湘央医学技術専門学校・湘央生命科学技術専門学校

応用生物科学科&愛玩動物看護学科BLOG

わんにゃん通信No.1170「2021年3月の卒業生」

こんにちは。

今年3月に卒業し、動物病院に勤めたTさんとSさんが仲良く来てくれました。

 

学校犬におもちゃとおやつをたくさん持って来て頂き、ワンコ達も大喜び&大興奮でした。

教員にも甘いスイーツを♥ごちそうさまでした!

 

新社会人として二人とも苦労しているみたいで・・・笑

不満や愚痴たくさんあると思いますが、誰しもが通る道かなと思います。

 

辛い事もありますが、そこで踏ん張れるのは「動物を助けたい」「動物が好き」という気持ちと、一緒に勉強し苦労してきた学校の仲間がいるということではないかな。

また、1年目はキツいと思うことも多いと思いますが、チャンスの1年でもあります。

なんでも聞くことが許される1年であり、たくさんの事を柔軟に吸収できる年なのではと思います。

 

どう感じるか、どう考えるか、それにたいしてどう行動するか・・・たくさん悩んでたくさん人に聞くと良いです。

頑張ってる姿は、必ず誰かが見てくれてるはず。

ずっと応援してます。

 

学校犬全員抱っこして素敵な笑顔でパシャリ!

みかんがちょっと残念

Tさん溺愛のあろえ君はかっこよくピンで撮ってもらいました。

 

忙しい中来てくれてありがとう♪

 

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わんにゃん通信No.1169「超音波検査を行いました。」

みなさん、こんにちは。

 

1年生の検査機器総論で超音波検査を行いました。

超音波検査は超音波を用いて体の内部を観察する検査方法です。

 

教えてくださるのは、臨床検査技術学科のT先生とI先生です。

2グループに分かれて教えていただきました。

 

写真はT先生がY君の胸部にゼリーを塗って、その上から端末器(プローブ)をあてている様子です。

 

先生のお手本の後は、学生同士で超音波検査を体験しました。

 

見た目以上に難しいですね!

心臓の解剖を復習することもできましたね♪

 

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バイオ通信No.2204「生化学実習6」

みなさん、こんにちは。

 

今回のバイオコース2年生の生化学実習では、卵白アルブミンの分離を行いました。

それでは、分離操作の様子をご紹介します。

 

まずは、卵白と卵黄に分けます。卵白をガーゼで濾します。

 

pH指示薬を加えます。若干緑色になっているのがわかりますか。

酸を加え、赤紫色に変化すると終了です。

 

写真では、わかりづらいですが、実際に学生もわかりづらかったようです。

学生に色の変化を伝えると、「えー!」と言ってました。

 

緑色っぽい色からの変化なので色判断は、なかなか難しかったようです。

今回の実習では、結構重要な操作なのですが・・・・・。

 

遠心をして、上清を回収します。

 

塩を加え、遠心をして、卵白に含まれるグロブリンを除去します。

 

上清にさらに塩を加えるとアルブミンが析出してきます。

塩濃度によって、グロブリンとアルブミンがそれぞれ析出してきます。

 

沈殿(アルブミン)を水に溶解して、透析を行いました。

 

透析後、今回分離したアルブミンの定量を行います。

タンパク質の性質がわかりやすい実習だと思いますので、2年生のみなさん、しっかり理解してくださいね。

 

次回は、アルブミンの定量の様子をご紹介します。

 

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わんにゃん通信No.1168「受付対応」

みなさん、こんにちは。

 

動物看護コース2年生が動物医療コミュニケーションの実習で、受付対応について学びましたのでご紹介します。

 

今回の実習では、学生が看護師または飼い主さん役となり、問診・診察室へのご案内・処方・お会計をシミレーションしました。

 

問診では飼い主さんに、主訴と患者動物の容態を伺います。

 

診察の準備が整い次第、診察室へご案内します。

 

診察終了後は処方薬の説明・その他投薬方法等を説明し、お会計します。

 

今回の実習では、学生が看護師または飼い主さん役となることで、お互いの立場を体験することが出来ました♪

動物病院実習に行った際には、実習先の動物看護師さんの受付対応を見ておきましょう。

 

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バイオ通信No.2203「高圧蒸気滅菌器でジャガイモを滅菌?しました♪」

みなさん、こんにちは。

1年生が検査機器総論で高圧蒸気滅菌器(オートクレーブ)の取り扱いについて学びました。

 

高圧蒸気滅菌器とは、微生物等の対象物を温度および圧力の飽和水蒸気を利用して殺滅することができる機器です。

一般的に2気圧121℃で15~20分間加熱することで、対象物を滅菌することができます。

 

今回の実習では、ジャガイモを高圧蒸気滅菌してみました♪

 

高圧蒸気滅菌器は、調理の際に使用する圧力釜と似たつくり・仕組みをしているため、ジャガイモに熱を通すことが出来ます。

 

学生はこの後、滅菌されたジャガイモを美味しくいただきました♪

 

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わんにゃん通信No.1167「学校犬 傘に慣れるの巻」

こんにちは。

 

