湘央医学技術専門学校・湘央生命科学技術専門学校

応用生物科学科&愛玩動物看護学科BLOG

Tag Archives: ノミ

わんにゃん通信No.1207「寄生虫」

こんにちは。

 

動物看護コース2年生の動物臨床検査学実習Ⅱにて、ウサギの蟯虫卵とノミの卵を顕微鏡でみました。

上の写真はセロハンテープで採取したウサギの蟯虫卵です。

 

ウサギ蟯虫はウサギの肛門まで出てきて肛門周辺の皮膚に産卵します。

セロハンテープで肛門周りをペタペタすると虫卵が採取出来る形です。

蟯虫は感染していても無症状のことが多いですが、便の表面に付着するため不快に思う場合は駆虫します。

 

少し見にくいですが、中央の毛に絡まっているものがノミの卵です。

成虫は動きまわり探すことが困難な場合が多いですが、

セロハンテープの採取法で簡単に見つけることができます。

 

1度見ることにより、「こんな風に見える」という経験は現場に出て実際に鏡検する際、

必ず役に立つと思いますので、しっかり脳に焼き付けておきましょう。

 

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わんにゃん通信No.1147「ノミ・ダニ予防薬」

みなさん、こんにちは。

動物看護コース2年生が動物臨床看護学実習で、ノミ・ダニの予防薬について学びましたのでご紹介します。

 

暖かい季節になると、ノミやダニ等の外部寄生虫が動物に寄生しやすくなります。

獣医療ではノミ・ダニ用の予防薬が取り扱われ、様々な方法で動物の健康を守ることが出来ます。

 

今回の実習では、

動物の体表に液状の薬剤を滴下するスポットタイプの予防薬と、

 

経口接種による投与ができる美味しいお薬、チュアブルタイプの

投与方法を体験しました。

 

スポットタイプの予防薬はプラスチック容器内の薬剤を皮膚に滴下させます。

 

薬剤が時間を掛けて皮膚の皮脂をつたうことで、全身の皮膚を予防薬で覆います。

 

動物が投与箇所を舐めてしまわないように、背面の首に滴下させることがポイントです。

 

スポットタイプまたはチュアブルタイプによる予防を行うことで、

おおよそ1カ月間効果が持続され、ノミ・ダニの感染を防ぐことができます。

 

ノミ・ダニが棲息しやすい暖かい時期は、毎月の投薬を忘れずに行うようにしましょう♪

 

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わんにゃん通信No.1105「ノミの観察」

みなさん、こんにちは。

 

動物看護コース1年生が動物臨床検査学実習で外部寄生虫の観察を行いました。

 

今回はノミを鏡検しましたのでご紹介します。

 

写真はノミの鏡検像です。

 

実習ではネコノミとイヌノミの2種類の雌雄判別を行い、スケッチをしました。

 

日本に棲息するノミの多くはこのネコノミです。

 

小さなからだではありますが、様々な感染症を多くの動物に伝染させる恐れのある生物です。

ペットに感染をさせないよう、現在予防薬でしっかりと予防を行いましょう♪

 

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