湘央医学技術専門学校・湘央生命科学技術専門学校

応用生物科学科&愛玩動物看護学科BLOG

Tag Archives: 実習

バイオ通信No.2612「生化学実習6」

みなさん、こんにちは。

2期も始まり、2年生の生化学実習もコース別になり、

バイオコースの今回の実習は、卵白アルブミンの分離を行いました。

 

まずは、卵を卵白と卵黄に分け、卵白をろ過します。

 

ろ液に酢酸を加えると、タンパク質が変性してきました。

 

遠心をして、上清を回収しました。

 

次に卵白に含まれるグロブリンを沈殿させ除きます。

 

これを遠心し、上清に硫安を加え、アルブミンを析出させます。

 

真っ白な沈殿がでてきました。

 

遠心により、沈殿を回収し、水に溶解して透析を行いました。

 

脱塩(透析)後、次回の実習でタンパク質の定量を行います。

分離操作は、物質を性質を利用することも多く、物質を理解する上では、勉強になりますね。

2年生のみなさん、しっかり頑張っていきましょう。

 

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わんにゃん通信No.1311「強制給餌」

 

こんにちは。

動看護コース2年生「動物臨床看護学実習」にて強制給餌の実習を行いました。

 

強制給餌とは、フードや水を自発的に摂取しない子に対して、

シリンジや指などを使って強制的に与えることです。

経口投与薬を確実にのませる練習もしました。

 

ドライフードを細かくすり潰し水を加えた流動食やウエットフードをシリンジに詰めて給餌したり、

団子状にしたものを上顎に擦り付けるように食べさせたりなど、

いろんな方法で食べさせる練習ができました。

 

学校犬は、みんな健康体ですので、与えられるものはバクバク食べてくれます・・・

練習にならない!なんて子も。

 

学校犬のさくらにシリンジを使って給餌をしているところです。

歯の隙間から上手に給餌してます。

 

上顎に団子状にしたウエットフードを擦り付けて食べさせているところです。

錠剤をウエットフードで隠して投薬する場合もあります。

保定者・投与者ともに声をかけながらうまく給餌できていました。

おいしいウエットフードをもらえるので学校犬もハッピーな実習内容です。

 

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わんにゃん通信No.1307「フィラリア検査🦟」

こんにちは(^_^)

今年も学校犬のフィラリア検査を行いました。

 

フィラリア検査は去年の予防が確実に行えていて安全に予防薬を投薬できるかを

確認するためにとても大切になります。

フィラリア予防薬はフィラリア感染犬に投薬してしまうと

アレルギー症状・痙攣・嘔吐・食欲不振など様々なことがおきてしまうことがあります。

しつかり検査していきましょう!!

 

検査には血が必要なので採血していきます。

 

抗原検査キットを使用してフィラリアに感染していないか調べます。

 

学校犬はみんな陰性(感染していない)でした♪

ラインがCの部分のみだと陰性になります。

陽性(感染している)場合にはCとTの部分にラインが入ります。

 

写真は上が陽性で下が陰性になります。

これで安心して今年も予防ができます♪

しっかり予防して動物達の健康を守っていきましょう!!

 

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わんにゃん通信No.1306「入院ケージ清掃🧹」

こんにちは(^_^)

 

動物飼育管理実習Ⅰで入院ケージを清掃しました🧹

入院ケージは常に衛生的にしておかないといけません。

隅々まで清掃していきましょう!!

 

先ずは入院ケージの中を汚れが少ない面から拭いていきます(天上→側面→床)

 

奥をしっかり拭くのに身体半分が中に入っている学生もいました。

 

扉が汚れているときは拭くだけでは無く、外して洗うこともあります。

編み目に沿って洗います。

 

綺麗に清掃出来ました♪

清掃は基礎中の基礎ですがとても大切です。

これからも、隅々まで綺麗な飼育室を保つように掃除をお願いします(*^_^*)

 

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バイオ通信 No.2608「MS培地を調製しました。」

1年生の細胞組織学実習でムラシゲスクーグ(MS)培地を調製しました。

植物の組織培養で広く使用されている培地です。

 

調製量の8割程度の蒸留水へ培地調製用の濃厚溶液I~V、ショ糖を所定量加えます。

メスアップ後にKOHを添加してpHを5.7~5.8へ調整します。

 

マイクロピペットでKOHを少量づつ添加していきます。

 

pH5.8を越えてしまうとやり直しです。

pH値を見ながら慎重に加えていきます。

 

pH調整が終わったら、培地固化剤であるジェランガムを入れます。

必要量を天秤で測り取ります。

 

ジェランガムを電子レンジで溶解させます。

突沸しないように見守ります。

 

