湘央医学技術専門学校・湘央生命科学技術専門学校

応用生物科学科&愛玩動物看護学科BLOG

Tag Archives: 実習

バイオ通信No.2683「化学実習7」

みなさん、こんにちは。

今回のバイオコース1年生の化学実習は、酵素の活性測定を行いました。

今回は、2人/組での実習になります。それでは、実習の様子をご覧ください。

 

まずは、実習の準備・準備・確認です。

どうしても実習操作のことばかり考えてしまうので、操作中に慌てないためにも、

共通で使用するもの、グループで使用するものと順番に準備していきます。

 

今回の実習では、反応時間が大切な要素になってきます。

グループで連携をとりながら実習を進めていきます。

順調に反応しているようです。

 

反応終了後、分光光度計で吸光度を測定します。

最後に酵素の活性を求めて終了。

うっかりミスをしたグループもありましたが、しっかり測定ができました。

 

1年生のみなさん、2年生の実習でも行いますので、注意点を忘れないようにしましょう。

まだまだ化学実習は続きますが、今年最後の化学実習でした。お疲れ様でした。

 

↓↓クリックお願いします

 


バイオ通信No.2682「遺伝子解析実習」

みなさん、こんにちは。

今年度もバイオコース2年生は、遺伝子解析実習を行っています。

 

PCRやクローニング、コンピテントセルの作製やRFLPなどなど、

様々な実習で経験してきたことを応用する場でもあります。

 

技術的にはそれ相応のものが求められますので、

すべてのことをしっかりと行わなければ結果は得られません。

今年度の2年生は結果がうまく出ず、苦戦をしていますが、

それはそれで、そこからいろいろなことを学び取っていただければと思います。

 

↓↓クリックお願いします

 


バイオ通信No.2681「縫合練習」

みなさん、こんにちは。

1年生の基礎実験動物学実習で、縫合の練習を行いました。

 

動物医療でも手術は行われますが、実験動物の分野でも動物に外科処置を施す等で手術が行われます。

その際に縫合は基本的な手技として、重要です。

実習では、結節縫合と連続縫合を練習しました。

 

縫合を正確かつ迅速にできるようになりましょう。

何度も練習して、体が自然に動くくらいに習熟したいですね。

 

↓↓クリックお願いします

 


バイオ通信No.2677「鼻腔内細菌の観察」

みなさん、こんにちは。

滅菌生理食塩水を染みこませた滅菌綿棒で鼻腔内の細菌を釣菌して、

卵黄加マンニット食塩平板培地に塗抹しました。

 

ブドウ球菌は鼻腔内に多く存在しますが、7.5%という

高い塩化ナトリウム濃度でも増殖が可能という特徴があります。

 

培養後の培地は、この写真のようなものが大部分でしたが、

 

こちらの写真のものも、少数見られました。

こちらはマンニット(マンニトール)分解による培地の

酸性化(培地中のフェノールレッドが黄色に変化)と卵黄反応も見られます。

 

これらのことについて調べると、かなり深みにはまってしまいますが、

時間があるときにじっくりと調べると面白いかもしれません。

まだはっきりとわかっていない部分もあり、すっきりとはしないかもしれませんが、それも勉強ですね。

 

このあと、これらの菌はコアグラーゼ試験の判定も行いました。

 

↓↓クリックお願いします

 


バイオ通信No.2675「天然酵母パンを作りました!」

みなさん、こんにちは。

前回(11月2日)の続きになります。

「API 20 C AUX(酵母様真菌同定キット)」で非病原性が確認された酵母を使って、

実際にパン作りを行いました。

 

ボールよりも大鍋の方が使いやすいということで、こちらで作っています。

 

発酵中のパンです。

 

いよいよオーブンに入れていきます。

(オーブンと書いてありますが、乾熱滅菌器を使用しています)

 

焼き上がりのパンです。

パンらしい香ばしい香りがします。

 

割ってみると・・・

 

酵母により、差違が認められますね。

 

ちなみにこちらは、市販の酵母を間違えて100倍量程度使ったパンです。

酵母の香りは強いですが、味は独特のおいしさがありました。

意外でした。

 

↓↓クリックお願いします

 


わんにゃん通信No.1359「特別療法食🍚」

こんにちは(^_^)

動物外科看護学実習で、特別療法食について学びました。

 

入院動物の状態によって、フードを選択する必要があります。

その中で特定の疾病に対応するために、栄養バランスが考えられているのが特別療法食になります。

特別療法食は各メーカーから色々な種類があり、その子に合ったものを選択していきます。

同じ系統(病気系)のフードでもA社のフードなら食べて、

B社のフードは食べないということもよくあります。

フードの大きさや匂いなど、様々な理由で好みがわかれます。

 

