湘央医学技術専門学校・湘央生命科学技術専門学校

応用生物科学科&愛玩動物看護学科BLOG

Tag Archives: 実習

バイオ通信No.2773「アスパラガス茎頂培養」

みなさん、こんにちは。

 

応用生物科学科1年生の「細胞組織学実習」で、

アスパラガス茎頂培養を行いました。

 

まずはアスパラガスを殺菌します。

 

これをクリーンベンチ内において滅菌水で水洗してから、

茎頂摘出に使用します。

 

茎頂の摘出は実体顕微鏡下で行い・・・

 

培地に摘出した茎頂を置床します。

 

その後は、培養ラックで培養です。

 

0.3mmほどの茎頂が、

試験管培地内でどのように育っていくか、

楽しみですね。

 

まずは、

コンタミネーションしていないかの確認ですね。

 

追伸

みんな、コンタミネーションなく、うまくいったようです。

 

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バイオ通信No.2772「細胞培養実習」

みなさん、こんにちは。

 

応用生物科学科1年生の「細胞組織学実習」で、

浮遊細胞の培養を行いました。

 

継代培養している細胞培養液から一部をサンプリングして・・・

 

サンプリングした細胞浮遊液とトリパンブルー液を混ぜて、

 

血球計算盤で細胞数をカウントします。

 

培地交換頻度をかえた、

いくつかの培養系で比較を行いました。

 

 

どうですか?

 

 

予想通りの結果となったでしょうか?

 

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バイオ通信No.2767「ウサギの取扱い」

みなさん、こんにちは。

応用生物科学科2年生の選択科目「応用実験動物学 Ⅰ 実習」で、ウサギの取扱いを行いました。

 

これは搬入された直後ですが、まずは基本的な取扱いを経験します。

 

ウサギの運び方を経験しています。

実習では、ハンドリング、体重測定法、体温測定法、投与(PO・ID・IM・IV)、

耳翼辺縁静脈からの採血などを経験しました。

 

受講生は、慣れないウサギの取扱いに悪戦苦闘でしたが、

少しずつ技術を習得しているようでした。

 

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わんにゃん通信No.1441「いつもと違う実習室🚑」

こんにちは(^-^)

いつもの115実習室の実習風景に見えますが、何となくいつもと雰囲気が違うような、、、。

 

実は今回実習しているのが応用生物科学科の学生ではなく、救急救命学科の学生達でした。

身近な菌を培養し、グラム染色をして顕微鏡で観察しました🦠

初めて行う作業も周りに声掛けをして協力しながら行っていてとてもよいことだなと感心しました。

いつもと同じ実習室なのに、全く違う実習室みたいで不思議でした。

 

秋頃には応用生物科学科と愛玩動物看護学科の1年生が授業で、

救急救命学科の実習室にお邪魔させていただきます。

その時はよろしくお願いします♪

 

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バイオ通信No.2766「生化学実習16」

みなさん、こんにちは。

バイオコース2年生の生化学実習の様子をご紹介します。

今回は、糖の定性を行いました。

 

この7本の試験管にそれぞれキシロース、グルコース、フルクトース、ショ糖、マルトース、

デンプン、水のいずれかが入っています。定性試験によって判別をしていきます。

 

使用試薬です。反応試薬にも色がついていますが、どのような変化があるのでしょう。

 

糖の性質を利用した定性試験です。各定性試験の結果はこんな感じになります。

赤色沈殿が生じています。

 

1つだけ黄色です。

 

2つ紅色になっています。

 

黄色(1)、黄褐色等(5)、緑青色(1)になっています。

 

黒っぽく見えますが、青紫色になっています。ヨウ素デンプン反応です。

 

変化がちょっとわかりませんが、下から見ると・・・

 

赤色沈殿が3つあります。

 

以上、6つの定性試験を行った結果をもとに、7本の試験管に入っている糖を同定していきます。

今回で、最後の生化学実習でしたが、全員無事に同定できました。

2年生のみなさん、糖の性質もしっかり理解できていると思ってますよ。

次回は、実技試験です。頑張ってくださいね。

 

【おまけ】

早めに終わったので、Tさんからの質問にA先生が特別講義中。頑張れ!!!

 

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バイオ通信No.2763「ラットの取扱い」

みなさん、こんにちは。

 

応用生物科学科2年生の

選択科目「応用実験動物学 Ⅰ 実習」で、

ラットの取扱いを行いました。

 

内容としては、

マウスのハンドリング、

保定、

投与(IP・PO・SC・IV)・・・

 

頸静脈採血などなど・・・

 

この後、

卵巣摘出術や精管結紮術を経験しますので、

基本的な取扱い技術に習熟しておいてくださいね。

 

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わんにゃん通信No.1437「生化学実習14」

みなさん、こんにちは。

 

応用生物科学科動物看護コースの「生化学実習」で、

ALT(GPT)・AST(GOT)の測定を行いました。

 

動物看護コースの生化学実習も終盤戦・・・

 

