湘央医学技術専門学校・湘央生命科学技術専門学校

応用生物科学科&愛玩動物看護学科BLOG

Tag Archives: 実習

わんにゃん通信No.1436「生化学実習11」

みなさん、こんにちは。

今回の生化学実習は、動物看護コース2年生の実習の様子をご紹介します。

2期の生化学実習では、分光光度計を使用して血液検査を中心に行っています。

 

それでは、実習の様子をご覧ください。

 

測定が終わるとデータのまとめです。

 

今回は2項目実施しました。

先生方の厳しい目?で確認をしてもらいます。

動物看護コースの2年生も器具・機器の取り扱いがずいぶん慣れてきたようです。

しかし慣れてきたころに、先生方の厳しいチェックがあり、

しっかりデータを取ることを確認していきます。

 

一方、バイオコースの2年生は、卵白アルブミンの定量を行いました。

 

卵白アルブミンの吸収スペクトルです。280nmに吸収がありますね。

 

今回は、ビウレット法で定量を行いました。

気が付けば、今回の実習では、両コースとも青色溶液の測定でした。

2年生のみなさん、データをしっかり測定して、頑張っていきましょう。

 

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バイオ通信No.2756「バイオサイエンス実習8」

みなさん、こんにちは。

今回の応用生物科学科1年生のバイオサイエンス実習では、ランバート・ベアーの法則を確認しました。

ランバート・ベアーの法則は、ランバートの法則とベアーの法則が合わさった法則になります。

ランバートの法則は「濃度一定ならば吸光度は液層に比例する」、

ベアーの法則は「液層一定ならば吸光度は濃度に比例する」という法則です。

 

今回は、ベアーの法則の確認になります。

使用した溶液は、赤色溶液と青色溶液です。

この溶液を各自、希釈(異なる濃度の溶液を調製)して、

分光光度計(吸光度を測定する機器)で測定を行いました。

 

測定終了後、グラフを作成し、吸光度は濃度に比例することを確認しました。

作成したグラフは、こちらです。縦軸に吸光度、横軸に濃度で作成しました。

キレイに比例のグラフになってます。

1年生のみなさん、ベアーの法則が確認できましたか。

今後もベアーの法則(ランバート・ベアーの法則)は、実習でよく出てきますので、

しっかり理解し、しっかり操作をしていきましょう。

 

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わんにゃん通信 No.1435「心エコー検査をしました。」

1年生の検査機器総論で心エコー検査を行いました。

 

心臓の4つのお部屋、弁を思い浮かべながら、画像を見ていきます。

 

T先生の華麗なる技を見せていただきます。

プローブを胸にあてると一瞬で左室長軸断面が画面に映し出され、

血流の様子が観察できました。

 

交代しながら、プローブを当ててみました。

 

上手に画像が出ました(^^♪

 

解剖学の授業が役に立ちますね。

 

わんちゃん、ねこちゃんのエコー検査では

検査に邪魔にならず、動物たちに負担のないような保定技術が求められます。

 

練習してくださいね。

 

 

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バイオ通信 No.2755「細胞培養始めました!その1」

2年生の細胞工学実習が始まりました。

 

細胞培養を開始すると日曜日、火曜日以外は細胞のお世話があります。

頑張っていきましょう(^^♪

 

まずは、培地調製です。

DMEM培地粉末を溶解します。

 

炭酸水素ナトリウムを加えます。

培地の色が黄色から赤色に変化しました。

 

培地にはpH指示薬のフェノールレッドが添加されています。

培地のpHは細胞培養にとって重要なので、

pHが適正範囲であるかどうかを判断できるようになっています。

 

抗生物質、血清を加え、ろ過滅菌します。

 

血清が入っているのでろ過するのが大変ですね。

 

交代しながらろ過していきます。

 

コンタミチェックしてから使用します。

さぁ、次は細胞を起こします!

 

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わんにゃん通信 No.1434「心電図をとりました。」

1年生の検査機器総論で心電計を取り扱いを行いました。

 

臨床検査技術学科T先生から測定方法を教わります。

 

被検者、測定者と交代しながら行いました。

 

被検者へ電極を付けていきます。

右手首は赤色、左手首は黄色、右足首は黒、左足首に緑です。

 

測定した波形がこちら。

 

T先生のチェックをうけます。

 

測定した波形からR-R間隔、心拍数、

PQ時間、QT間隔、補正QTを求めました。

 

検査する側、検査される側の両方を体験しました。

どちらの立場も注意するところがありました。

 

これから、みなさんが相手にするのはわんちゃん、ねこちゃんです。

この経験を生かして、みてくださいね。

 

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バイオ通信 No.2754「ニンジン形成層の初代培養」

1年生の細胞組織学実習でニンジンの形成層を植えました。

 

ニンジンを輪切りにして皮をむきます。

 

次亜塩素酸ナトリウム溶液で殺菌処理を行いました。

 

殺菌終了時間になったら、クリーンベンチへ持ち込みます。

 

