湘央医学技術専門学校・湘央生命科学技術専門学校

応用生物科学科&愛玩動物看護学科BLOG

わんにゃん通信No.2025「わんちゃんの体温測定」

みなさん、こんにちは。

 

愛玩動物看護学科2年生が「動物内科看護学実習Ⅲ」で、

わんちゃんの体温を測定しました。

 

ヒト場合、脇のしたの体温を測定することが多いですが、

わんちゃんやねこちゃんの場合は肛門内(直腸)の体温を測定します。

 

動物は体の表面が毛で覆われているため、

体の表面では正しく検温ができないため直腸で測ります。

 

今回は、学校犬ポメラニアンのれもんに協力してもらいました。

まず、動物が動いてしまわぬようにしっかりと保定します。

 

動物が座らないように、

また処置者の作業を遮らないように行うことがポイントです。

 

体温を測定する際は、

尾をしっかりと持ち上げて、

直腸をまっすぐにさせた状態にします。

 

肛門内に便が含まれる場合があるため、

直腸壁に沿わせるように、

優しく体温計を2~3cmほど入れます。

 

数秒で測定が完了します。

 

健康なヒトの体温は、35.5~37.5℃とされていますが、

わんちゃんとねこちゃんの体温は38.0~39.0℃が、

健康な値とされています。

 

今回のれもんの体温は38.3℃でした。

 

正常でした♪

 

体温をは測ることで、動物の健康状態を知ることができます。

定期的に検温をしてあげましょう。

 

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バイオ通信 No.2937「モノクローナル抗体の作製・培地交換」

2年生の免疫化学実習では、

モノクローナル抗体の作製を行っています。

 

前回、PEGで細胞融合を行った細胞は、HAT培地で培養中です。

 

今回はHT培地へ培地交換を行います。

 

培地を半分アスピレーターで吸って減らします。

 

新しい培地を2滴5mLピペットで2滴加えます。

 

96ウエルプレートに触れないように、

滴下していきます。

 

かなり集中して滴下するので眼が疲れます…。

 

ハイブリドーマが元気に育つといいですね。

 

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バイオ通信 No.2936「モノクローナル抗体の作製・細胞融合」

2年生の免疫化学実習では、

モノクローナル抗体の作製を行っています。

 

今回は細胞融合です。

 

1)脾細胞の調製

抗原を免疫してあるマウス(BALB/c)から

脾細胞を回収します。

 

クリーンベンチ内でマウスから脾細胞を取り出し、

メッシュですりつぶし培地へ浮遊させます。

 

遠心して細胞を集めます。

この赤い沈殿は脾細胞と赤血球です。

 

赤血球溶解bfferを加えて、赤血球を壊します。

 

遠心して脾細胞を集めます。

脾細胞だけなので沈殿は白っぽくなりました。

 

上清を取り除き、

培地へ脾細胞を浮遊させます。

 

2)細胞数を求めます。

調製した脾細胞の一部をトリパンブルー液で染色し、

生細胞数を求めます。

 

同様に、

培養していたミエローマ細胞(SP2/0)の生細胞数も求めます。

 

脾細胞は5000万~1億個取れました。

 

3)PEG(ポリエチレングリコール)による細胞融合

脾細胞と1/10量のミエローマ細胞を、遠心管へ入れます。

 

遠心して上清を取り除き、

細胞をタッピングによりほぐします。

 

50%PEGを1分間かけて細胞に滴下していきます。

チューブを振り攪拌しながら滴下します。

 

PEG添加後、

今度は培地を10分間かけて滴下していきます。

 

PEGをゆっくりと希釈します。

 

希釈が終わったら遠心して細胞を集めます。

 

HAT培地へ浮遊させ、

組織培養用96ウエルプレートへ巻いていきます。

 

37℃、5%炭酸ふ卵器で培養します。

 

HAT選択により、

脾細胞とミエローマ細胞が融合した細胞だけが生き残り、

増殖する予定です。

 

たくさん融合しますように。。。

 

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わんにゃん通信No.2024「わんちゃんのカットをしました」

みなさん、こんにちは。

 

先日、愛玩動物看護学科2年生のAさんとSさんが、

学校犬ポメラニアンのれもんをカットしてくれたので、

そのときの様子をお伝えします。

 

今回はお尻のカットに挑戦しました。

 

仕上げバサミを用いて、

お尻が丸くなるように整えます。

 

左右対称にカットすることがポイントです。

 

れもんは大人しく協力的でした♪

 

出来上がりです!!

 

まるでボールのような丸いお尻になりました。

歩くたびにお尻がプリプリと揺れて可愛いです。

 

Aさん、Sさん、

れもんのカットをしてくれてありがとうございました!

