湘央医学技術専門学校・湘央生命科学技術専門学校

応用生物科学科&愛玩動物看護学科BLOG

Tag Archives: 実習

バイオ通信No.2619「応用実験動物学Ⅰ実習風景」

みなさん、こんにちは。

選択科目である今年度の応用実験動物学 Ⅰ 実習が、7月16日(土)に終了しました。

 

全6回の実習を分担してご指導くださったHM1先生、HM2先生、IK先生、IT先生・・・

 

アシスタントとして全実習にご参加くださったMS先生に感謝申し上げます。

今年度も誠にありがとうございました!!!

 

これらの表情を見れば、充実した実習だったことは想像できますね。

 

この実習受講者のほとんどは、8月7日(日)に実施される実験動物

2級技術者資格認定試験(学科試験)を受験します。

ご指導くださった先生方のご恩に報いるためにも、まずは学科試験に全力を注ぎましょう。

 

↓↓クリックお願いします

 


バイオ通信No.2617「生化学実習8」

みなさん、こんにちは。

 

今回のバイオコース2年生の生化学実習は、ゲルろ過クロマトグラフィーです。

ゲルろ過クロマトグラフィーは、分子量の違いによってタンパク質を分離する方法です。

今回は、唾液アミラーゼの分子量測定を行いました。

 

最初にカラムにゲルを詰めていきます。

 

ゲルを詰め終わると、慎重にサンプルをゲル面にのせます。

 

そして分離の開始です。

今回使用した分子量標準液には色がついていますので、分離の様子がわかりやすいです。

ゲルろ過クロマトグラフィーの特徴である大きい分子(青色)から分離していきます。

 

早速、分離が始まりました。下から青色→赤色→黄色の順になっています。

一番小さい分子(黄色)が溶出をして終了です。

 

順番に溶出してきた溶液を試験管に回収しました。

こんな感じになりました。

青色、赤色、黄色に分離されているのがわかりますか。

今回の目的である唾液アミラーゼは、無色なので、このままでは、わかりません。

アミラーゼの確認のために、ヨウ素デンプン反応を行いました。

 

ヨウ素デンプン反応は、紫色になりますが、

アミラーゼと反応させるとデンプンが分解されて紫色になりません。

回収した溶液とデンプンを反応させ、ヨウ素デンプン反応を行いました。

ちょっとわかりづらいですが、色が抜けている試験管がわかりますか。

試験管立ての真ん中あたりの試験管にアミラーゼが存在するようです。

アミラーゼの存在が確認できたので、グラフを作成し、唾液アミラーゼの分子量を求めました。

ちょっと終了時間をオーバーしましたが、良い結果を得ることができました。

2年生のみなさん、次回は電気泳動です。この調子で頑張っていきましょう。

 

↓↓クリックお願いします

 


わんにゃん通信No.1316「調剤を行いました」

みなさん、こんにちは。

応用生物科学科動物看護コース2年生が、動物臨床看護学実習で調剤を行いましたのでご紹介します。

今回は一錠の錠剤を粉状(散剤)に加工し、等しく4分割する練習をしました。

 

錠剤を包装から取り出します。

 

乳鉢と乳房を用いて錠剤を粉状になるまですり潰します。

 

右回し、左回し・・・・繰り返します。

 

均一に散剤になったら薬さじを用いて、薬包紙上に四分割します。

 

目分量で四分割にしました!

 

実際に、等しく四分割することができているかを量りで確かめます。

目分量で難しかったと思いますが、多くの学生が上手に分包することができました!

