湘央医学技術専門学校・湘央生命科学技術専門学校

応用生物科学科&愛玩動物看護学科BLOG

Tag Archives: 実習

バイオ通信No.2868「生化学実習2」

みなさん、こんにちは。

 

今回の生化学実習はRNAの分離です。

 

まだ始まって2週目に入ったばかりですで、

春休み気分が抜けていないようです・・・。

 

長い撹拌時間では、

こんな感じですが、しっかり取り組んでいます。

 

それでは、今回の実習の流れをご紹介します。

 

RNAは細胞の中にありますので、

まずは細胞を壊し、遠心をします。

 

上清(赤い溶液の部分)をとり、

タンパク変性剤を加えて、撹拌します。

 

撹拌後、しばらく放置すると、層に分かれてきます。

 

これを遠心すると、3層に分離します。

 

ちょっとわかりづらいですが、

一番上に少し濁った白い上清、

真ん中に白い層(タンパク質が変性したもの)、

一番下に有機溶剤(タンパク質変性剤)の層ができます。

 

一番上の層(少し濁った白い液)に

アルコールを加えると、沈殿が生じてきます。

 

しばらく放置すると、沈殿が沈んできます。

 

これを遠心します。

 

遠心管の材質が白いので、

かなりわかりづらいですが、

遠心管の底に沈殿があります。

 

ちょっと濃い白色になってます。

 

この沈殿が、RNAになります。

最後にRNAを回収して乾燥して保存しました。

 

久しぶりの実習なので、

1回目(DNAの分離)、

2回目(RNAの分離)で肩慣らしをしていただきました。

 

来週から、酵素の実習になります。

 

2年生のみなさん、

マイクロピペットの操作になりますので、

しっかり取り組んでいきましょう。

 

~おまけ~

うっかりでしたが、

しっかりリカバリーしました。

 

さすが2年生ですね。

 

うっかり部分はご想像にお任せします。

 

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バイオ通信 No.2867「機器の取り扱い1」

1年生の検査機器総論では、

実習で使用する機器や器具の取り扱い方を学びます。

 

今回はマイクロピペットの取り扱いを行いました。

 

生化学、遺伝子、微生物学、細胞工学など、

バイオ技術を学ぶ上でいろいろな場面で使用する機器です。

0.5~1000μLの範囲の液体の体積がはかり取れます。

 

先端に使い捨てのチップを取り付けて使用します。

 

今回は青色溶液をはかります。

 

はかった溶液はパラフィルムの上に載せます。

 

たくさんはかりましたね。

 

同じ容量だったら、

だいたい同じくらいの大きさの玉が出来ます。

 

今回は最大150μL(0.15mL)の容量をはかりました。

 

プッシュボタンの1段目と2段目が、

区別できるようにしておきましょう。

 

真剣に練習に取り組んでいました。

 

いつの間にかいろいろな作品が出来上がりました。

 

プッシュボタンを上下するだけですが、

きちんと使用しないと正確には、はかれません。

 

基本に忠実に操作することが上達の近道です。

 

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バイオ通信 No.2866「器具の洗浄法」

1年生のバイオサイエンス実習が始まりました。

 

白衣が、初実習に間に合いました。

 

今回は、器具の洗浄法を行いました。

 

器具の洗浄は、

これから行っていく実習には欠かせない技術です。

 

器具ごとに洗うポイントが違います。

 

何種類かの器具を洗浄してみました。

 

試験管ブラシで、しっかりと洗浄します。

 

洗剤が残らないように十分に流水ですすぎ、

最後は蒸留水をかけて乾燥します。

 

効率よく、

キレイに洗浄できるように練習していきましょう。

 

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バイオ通信 No.2864「実習が始まりました」

2年生の遺伝子工学実習が始まりました。

 

久しぶりの実習なので、

班員で協力しながらアガロースゲルを調製しました。

 

今回はアルカリ法により、

プラスミドを調製しました。

 

試薬をマイクロチューブへ加えたら、

試験管ミキサーを使って混ぜます。

 

各自、操作法をテキストで確認しながら行います。

 

空き時間には実習ノートをまとめます。

 

2年生の実習は1日(1~4時限)実習です。

やる内容も盛りだくさん。

 

反応時間、電気泳動時間や染色時間など、

待ち時間を有効に使って実習していけるようにしていきます。

 

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わんにゃん通信No.1972「2年生ガイダンス」

みなさん、こんにちは。

 

新入生の入学前の4月3日(水)、

愛玩動物看護学科2年生のガイダンスが行われました。

 

2月に行われた「動物看護総合実習 Ⅰ 」の授業で、

はじめての動物病院での実習を経験しましたが、

それを越え、また一つ成長した姿を見せてくれています。

 

お受け入れいただいた動物病院には感謝しかありませんが、

その感謝の気持ちを持ちながら、

これからの勉強に励んでいただけたらと思っています。

 

一歩一歩、

自分の歩幅で、

成長の階段をのぼっていってください。

 

学科教職員一同、応援しています。

 

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バイオ通信No.2854「書籍教材に写真が掲載されました!」

みなさん、こんにちは。

 

今日から4月、新年度のはじまりです。

 

気持ちの切り替えをするには、

とてもよい時期ですね。

 

新たな気持ちで、

今年度も頑張っていきましょう!