マイクロピペットの操作にも

比色分析操作にもだいぶ慣れてきたようですね。

 

就職して、こんなことをすることはないと思いますが、

マイクロピペットの取り扱いに習熟していることは、

とてもよいことだと思いますし、

分析の繊細さを感じてもらえたのなら、

よかったのではないかと思います。

 

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バイオ通信No.2761「ニンジン肥大根形成層の初代培養 再掲」

みなさん、こんにちは。

 

応用生物科学科1年生が「細胞組織学実習」で、

ニンジン肥大根形成層の初代培養を行いました。

 

使用するニンジンは市販のものですが、

まずは輪切りにして、皮むきをします。

 

ここまではお料理のようでしたが、ここからは違います。

輪切りにしたニンジンを殺菌剤につけ、殺菌して・・・

 

クリーンベンチ内に移動・・・滅菌水で水洗します。

 

滅菌水で水洗したニンジン肥大根の形成層部分を、

コルクボーラーで打ち抜き、サンプルとします。

 

円柱状に打ち抜かれたサンプルの両底面は、

殺菌剤の影響を受けているので、

その部分は、メスでカットして取り除きます。

 

そして、サンプルを培地に置床します。

 

これを培養ラックで、培養します。

 

ニンジン肥大根は、

根だけにコンタミネーションをおこしやすいのですが、

それを低減する方法もいくつか考えられています。

 

コンタミネーションしやすいため、あえてそれを利用して、

学生さんにコンタミネーションを低減させる方法を考えてもらうのも、

実習としてはおもしろいですね。

 

もちろん、もともとのニンジンの質の影響が大きい部分もありますが、

楽しい実習になるような気がします。

 

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バイオ通信No.2758「生化学実習13」

みなさん、こんにちは。

今回のバイオコース2年生の生化学実習は、ゲルろ過クロマトグラフィーを行いました。

最初にカラムにゲルを詰める作業からです。

ゲルを詰めてる間に、学生に実習の様子の写真撮影をお願いしてみました。

詰め作業が終わるまで、学生の撮った写真を組み合わせて少し推測をしてみましたので、ご覧ください。

 

①もしかして、寂しがってるのかな?見ている人もいますよ。

 

②楽しそうな実習の中で、普段はほとんど見せない鋭い眼差し!!!

あまりにも鋭すぎて・・・ビックリかな!!!

 

カラムにゲルを詰める作業が終わり、サンプルを塗布しました。

 

分離の開始です。開始をすると分子量標準液が分離をしていきます。

分子量標準液は、色がついているので、分離の様子がわかります。

 

随分、分離が進んできました。

上から黄色、赤色、青色になっています。

 

青色はカラムから溶出しました。

 

分離操作を行っている間の2年生のみなさんです。

次の操作の準備をちょっとのんびりしています。

 

赤色もカラムから溶出しました。

最後の黄色が溶出をすると終了です。

 

各溶出液を回収して、吸光度測定とヨウ素デンプン反応を行いました。

吸光度の測定です。測定の本数の多さに少しお疲れ気味です。

 

こちらは、ヨウ素デンプン反応です。

 

以上の結果から、唾液アミラーゼの分子量を測定しました。

いつもは、全員で結果のまとめを行うのですが、今回は少し時間がかかって遅くなったので、

手分けをして作業を行いました。

時間は、かかってしまいましたが、良い結果が出せたと思います。

2年生のみなさん、お疲れ様でした。

 

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バイオ通信No.2757「生化学実習12」

みなさん、こんにちは。

今回のバイオコース2年生の生化学実習は、SDS-PAGEを行いました。

SDS-PAGEは、SDS-ポリアクリルアミドゲル電気泳動法の略です。

タンパク質の分子量を求めることができます。

 

今回は、実習で分離した卵白アルブミンの分子量を求めました。

それでは、実習の様子をご覧ください。

 

まずは、ポリアクリルアミドゲルを作製しました。

 

電気泳動装置にセットして、サンプルを塗布します。

 

ちょっとコツがいるのですが、気がつけば・・・・・。

A先生が見守る中、みんなが集まってきました。

 

サンプルを塗布する様子を見ようと動画撮影まで登場。

 

あまりにも密集状態で操作しにくかったのか、その後は各自でサンプル塗布を行いました。

 

そして、泳動の開始です。泳動の様子をご覧ください。

 

分子量マーカーの部分を黄色で囲ってみました。

分子量マーカーには色がついていますので、分離されていく様子がわかると思います。

 

黄色に囲ったところが分離されているのがわかりますか。

写真が小さくて、すみません。

 

拡大しました。

 

泳動中の2年生です。

 

泳動終了後、染色を行います。

今回は、脱色はしなかったので、ちょっと見えにくいですが、

卵白アルブミンのバンドが確認できます。

 

グラフを作成し、卵白アルブミンの分子量を求めました。

2年生のみなさん、SDS-PAGEは、他の実習でも行いますので、

しっかり理解をしておいてくださいね。

 

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