 

↓↓クリックお願いします

 


バイオ通信No.2616「生化学実習7」

みなさん、こんにちは。

前回のバイオコース2年生の生化学実習では、卵白アルブミンの分離を行いました。

今回は、分離した卵白アルブミンの定量を行いました。脱塩もしっかりできているようでした。

 

それでは、早速ですが、先ずは吸収スペクトルの作成を行いました。

少しわかりづらいですが、280nm付近に極大吸収波長があるようです。

280nmは、タンパク質の極大吸収波長になります。

 

参考までにこちらは、DNAの吸収スペクトルです。

260nm付近に極大吸収波長があります。

 

次に卵白アルブミンの定量を行いました。

今回の定量方法は、ビウレット法です。

2年生にとっては、お馴染みの検量線法です。

今回も無事に卵白アルブミンの確認と定量を行うことができました。

 

2年生のみなさん、お疲れ様でした。

次回は、ゲルろ過クロマトグラフィーです。

頑張っていきましょう。

 

↓↓クリックお願いします

 


わんにゃん通信No.1315「1年生 保定」

こんにちは。

動物看護コース1年生は、動物飼育管理実習Ⅰにて「保定」を実践しました。

 

「保定」とは動物看護師のメインの仕事といっても過言ではない、技術を必要とするものです。

動物の動きを封じることによって、診察・検査・治療をスムーズに行います。

 

動物に負担をかけないように、また適切な処置が安全に行えるように、

細かいところまで意識しながら行えるよう練習をしました。

 

診察部位によってどう保定すると診やすく処置しやすいのか、

対象動物の体調の変化などどう観察すればいいか考えながら基本の保定をやってみました。

 

体格も性格も違う学校犬に協力してもらいグループで実践。

しっかり脚を開いて、保定者の身体の負担も無いように姿勢を整え、

動物のサポーティングポイントを確かめます。

 

飼育管理中でも実践している顔の保定は慣れたもの。

後ろに下がれないように、また顎を引かせないよう脇をしめて保定。

呼吸が苦しくないか気にしながら行います。

 

大人しい子、いやがる子、体格が大きい子、小さい子...

どんな子でもしっかり保定が出来るように練習していきましょう。

 

↓↓クリックお願いします

 


バイオ通信 No.2615「細胞培養始めました。」

2年生の細胞工学実習では細胞培養を行います。

細胞用の培地を調製しました。

 

今回はDMEM培地を使用します。

滅菌水に粉末を溶解します。

 

黄色透明の溶液です。

 

次に炭酸水素ナトリウム粉末を加えます。

色が変わってきました。。。

 

全部溶けたら、赤っぽい色に変化しました。

さらに抗生物質と血清を加えます。

ろ過滅菌したら培地の出来上がりです。

コンタミネーションしていないかチェックしてから使用します。

 

培地にはpH指示薬のフェノールレッドが含まれています。

フェノールレッドは酸性領域(pH6.8以下)では黄色を呈しアルカリ領域(pH8以上)では赤色になります。

DMEM培地は5%炭酸ガス、37℃でpH7.1~7.4になります。

 

細胞が増えてくると代謝産物によって培地のpHが酸性に傾いて色が黄色に変化します。

培地交換の時期がわかるし、培地のpH変化が目で見てわかるので確認するのに便利です。

たまに、細菌がコンタミネーションしてしまっていても黄色に変わるので注意しましょう。

(そのときは、培地が細菌によって濁ってしまいます。さらに顕微鏡で観察すれば判断できます。)

 

では、元気な細胞を培養していきましょう!

 

↓↓クリックお願いします

 


バイオ通信 No.2614「分光光度計の取扱い」

1年生のバイオサイエンス実習で分光光度計の取扱い方を行いました。

 

take先生の監督の下、4グループに分かれて行います。

 

操作方法はしっかりとメモして。

実習ノートへ分光光度計の取扱説明書を作成します。

 

セルが4つ入るセルホルダーを移動するセルスライダーの設定つまみには

少し遊びがあります。

セルの位置を確認しながら移動させてみます。

 

赤色溶液か青色溶液の吸光度を測定します。

 

溶液がかわるときは共洗いしてから測定します。

 

セルにサンプル溶液を少し入れて、セルの中をクルクルッと洗います。

 

みんなで確認しながら操作します。

 

これからよく使う機器です。

確実に覚えて下さいね(^^)/

 

↓↓クリックお願いします

 


