますね。

 

2年生の食品衛生学実習では、

同定キットを使用して行います。

 

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バイオ通信 No.2837「シャーレを滅菌しました。」

1年生の微生物学実習で、

シャーレを滅菌しました。

 

プラスチックシャーレへ培地を入れて、

平板培地を作製します。

 

平板培地には細菌を分離培養します。

 

実習が終わったら滅菌して廃棄します。

オートクレーブでの滅菌条件は121℃、2気圧、20分。

プラスチック製品のシャーレはこんなにぐちゃぐちゃに変形します。

 

たくさんのシャーレを一気に滅菌したところ。。。

 

ハートのオブジェが出来ました(≧▽≦)

ドットはコロニー数を数えた時のなごりです。

 

今日はバレンタインデー・・・

バイオらしい!?バレンタインデーでしょ?

 

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バイオ通信 No.2828「バクテリオファージ」

1年生の微生物学実習で、

バクテリオファージの実験を行いました。

 

55℃恒温槽で軟寒天培地を保温しておきます。

 

T先生のデモンストレーションを見て、操作の流れを確認します。

 

まずは、ファージ液の希釈を行います。

 

10倍希釈を6回行って、10-6(100万倍希釈)まで。

 

軟寒天培地へ宿主菌と希釈したファージ液を加えてよく混ぜ、

平板培地に重層します。

 

培地全体へ広げます。

 

宿主菌にファージが感染して、

溶菌するとプラークを形成します。

 

左のシャーレは全面に菌が生えています。

右のシャーレは宿主菌にファージが感染し、

ほぼ溶菌してしまっています

(左より、右の方が透明っぽいのわかりますか?)。

 

こちらはプラークが数えられます。

丸く抜けて見えるのがプラークです。

 

バクテリオファージは細菌に感染するウイルスです。

 

ウイルスは小さいので、

光学顕微鏡下では数えられないのもあり、

宿主に感染させて溶菌されるという、

その変化を利用してウイルス量を調べていきます。

 

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