湘央医学技術専門学校・湘央生命科学技術専門学校

応用生物科学科&愛玩動物看護学科BLOG

Tag Archives: 実習

バイオ通信 No.2749「電気泳動をしました。」

1年生の検査機器総論でアガロースゲル電気泳動を行いました。

電気泳動槽へアガロースゲルと泳動バッファーを入れます。

サンプル溝へサンプルを5μLアプライします。

 

アガロースゲルは泳動バッファーに沈んでいます。

マイクロピペットを使って静かにサンプルを入れましょう。

手が震えないように肘をついて固定するとやりやすいです。

 

今回は100Vで泳動します。

サンプルは泳動バッファー中でマイナスに荷電しています。

電気を流すとプラス側へ移動します。

 

しばらくすると、分離してきました。

アガロースゲルの網目構造を分子が移動していきます。

移動度により分子を分離することができます。

 

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わんにゃん通信No.1430「耳垢検査👂」

こんにちは(^-^)

動物看護臨床実習で耳垢検査をしました。

今回の目的はマラセチア菌の観察です。

耳垢検査では他にも寄生虫・細菌・酵母感染の把握ができます。

 

まずは耳道を傷つけないように綿棒でぬぐいます👂

 

スライドガラスに塗り付けて染色します。

 

顕微鏡で観察します🔬

写真の赤丸の中にある雪だるまの形しているのがマラセチアです☃

マラセチアとは酵母様真菌で皮膚や外耳道に常在細菌叢の1つです。

常在菌ですが、なんらかの原因で数が増えてしまうと皮膚炎になってしまいます。

検査をして数を確認していきます。

 

学校動物にはマラセチアが少なく確認ができなかったため、標本で確認しました。

しっかり形や大きさを覚えておきましょう!!

 

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バイオ通信No.2748「生化学実習8」

みなさん、こんにちは。

 

今回の2年生の生化学実習は、

DNAの定量を行いました。

 

使用したDNAは、

4月の最初の実習で分離したDNAです。

 

DNAの性質の確認と

得られたDNAの濃度を求めました。

 

それでは、実習の様子をご覧ください。

 

最初に、得られたDNA溶液の

吸収スペクトルを作成しました。

DNAであれば、260nmに吸収があります。

 

グラフでは、ちょっとわかりづらいので、

データをリスト化しました。

 

波長260nmのときの吸光度が最も高いようです。

DNAの特徴を表していますね。

 

プリンターに接続をしていませんので、

2年生は、グラフの作成です。

これも練習ですね。

 

次にDNAの定量を行いました。

今回はジフェニルアミン法で定量を行いました。

動物看護コースの2年生もピペット操作に慣れてきました。

 

DNAと試薬を混合させ、反応をさせます。

 

左側がDNA標準液、右側が得られたDNA溶液です。

青色の濃さの違いは、濃度の違いになります。

濃度が高ければ濃く、濃度が低ければ薄くなります。

 

反応終了後、分光光度計で測定をします。

 

ブログでは、順調に進んできましたが・・・・・。

 

反応があったりなかったりの班が登場しました。

 

原因は、試薬量を間違ったようです。

これも操作に慣れてきたころによくあるうっかりミスですね。

 

やり直しをして、しっかり結果を出しました。

 

今回の実習で、1期の生化学実習が終了です。

また2期から始まりますので、

1期の経験を活かして、頑張っていきましょう。

 

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バイオ通信 No.2747「手洗いチェックしました!」

1年生の検査機器総論で

滅菌装置と消毒についてを行いました。

 

滅菌とは病原性・非病原性にかかわらず、

全ての微生物を死滅または除去することをいいます。

 

消毒とは病原ないし有害微生物を目標に

死滅、除去または感染力をなくすことをいいます。

 

滅菌と消毒については

これから実習で行っていく無菌操作に大きく関係しています。

 

しっかりと覚えましょうね。

 

今回は、手洗いがきちんと出来ているかどうかを

平板培地を使ってチェックしました。

 

手洗い前に培地へスタンプします。

石けんで手を洗います。

 

いつものように洗いましょう。

と言ったのに。。。

 

なぜか、いつもより念入り?

 

手洗い、消毒後に

また、培地へスタンプします。

 

37℃のふ卵器で一晩培養します。

 

さぁ、何が出るかはお楽しみです😃

 

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わんにゃん通信No.1428「生化学実習7」

みなさん、こんにちは。

 

応用生物科学科2年生の

生化学実習の様子をご紹介します。

 

今回の生化学実習は、いよいよ酵素の実習も最終回。

動物看護コースは3回目になります。

 

内容は異なっていますが、

酵素反応は同じなので、実習の様子をご覧ください。

 

今回は、なんだかいつもと様子が違う班がありましたので、

一緒にご覧ください。

 

それでは、いつもの実習の様子からです。

 

動物看護コースの2年生も

マイクロピペットの操作に慣れてきました。

 

実習室内は、こんな感じですが、

奥側の班の流しの周りに人だかりができているようです。

 

近づいてみました。

 

楽しそうに実習をしていましたが、

ちょっと怪しい???

 

この班のこの後の行動を見てみると、

またみんなで一か所に集合???