 

2024年3月10日に実教出版株式会社から出版された

「サイエンスビュー 生物総合資料」に・・・、

 

当方で撮影したニンジン組織培養の写真が、

掲載されています!

 

写真・資料提供者として、

学校名も巻末に記載いただいています。

 

高校の生物の授業で副読本として、

利用されていると思うのですが、

少し社会貢献できているようで、

なんだかうれしい気持ちになりますね。

(みなさんもこの教材を使っていましたか?)

 

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わんにゃん通信No.1959「学生のわんちゃんが実習に参加してくれました ーその17ー」

みなさん、こんにちは。

 

応用生物科学科動物看護コース2年生のNさんが飼育する、

ウェルシュ・コーギーのポンちゃんが

グルーミング実習Ⅱに参加してくれました。

 

今回はシャンプーとドライイングを行いました。

はじめに全身をぬるま湯で濡らして、シャンプーをします。

 

ポンちゃん気持ちよさそうです。

お利口さんです♪

 

次にドライヤーとスリッカーを用いて乾かします。

 

乾いたら、仕上げバサミでお尻周りを整えて終了です。

 

今回は実習にご協力くださりありがとうございました。

またいつでも遊びに来てください♪

 

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わんにゃん通信No.1957「学生のわんちゃんが実習に参加してくれました ーその16ー」

みなさん、こんにちは。

愛玩動物看護学科1年生のSさんが飼育する、

チワプーのメアちゃんがグルーミング実習Ⅰに参加してくれました。

今回は足先のカットに挑戦しました。

 

小さく丸くすきバサミで整えます。

 

初めて実習に参加したメアちゃんでしたが協力的でした。

とても可愛らしい足先が完成しました♪

 

今回は実習にご協力くださりありがとうございました。

またいつでも遊びに来てください♪

 

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バイオ通信 No.2841「遺伝子操作学実習・実技試験」

1年生の遺伝子操作学実習では、

実習最終日に実技試験を行います。

 

内容はプラスミドの調製と、

アガロースゲル電気泳動です。

 

プラスミドの調製法はボイル法か、

アルカリ-SDS法どちらかを覚えて操作します。

 

もちろん、アガロースゲル電気泳動で使用する、

アガロースゲル電気泳動用bufferも各自で調製します。

 

アガロースゲルは何%の濃度でしたっけ?

 

アガロースゲルは電子レンジで溶解します。

突沸には気を付けて。

 

遠心分離における注意事項は何ですか?

 

アルコール沈殿後は、

プラスミドを真空デシケーターで乾燥します。

 

プラスミド溶液が出来ましたら、

アガロースゲル電気泳動を行います。

 

DNA溶液とローディングbufferを混ぜてから、

サンプル溝へアプライしていきます。

 

プラスとマイナスの向きを間違えないように。

DNAは泳動用buffer中でマイナスに荷電しています。

 

アプライも上手になりましたね!

 

実技試験では、

プラスミド抽出、電気泳動操作もチェックしていますが。。。

それよりも、基本操作をきびしくチェックしています。

 

実習の最初と最後に手洗いをして、

テーブルを拭いているか。

 

天秤の水平はとっているか、

使用後はキレイに拭いているか。

 

器具の取り扱い方、洗浄法、

遠心機の使用法などなど。。。

 

1年間に習った事が身についていますか?

忘れちゃった方は復習しておいてくださいね♪

 

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バイオ通信 No.2840「微生物学実習・実技試験2」

1年生の微生物学実習では実技試験があります。

1日目は分離培養、2日目はグラム染色と顕微鏡の取り扱いです。

 

平板培地へ分離培養した2種類の細菌を見分けて、グラム染色を行います。

赤〇内のコロニーは大きくて半透明、青〇内のコロニーは小さくて乳白色です。

 

スライドグラスにガラス鉛筆で丸を二つ描き、白金線を用いて釣菌します。

多すぎると観察しづらくなります。

 

塗抹が終わったら乾燥、固定します。

 

グラム染色はクリスタル紫から。

 

水洗して。

 

次はルゴール液、エタノール、サフラニンと染色していきます。

染色時間は正確にね。

 

染色後は顕微鏡で観察します。

キレイに染色できたところにピントを合わせられたら先生に採点して頂きます

 

2種類の細菌はグラム陽性球菌とグラム陰性桿菌です。

きちんと染め分けられましたか?

グラム陽性菌は何色に染まるのでしょうか。。。

 

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