滅菌水でニンジンをすすぎます。

 

殺菌の終わったニンジンはコルクボーラーでくりぬいて培地へ植えます。

しばらく培養すると、不定形の細胞塊、カルスが増殖してきます。。。

 

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バイオ通信No.2753「バイオサイエンス実習7」

みなさん、こんにちは。

応用生物科学科1年生のバイオサイエンス実習のご紹介です。

 

この実習は、1期からの続きになりますが、2期は分光光度計を中心として実習を行います。

今回は、これから使用する分光光度計の使用方法を学びました。

それでは、実習の様子をご覧ください。

2人/組で実習を行いました。

お互いに分光光度計の使用方法を確認しながら測定をしていきます。

 

お互いに確認しながらですが、監視されてるみたいですね。

各自測定が終わると結果のまとめです。しっかり記録はできましたか?

今回は、まだまだ分析実習として使用していませんが、分光光度計の使用方法は理解できたと思います。

これからよく使用する機器ですので、結果をよく踏まえて原理も十分に理解しておいてくださいね。

 

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わんにゃん通信No.1433「眼科検査をしました」

こんにちは。

応用生物科学科動物看護コース2年生が動物臨床検査学実習Ⅱで、眼科検査を行いました。

今回はフルオレセイン染色についてご紹介します。

 

このフルオレセイン染色による眼科をすることで、

眼に傷がないかや眼から鼻に通じる管が通ってるかを調べることができます。

まず、専用試験紙の染色液が付いているところに点眼薬を垂らします。

点眼液と染色部が混ざり合い、蛍光色の染色液ができあがります。

 

染色液を白眼に垂らします。

 

眼のなかの余分な染色液を点眼薬で洗い流します。

 

そして、検眼鏡を用いて眼を観察します。

正常部分は染まらず、傷がある部分だけ染まります。
れもんは問題ないようでした。

さらにしばらく放置して、鼻から染色液が出てくれば
眼から鼻に抜ける管が正常に開通しているということになります。

 

多頭飼育をする家庭のわんこは、わんこ同士の遊びのなかで眼を傷付ける可能性が高いので、

目やにが多い、眼をショボショボさせる、しきりに眼を

擦りつけるようなことがある時は受診してもらうと安心です。

 

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バイオ通信No.2752「生化学実習10」

みなさん、こんにちは。

 

今回のバイオコース2年生の生化学実習は、

卵白アルブミンの分離を行いました。

今回は、実習の流れを中心にご紹介します。

 

まずは、卵を卵黄と卵白にわけます。

 

ガーゼでろ過をします。

 

ろ液に試薬を入れます。

 

タンパク質が変性してきました。少し加減が強かったみたいですね。

 

遠心をします。

 

指定の濃度になるように試薬を入れます。

慎重な操作なので、2人で仲良く行います。

 

不純物を取り除いた後、いよいよ卵白アルブミンの分離を行います。

 

上清に試薬を入れると卵白アルブミンが析出してきます。

 

遠心をします。

 

遠心の間は、休憩モードです。

 

そして、最後に透析による脱塩を行いました。

みんなが見守る中、操作を続けるKさん。

 

仲の良い2年生ですが、

みんなとは、見てる方向がちがいますよ、Kさん。

 

今回分離した卵白アルブミンは、今後の実習で使用します。

一方、動物看護コースの2年生の実習の様子です。

 

動物看護コースの2年生は、血液生化学検査を行っています。

今回は血糖値の測定です。

 

測定後、結果をまとめていきます。

この様子だと、上手く測定できたようです。

 

こちらは、グラフの作成に没頭中ですね。

 

2期も始まり、2週間ですが、2年生も頑張って実習に取り組んでいます。

この調子で頑張っていきましょう。

 

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バイオ通信No.2751「生化学実習9」

みなさん、こんにちは。

2期が始まりました。2年生の生化学実習は、2期からはコース別の実習になります。

では最初に実習室の様子です。いつも通りの感じですね。

 

初回のバイオコースの実習は、高速液体クロマトグラフィーを用いて組成分析を行いました。

この実習はまさに機器分析。1期で行ってきた化学分析とは違い、分析結果待ちの実習になります。

分析結果が出たら、結果の検討をしていきます。ちょっと楽な実習です。

 

ちょっとのんびりなバイオコースの横では、動物看護コースが実習を行っています。

 

今回は、2期から始まる実習に備えて、1期の復習を兼ねて、グルコースの測定を行いました。

機器、器具の使用方法を再確認しながら操作をしていきます。

 

測定が終わると、結果のまとめです。結果のまとめ方もしっかり復習です。

 

2年生のみなさん、2期はコース別の実習になりますが、しっかりと取り組んでいきましょう。

バイオコースのみなさん、初回はのんびりでしたが2回目以降は忙しくなりますからね。

動物看護コースのみなさん、2回目以降もしっかり機器、器具を使っていきましょう。

 

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