実際に自分たちでそれぞれのフードを触り、匂い、ベタつき、形、固さを確認してみます。

 

また、どのくらいの量を給餌できるか計算もしていきます。

 

入院しているときは、特に食べてくれるフードを選ぶことが大切です。

また、飼い主様にもフードを説明する必要があります。

しっかりそれぞれのフードの特徴をつかみ、覚えていきましょう(^_^)v

 

↓↓クリックお願いします

 


バイオ通信No.2671「化学実習5」

みなさん、こんにちは。

今回のバイオコース1年生の化学実習は、グルコースの定量を行いました。

それでは、早速実習の様子をご覧ください。

 

今回の定量は、検量線法になりますので、まずはグルコース標準液を用いて検量線の作製です。

前回と同様に希釈系列を作成し、分光光度計で吸光度測定を行います。

Lambert-Beerの法則ですね。

 

今回は、酵素反応を利用するので、恒温槽で反応を行います。

何回か行っている実習なので、順調に進んでいるようです。

 

そして、サンプルグルコースも同様に反応をさせ、分光光度計で吸光度測定を行います。

 

左側がグルコース標準液です。右側がサンプルグルコースになります。

 

1年生もマイクロピペットの使い方に慣れてきたようです。

しっかりとグルコースの定量を行うことができました。

この調子で頑張っていきましょう。

 

↓↓クリックお願いします

 


バイオ通信No.2669「薬剤感受性試験」

みなさん、こんにちは。

1年生の微生物学実習で、薬剤感受性試験(ディスク法)を行いました。

この試験は、動物看護師統一認定試験でも、中級バイオ技術者認定試験でも出題されていた内容です。

愛玩動物看護師国家試験でも出題される可能性がある基本的な事項です。

 

まずは薬剤感受性を調べたい菌を塗抹します。

 

次に薬剤を染みこませたディスクを培地に置いていきます。

 

少しディスク間が狭いような気がしますが、ディスクを置いたらこのようになります。

 

これを培養すると・・・

白い小さな〇が、それぞれ別の薬剤を染みこませたディスクです。

その周囲にできているのが、阻止円・・・

基本的には大きいと、その菌がそれだけその薬剤に感受性が高く(その薬剤が効く)、

小さいとそれだけその薬剤に感受性が低い(その薬剤が効かない)ということになります。

 

基本をしっかりと覚えておきましょうね。

 

↓↓クリックお願いします

 


わんにゃん通信No.1348「糞便検査でハジラミが見つかりました」

みなさん、こんにちは。

応用生物科学科動物看護コース1年生が動物臨床検査学実習Ⅰで糞便検査を行いました。

今回は硫酸亜鉛遠心浮游法である猫ちゃんの便を検査しました。

 

はじめに小試験管に少量の糞便と330g/L硫酸亜鉛溶液を入れて混和します。

 

 

つぎに遠心分離をするために、複数の試験管でバランスを取ります。

 

遠心力が等しくかかるように配置して、2,000rpmで2分間遠心分離します。

2,000rpmとは1分間に2,000回転することを意味します。

 

遠心分離後は比重が低いものが浮游し、高いものが沈殿します。

 

小試験管のフチいっぱいになるまで、こぼしてしまわぬように慎重に加えます。

表面張力で水面が少し膨らんでみえるくらいが理想的です。

 

水面にカバーガラスを軽く押し当てます。

そのカバーガラスをスライドガラスの上に水滴が付着する面を下にして乗せます。

この際に気泡が入らないようにそっと乗せることがポイントです。

 

できあがったプレパラートを顕微鏡で観察します。

 

今回は糞便の中からハジラミが検出されました!

犬や猫の被毛に寄生していたハジラミが、毛繕いによって経口接種した後に糞便と共に排泄されたのか、

ハジラミが完全に密閉されていないキャットフードの保存袋に侵入して、

食事の際に経口接種した場合が考えられます。

その他にもダニとその卵もいくつか検出されました。

 

↓↓クリックお願いします

 


バイオ通信No.2668「バイオリアクター実験はじめました」

みなさん、こんにちは。

バイオコース2年生の発酵実習で、バイオリアクターの実験がはじまりました。

 

こちらは、固定層型バイオリアクター

 

一方、こちらは撹拌層型バイオリアクター

 

最初ということもあり、いろいろと調整しなければならないことが発生しました。

本格的に実験のデータ取りに入るのは、次回以降ということになりそうです。

 

今回のことを修正して、次回に生かしていきましょう。

 

↓↓クリックお願いします