動物看護コース2年生の動物飼育管理実習Ⅲのトレーニング実習では、今回馴化のトレーニングとして学校犬に傘への恐怖心をなくしてもらうということを実践しました。

 

傘自体に恐怖心がある子、傘を開いた時にびっくりしてしまう子、全く動じない子、様々な反応を見ることができました。

トレーニングとしては、段階を踏んで少しずつ傘が怖い物でないことを理解してもらいます。

 

まず、傘を床に置いて周りにおやつをまきます。

もみじくんはしっぽが下がり腰が引けてます。傘に対しての恐怖心、警戒心があるということですね。

 

ワンコの重心や尾の下がり方、耳、顔つきなどボディーランゲージを読み取りながら進めていきます。

もみじくんはこの後傘を跨げるようにまでなりました。

少しずつ時間をかけてのトレーニングなので引き続き頑張りましょう。

 

ぽてとくんは対照的にほとんど気にせず・・・

傘をひろげた状態でもおやつを食べてました。

 

その子その子によってどこまで出来るか、どのくらい時間かかるかが違うのでたくさん触れあって観察をして信頼関係を築いていきましょう。

 

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わんにゃん通信No.1166「2期 実習スタート」

こんにちは。

動物看護コース2年生の2期の生化学実習がスタートしました。

 

1期は機器の操作法や作業工程、酵素との反応や試薬の取り扱いについての手技を身につけてもらいました。

2期では、学校犬の血液を分離した血清を用いて検査をしていきます。

初回は練習ということで、ブドウ糖液を5つの濃度に希釈し、各希釈液を反応させ発色した試料の吸光度を測り、検量線を作成しました。

 

検量線をまっすぐ引けるまで何度もやり直す班もありましたが、どの班も声をかけ合い、確認し合い、作業を分担してスムーズに行っていた印象です。

 

全員プレーで実習を行っています。さすが2年生ですね。

 

反応後の検体がこちら

試料中のグルコースは、酵素の作用により、酸化され、同時に過酸化水素が作られます。

その過酸化水素は発色試液中のフェノールと4-アミノアンチピリンとを酸化縮合され、赤色の色素を作るそうです。

 

赤色の濃さの具合でしっかり希釈が出来ていることが目視でも確認できますね。

来週からは、学校犬の血清中の値を検査します。

丁寧に慎重に作業していきましょう。

 

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バイオ通信No.2202「倒立顕微鏡」

1年生の検査機器総論で顕微鏡の取り扱い方を行いました。

 

生物顕微鏡の他に、倒立顕微鏡、実体顕微鏡の取り扱いも学びました。

倒立顕微鏡は培養細胞を生きたまま観察出来る顕微鏡です。対物レンズがステージの下にあります。

 

倒立顕微鏡で池の水をみたら。。。

いろいろな形の微生物が観察出来ました。

 

編み目緑できれいなもの。

これは球体に見えますが平べったいです。

 

どこかで見たような?生物。

 

それぞれ元気に水中を移動していました。

顕微鏡で拡大すると普段見ているモノも不思議な形に見えて驚きます。

いろいろと観察してみましょう。

 

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わんにゃん通信No.1165「網状赤血球の観察」

みなさん、こんにちは。

動物看護コース2年生が動物臨床看護学実習で、網状赤血球を観察しましたのでご紹介します。

 

はじめに、通常赤血球は骨髄で生成され脱核(核がなくなること)を行い、成熟した後に末梢血中を流れ、全身に酸素を供給します。

成熟赤血球に対し、網状赤血球とは、成熟した赤血球のひとつ前の段階の未熟な赤血球のことで、特殊な染色を行うと脱核した跡が網状・塊状を観察することができます。

 

今回はニューメチレンブルー染色を行い、網状赤血球の観察を行いました。

 

写真は染色液が入った、ガラス管(ヘマトクリット毛細管)です。

 

ガラス管に血液を流し入れます。

 

ガラス管を傾けて中の血液と染色液を混和します。

 

数分間静置します。

 

スライドガラスにガラス管内の血液を滴下し、血液塗抹標本を作り、鏡検します。

 

写真は鏡検像です。

内部が青紫色に染色されている血球が、網状赤血球です。

 

スケッチもしました♪

 

染色方法によって長所・短所があります。

検体によって染色方法を使い分けましょう♪

 

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バイオ通信No.2201「生化学実習5」

みなさん、こんにちは。

今回の生化学実習は、DNAの定量を行いました。

 

今回定量したDNAは、第1回目の生化学実習のときにブタの肝臓から分離したDNAです。

それでは、実習の様子をご覧ください。

 

こちらは、吸収曲線です。DNAは、260nm付近に最大吸収波長があります。

今回分離したDNAも最大吸収波長が260nm付近にあることが確認できました。

 

DNAの確認ができたところで、余裕のポーズかな?

 

さらに今回は定量ですので、ジフェニルアミン法で定量を行いました。

 

今回も無事に実習は終了。

この実習で1期の生化学実習は終了です。

 

2期からも生化学実習はありますので、2年生のみなさん、しっかり頑張っていきましょう。

 

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