 

どうやら全員で同時に

同じ操作をしてたようです。

 

押し競饅頭(おしくらまんじゅう)状態が

楽しかったみたいです。

 

もちろん厳重注意です。

 

危険な状態になりますからね。

実習中は、安全第一です。

 

その他にもこの班は、

実習中にイレギュラーなこともありましたが、

結果に影響がでなければいいのですが・・・。

 

いつもはこんなこともなく、丁寧に行っていますが、

実習に慣れてきたせいなのかなと思います。

 

こんなこともありましたが、

最後は落ち着いて測定結果のまとめです。

 

しかし、やはり押し競饅頭の班は、

十分な結果が得られませんでした。

 

班で話し合って始めた操作のようですが、

この結果をみて、やり方に反省があったようです。

 

これも教訓ですね。

 

この経験をしっかり活かして、

丁寧に一つずつ操作していきましょう。

 

ところで他の班はというと、

十分な結果が得られました。

 

お疲れさまでした。

 

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バイオ通信 No.2746「無菌播種を行いました。」

1年生の細胞組織学実習で無菌播種を行いました。

 

初めてクリーンベンチでの操作です。

今回はナデシコ種子を殺菌してMS培地へ植えていきます。

 

次亜塩素酸ナトリウム溶液で種を殺菌処理し、

クリーンベンチへ持ち込みます。

 

種を滅菌水で洗浄します。

 

ピンセットを使って種を培地へ入れます。

 

ピンセットは火炎滅菌し、

滅菌水で冷却してから使用します。

 

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バイオ通信No.2744「MS培地を作製しました!」

みなさん、こんにちは。

 

応用生物科学科1年生が、

細胞組織学実習でMS培地を作製しました。

 

MS培地は植物組織培養で使用される基本培地ですが、

これから何度か、

植物ホルモンをいろいろと添加したものを作製しますので、

基本を習得しておきましょう。

 

今まで電子天秤やpHメータの使用方法を覚えてきましたが、

いよいよ実践でそれを使います。

 

培地固化剤のジェランガム(ゲランガム)を溶解するために、

電子レンジで加温します。

 

火傷をしないように注意しながら、容器に分注していきます。

 

フタをしたら、オートクレーブで滅菌です。

 

滅菌条件もしっかりと覚えておきましょう。

 

次回は、今回作製した培地を使って、無菌操作を行います。

 

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バイオ通信No.2741「生化学実習6-2」

みなさん、こんにちは。

 

2年生の生化学実習中に

応用生物科学科1年生が登場しました。

 

登場の理由は、

機器の取り扱い(分光光度計の使用方法)を

勉強するためです。

 

実習中ですが、

バイオコースの2年生が使用方法を説明しました。

 

もしかしたら、

本来の実習より熱が入った説明になってるような・・・・・。

 

1年生のみなさん、

近いうちに実習で使用しますので、

しっかり使用方法を覚えておいてくださいね。

 

一仕事終えた2年生は、

もちろん説明のあと、実習に戻り、

続きから取り組んでいました。

 

2年生のみなさん、実習中でしたが、

1年生への説明、ありがとうございました。

 

次回は最後の酵素実習です。頑張っていきましょう。

 

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バイオ通信No.2742「バイオサイエンス実習6~血球計算盤~」

みなさん、こんにちは。

前回のバイオサイエンス実習では、

顕微鏡で観察したものの長さを測るミクロメーターを使用しました。

今回のバイオサイエンス実習も顕微鏡を使用しますが、

今回は細胞などの数を計測する血球計算盤を使用しました。

 

まずは、目視で血球計算盤の確認をしました。見えてるかな?

 

続いて、顕微鏡で確認です。

 

まだまだ慣れない顕微鏡操作。見えているものの、クラスメイトと確認です。

 

そしていよいよ細胞数を数えていきます。数が多いので、カウンターを使用します。

 

では、顕微鏡では、どのように見えるのでしょう?

細胞数が多すぎて、血球計算盤も見えません。

これでは、数を数えることはできませんので、希釈します。

 

これで数を数えることができます。うっすらとですが格子状の線が見えますか?

 

 

数え終わると、測定結果のまとめです。

1年生のみなさん、初めての血球計算盤は、いかかでしたか?

最初は、大変な作業に少し嫌そうでしたが、数えてるうちに、楽しくなったようです。

今回は、血球計算盤の使用方法のみでしたが、実験内容が加わるともっと楽しくなると思いますよ。

しっかりと使用方法をマスターし、今後の実習に活かしていきましょう。

 

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わんにゃん通信No.1424「生化学実習6ー1」

みなさん、こんにちは。

 

2年生の生化学実習では、酵素の実習中です。

動物看護コースは2回目、バイオコースは3回目になります。

 

今回の実習では、試験管の本数も多く、

大変な実習ですが、班員と協力して取り組みました。

 

それでは、いつもの実習の様子からスタートです。

 

動物看護コースの2年生も

機器をしっかり取り扱えるようになってきました。

 

マイクロピペットの使い方も・・・。

しっかり確認しながら指定量を入れていきます。

 

見た目ではいい感じ結果が出ているようです。

 

最後に、結果をまとめます。

今回は、計算もありグラフもありで大変でしたが、

無事に結果を出すことができました。

 

2年生のみなさん、次回で酵素の実習も最後になります。

頑張っていきましょう。

 

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