 

 

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バイオ通信 No.2935「化粧品学実習・ドクダミ化粧水」

2年生の化粧品学実習で、

ドクダミ化粧水を作りました。

 

ドクダミは、

学校敷地内に生えていたものを使用しました。

 

柔らかく、日焼けやシミの無い葉っぱを選び、

水洗してから冷凍しておきました。

 

細かく刻んで、すり鉢ですります。

 

すりつぶされてくると、水っぽくなってきます。

 

すりつぶしたものをビーカーへ集めます。

 

ガーゼに包んで。。。

 

搾ります。

 

昨年よりたくさん搾れそうです。

 

搾り汁を3000rpmで10分間、遠心します。

 

そうすると、葉緑素などの粒子が沈殿します。

 

上清をビーカーへ集めます。

4℃で1週間保存します。

 

1週間後…

 

少し色が変化し茶褐色になりました。

 

また、上清を遠心して粒子を取り除きます。

 

沈殿の色が白っぽくなりました。

上清を集めます。

 

ドクダミ溶液に、

溶液の10%のグリセリンと、

レモン汁を混ぜて出来上がりです。

 

もう一つは、

ドクダミ溶液と同量の日本酒を混ぜて出来上がりです。

 

ドクダミ化粧水の主な成分は、

デカノイルアセトアルデヒド、

クエルシトリンドクダミです。

 

デカノイルアセトアルデヒドは、

ドクダミの独特な匂いの原因物質であり、

抗菌、解毒作用があります。

 

クエルシトリンは血液循環、新陳代謝の活発化、

毛細血管の強化などの作用があります。

 

今回の化粧水は、

つけたらしばらく置いて、洗い流して使用します。

 

すべすべ、ふっくらのお肌を目指しましょう(^^♪

 

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わんにゃん通信No.2023「犬用おもちゃをいただきました!」

みなさん、こんにちは。

 

愛玩動物看護学科2年生のMさんとTさんが、

学校飼育犬に犬用のおもちゃをプレゼントしてくれました!

 

お二人から頂いたおもちゃは、

「コング」という知育玩具です。

 

おもちゃの中央に空洞のある、

丈夫な天然ゴムでできたおもちゃです。

 

長時間噛んでも壊れにくく、

飲み込みにくい大きさと形状をしています。

 

空洞部にフードや、

ペースト状のおやつを入れることができます。

 

わんちゃんが頭を使いながら、

夢中でコングの中のオヤツを食べることができます。

 

長時間のお留守番が苦手なこにおすすめです。

 

本校の学校犬もコングが大好きです。

 

とくにトイ・プードルのわらびは、

オヤツを入れなくても遊び続けるほどお気に入りです。

 

待ちわびた新しいコングに大喜びです!

 

沢山遊んでもらえました♪

 

Mさん、Tさん、

学校犬に素敵なおもちゃをプレゼントしてくださり、

ありがとうございました。

 

たいせつに使わせてもらいます♪

 

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わんにゃん通信No.2022「かぼすをシャンプーしました」

みなさん、こんにちは。

 

先日、愛玩動物看護学科のMさんが、

学校犬ポメラニアンのかぼすをシャンプーしてくれました。

 

そのときの様子をお伝えします。

 

かぼすはシャンプーが苦手です。

Mさんにしがみつく様子のかぼすです。

 

シャワーの音と、

水に濡れることが怖いようです。

 

今回は水圧を弱めて優しく洗ってあげました。

 

洗いはじめは落ち着きのない様子でしたが、

すこし大人しくなりました。

 

シャンプー後は洗い流して、

乾かしておしまいです♪

 

Mさん、

かぼすのシャンプーをしてくれてありがとうございました!

 

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バイオ通信No.2934「実験動物2級技術者資格認定試験(学科試験)結果が届きました」

みなさん、こんにちは。

 

少し前(9月5日)のことになりますが、

応用生物科学科2年生6名が受験していた、

実験動物2級技術者資格認定試験(学科試験)の合否結果が届きました。

 

無事、6名全員が学科試験を通過しました。

 

以前は当たり前だった全員合格が、

3年ぶりに見えてきましたね。

 

全員合格だけでなく、

成績優秀者表彰を見据えて、

実技試験に臨んで欲しいと思っています。

 

これから、実技試験対策がはじまります。

頑張っていきましょう。

 

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わんにゃん通信No.2021「動物愛護週間」

みなさん、こんにちは。

 

今月の9月20日から26日は「動物愛護週間」です。

 

動物愛護及び管理に関する法では、

国民の間に広く動物の愛護と、

適正な飼養についての理解と関心を深めていただくため、

9月20日から26日を動物愛護週間と定めています。

 

これを機に改めて、

動物への理解と関心を更に深めてみるのはいかがでしょうか。

 

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バイオ通信No.2933「無菌操作の実技試験」

みなさん、こんにちは。

 

1・2期に渡り実施していた、

1年生の細胞組織学実習・・・。

 

その最後に実技試験を行いました。

 

今まで、

植物組織培養の基本技術について学んできましたが・・・、

 

その集大成として、

基本技術に立ち戻り・・・、

 

実技試験として、

無菌播種の作業をしていただきました。

 

慣れてくると、

基本操作が雑になりがちですが、

 

そういうこともなく・・・

 

しっかりと作業ができていました。

 

無菌操作はバイオ分野では基本技術の一つですので、

これからいろいろと経験していきますが、

きれいに見える、

しっかりとした技術を身につけていきましょう。

 

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