溶解後、マヨネーズ瓶へ分注してオートクレーブ滅菌します。

MS培地の出来上がりです。

培地調製はしっかりと身につけていきましょう。

 

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バイオ通信No.2391「今年度もはじまりました!」

みなさん、こんにちは。

4月23日(土)から今年度も「応用実験動物学  Ⅰ 実習」がはじまりました。

 

この実習科目は選択科目で、実験動物2級技術者資格認定試験を受験予定の学生が主に受講しています。

指導する講師は5名で担当いただいておりますが、

全員が現役の実験動物1級技術者、実験動物技術指導員です。

初回の内容はマウスへの経口投与、腹腔内投与、皮下投与、尾静脈内投与とスメアテストです。

1年生の時にも基礎実験動物学実習(動物形態機能学実習)で経験した内容がほとんどですが、

手技の精度が求められますので、練習の質が違います。

 

スメアテストでは、各自の動物から採材して、染色します。

 

標本ができたら、鏡検により性周期の判定です。

 

スメアテストのスケッチと性周期の判定の根拠を自分で記入して、

先生とディスカッションするとともに投与に関しては、先生の前で実技を行い、評価を受けます。

選択科目でもあるので、現場でも通用する技術を身につけてくださいね。

 

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わんにゃん通信No.1295「お散歩」

こんにちは。

暖かい日が続くようになりました。

暑いと感じる瞬間も増えてきた今日この頃。

 

動物看護コース1年生の「動物飼育管理実習Ⅰ」の授業にて、天気が良かったので、

全員で学校犬のお散歩コースの確認のためにを犬無しで回ってきました。

近くの公園のちょっとした山を登って下ります。

その途中でハイチーズ♥

これから学校犬&猫のお世話 よろしくお願いします。

 

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バイオ通信No.2384「1年生合同実習」

みなさん、こんにちは。

 

授業が始まり、最初の金曜日に1年生は合同実習を行いました。

今回は、ガラス器具の洗浄法と試薬調製法を行いました。

最初に説明を受けます。

 

そして今回行う実習のデモが始まります。

各自メモ帳を持って、デモが見える位置に移動します。みんな、しっかり出来ていますね。

 

そして、各自それぞれ実習を行いました。

みんなが実習している様子も写真に撮られていました。

 

今回は、合同実習で、1日実習になりましたが、1年生のみなさん、しっかり出来ましたか。

ガラス器具の洗浄や試薬調製は、しっかりと出来ないと困りますからね。

しっかりと取り組んで行きましょう。

 

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わんにゃん通信No.1249「寄生虫・・・」

こんにちは。

動物看護コース1年生の動物臨床検査学実習Ⅰにて、

魚(スケソウダラ・マサバ)から海産性哺乳動物に寄生する寄生虫を取り出しました。

 

海産性哺乳動物とは、イルカやシャチ・アシカ等の事でそれらの動物が終宿主になる

回虫類の中に有名な「アニサキス」がいます。

 

今回の実習で捌かれた魚は、待機宿主になっています。

アニサキスは、人が生きたまま飲み込むと胃に突き刺さり激痛を与えるそうです。

特に日本人は生で魚を食べるという文化がありますので気をつけなければいけません。

 

魚を捌いた経験がない学生も多い中、みんな一生懸命作業をしてくれました。

内臓を取り出してみますとこんな感じでたくさんの寄生虫が・・・

 

表面に白く見えているモノ、すべて寄生虫です。

ピンセットで膜を取り、一匹一匹丁寧に取り出していきます。

 

今回採取出来たのは「アニサキス」と「ニベリン」という寄生虫です。

 

寄生虫の生活環や寄生部位、

寄生された時の症状等を知っておくと迅速な対応が出来ると思います。

 

しっかり火を通したり等で調理をしましたら問題はありませんので、魚を嫌いにならないでください!

とても楽しい実習でした。

 

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わんにゃん通信No.1248「顔周りのカットに挑戦しました♪」

みなさん、こんにちは。

 

動物看護コース2年生がグルーミング実習Ⅱでわんちゃんをグルーミングしました。

今回はY先生宅のマルチーズのコスモバルク君にご協力をしていただきました。

 

コスモバルク君は緊張した様子ですが、じっと大人しくしていてくれたので作業をしやすかったです。

お耳の中は綺麗でした。

 

足先の被毛をバリカンで短く刈りあげました。

 

顔周りのカットの様子です。

 

学生のKさんは手元の作業に集中しながらも、コスモバルク君を気に掛けながら取り組んでくれました。

 

コスモバルク君、Y先生、この度はグルーミング実習にご協力いただきありがとうございます。

またコスモバルク君が来てくれる日を楽しみにしています♪

 

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