わんにゃん通信No.1314「わんこのお散歩」

みなさん、こんにちは。

応用生物科学科動物看護コース2年生が、動物飼育管理実習Ⅲでわんこのお散歩の方法を学習しました。

 

わんこと歩くときは安全のため、首輪・リードで繋ぎます。

また、排泄をしたときに備えてかばんとビニール袋、

洗い流す用の水が入ったペットボトルを持ち歩きます。

 

繋いだリードをしっかりと握りしめ、適度の長さに調整をします。

長すぎず、短すぎない、適度なたるみをもたせると良いです。

 

お散歩の最中に、わんこと人がアイコンタクトを取るようにしましょう。

 

学校犬みんとも楽しそうです。

 

暑い日は犬も人も熱中症に気をつけてお散歩をしましょう♪

 

↓↓クリックお願いします

 


バイオ通信 No.2613「アガロースゲル電気泳動を行いました。」

1年生の検査機器総論で電気泳動法を行いました。

 

電気泳動は分離分析法の一つで、溶液に直流電圧をかけた際、

イオンが反対電荷をもつ極に向かって泳動する現象を利用した方法です。

その物質の電荷や分子の大きさ、形状などに応じて移動します。

 

支持体にはアガロースゲル、ポリアクリルアミドゲル、セルロースアセテート膜などが用いられます。

電気泳動法はタンパク質、核酸、ペプチド、アミノ酸など各種の生体成分の分離分析に利用されています。

 

今回はアガロースゲル電気泳動を行いました。

 

電気泳動用bufferを泳動槽へアガロースゲルが沈むまで注ぎます。

 

マイクロピペットの使い方を確認します。

1段目まで押して溶液を吸います。

出すときは2段目まで静かに押します。

 

サンプルを5マイクロリットル測り取ります。

 

マイクロチューブを持って、チップの先端を見ながら操作します。

 

手がぶれないように押さえて。

 

狙いを定めてアガロースゲルのサンプル溝へアプライします。

 

サンプル溝を貫通しないようにね。

 

サンプルは泳動用buffer中でマイナスに荷電するため、プラスへ移動します。

矢印の方向へ移動していきます。

サンプル溶液は無色透明でどこまで移動したのかわかるように

ローディングバッファーと混ぜて泳動します。

ローディングバッファーには移動の目安となる着色用の色素とサンプルの比重を

大きくするためのグリセリンが入っています。

アガロースゲルは網目構造になっていて、

分子の大きさが小さいほうが早く移動できます(移動距離が長くなる)。

左(紫)の色素の方が右(青)の色素よりも移動距離が長いので小さい分子ということになります。

 

マイクロピペットを使用した細かい作業でしたが上手にサンプルを入れられたようです。

これからも、何度も行いますよ!(^^)!

 

↓↓クリックお願いします

 


わんにゃん通信No.1313「クリッカーを用いたドッグトレーニング」

みなさん、こんにちは。

応用生物科学科動物看護コース2年生が飼育管理実習Ⅲで、ドッグトレーニングを学びました。

今回は「クリッカー」を用いた、ドッグトレーニング方法を体験しました。

 

こちらがクリッカーです。

 

クリッカーの中央部を指で押すと、「カチン!!」と音がでます。

 

クリッカーはわんこたちにお手やオスワリ等の芸を教える際に活躍します。

たとえば、オスワリをわんこに覚えさせたいときは、わんこがオスワリをできたら

クリッカーを鳴らし、さらに褒美におやつを与えます。

これを何度かくり返します。

くり返すことで、次第にわんこはオスワリをすることでおやつをもらえることに気がつきます。

 

クリッカーの音が褒め言葉の代わりとなり、様々ある褒め言葉に比べて

わんこたちができたことを認識をしやすいといわれています。

ドッグトレーニングはヒトとわんこのコミュニケーション方法のひとつになります。

ぜひ、おうちのわんこでもトレーニングをしてみてください♪

 

↓↓クリックお願いします