こんにちは。暑くなってきました。
ぽてとさんをお預かりして、早くも1ヶ月。
学校犬を預かってくれている卒業生の皆様
本当にありがとうございます!
最近のこの暑さにぽてとさん すでにダウン・・・
yama家の一番涼しい玄関でよく寝ています。
これからもっと暑くなるというのに、心配になりますね。
皆様も体調に気をつけてください。
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みなさん、こんにちは。
牡丹と芍薬は似た花を咲かせますが、どんな違いがあるのか気になるところですね。
こちらが牡丹の花・・・
こちらが芍薬の花です。
写真の花の色の違いはおいておいて、見分けるポイントはどこでしょうか。
花の咲く時期はざっくりというと、牡丹は4月~5月にかけて、芍薬は5月~6月にかけてと、牡丹の方が少し早く咲きます。
また、牡丹は花が散るときに一気に散りますが、芍薬は段階的に散っていきます。
次につぼみを見てみましょう。
上が牡丹、下が芍薬です。
写真の撮り方がまずかったので、よくわからないかもしれませんが、牡丹のつぼみは栗の実のように先に少しとがった部分がありますが、芍薬のつぼみはそのようなものはなく、キャベツのようにつるっとしています。
歯も見てみましょう。
牡丹は葉の先端の部分が分かれていますが、芍薬は葉の先端が分かれていません。
また、牡丹の葉は光沢がありませんが、芍薬の葉は光沢があります。
そもそも牡丹は木、芍薬は草ですから、ここが一番大きな違いかもしれませんね。
いろいろ見てみると、植物の世界にも面白いことがいろいろとありますね。
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1年生の細胞組織学実習ではアスパラガスを使って茎頂(成長点)培養を行います。
茎の先端には、細胞分裂の盛んな茎頂(成長点)とよばれる部分があります。
植物に感染したウイルスもこの茎頂部分にはなかなか入り込めません。
この茎頂だけを切り取って培養すれば、ウイルスのいないウイルスフリー苗が作り出せます。
茎頂部分を見つける練習から。
実体顕微鏡を使用しながら茎頂部分を露出していきます。
茎頂は0.5mm以下の大きさなので実体顕微鏡を覗きながら行います。
アスパラガスの袴を取り除いて、実体顕微鏡へセットします。
顕微鏡を覗きながらの作業なので最初はなかなか上手くいきませんが、慣れてくると短時間で成長点を見つけることが出来るようになります。
ちゃんと茎頂部分が露出できているか、hana先生にチェックしてもらいながら。
実習ノートへ観察記録も残しておきます。
写真に撮ったり。
スケッチしたり。
袴をめくるとこんなのが出てきます。さらにピンセットかメスの先端を使ってめくると。。
茎頂部か露出できます。
本番はクリーンベンチ内へ実体顕微鏡を持ち込んで無菌操作を行います。
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みなさん、こんにちは。
5月1日に発行された 「LABIO21 No.80 」に2019年度(第35回)の実験動物技術者試験にて、成績優秀者(専門学校の部)として表彰された当学科卒業生ONさんの記事が掲載されました。
記事の題は「実験動物技術者試験を受験して」です。
みなさん、ぜひともご覧ください。
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みなさん、こんにちは。
動物の眼のお手入れ方法をご紹介します。
今回はメヤニ(眼脂)の取り方についてお伝えします。
犬や猫は人間と同じように眼からメヤニがでます。
動物は人間のように洗顔等をして洗い流すことが自らできませんので、人間の手で定期的に取り除いてあげましょう。
柔らかいコットンにホウ酸水を薄めた液をつけます。
ぬるま湯でもきれいになります。
優しく眼の周りの眼脂を拭き取ります。
アイコームはコームの先が丸く怪我をしにくい構造しています。
頑固な汚れも取れやすいです。
眼脂を取る際は、メヤニの色や量、性質、左右の差を気にすることで、眼科疾患の発見につながります。
よく観察しましょう♪
眼の処置が苦手な動物は多いです。
1人で無理に行わず、誰かに保定をしてもらったり、動物におやつを舐めさせながら行うと、処置をしやすいです♪
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みなさん、こんにちは。
5月10日(日)は、母の日でした。
カーネーションを送った方、もらった方もいらっしゃるかもしれませんが、お花屋さんで面白いカーネーションを見つけましたので、ご紹介します。
こちらはレインボーなカーネーション・・・
こちらは白いカーネーションの茎を縦にいくつかに切断して、それぞれ違った色の水を吸い上げさせて、このような7色のカーネーションを作り出しています。
こちらは青いカーネーション・・・
実物を直接見るのは私ははじめてでしたが、「ムーンダスト」というバイオの技術で品種改良されて生まれた青いカーネーションです。
ちなみに花言葉は、「永遠の幸福」だそうです。
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1年生の細胞組織学実習では、クリーンベンチを使って植物の組織培養を行います。
ニンジンは皮をむいて輪切りにして、次亜塩素酸ナトリウム溶液で攪拌しながら殺菌します。
殺菌後、クリーンベンチ内へ持ち込み、滅菌水でニンジンを洗浄します。
滅菌したシャーレへニンジンを入れて、滅菌コルクボーラーでくり抜きます。
端っこは次亜塩素酸ナトリウム液で痛んでいるのでメスで切り取ります。
ピンセットを火炎滅菌して冷ましてから。
試験管培地へ植え込みます。
出来ました!
これをしばらく培養するとカルス化してきます。
カルスは分化全能性の細胞の塊です。
培地中ホルモン調整で葉っぱにも、根っこにも分化できます。
だから、理論上、ニンジンのかけらが一個あったら、ニンジンがたんまり出来るってわけです(^o^)。
早く実習したいですね。
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実習では使用する試薬、培地の調製、器具の準備、滅菌、使用した器具の洗浄、後片付けなど、全て自分たちで出来るように指導しています。
今回は、1年生の細胞組織学実習での培地の調製の様子を見てみましょう。
今日は基本のMS培地(Murashige & Skoog medium)にホルモン添加した培地を調製します。
pHメーターは、pH標準液を使用して較正します。
培地に必要な試薬を全て加えたら、KOHを滴下して溶液のpHを5.2に調整します。急にpHが上がってしまうので慎重に加えていきます。
pHが調整できたら、ジェランガム(固める役割をする試薬)を加えて、電子レンジで溶解します。突沸に気をつけてね。
ジェランガムが溶解できたら、熱いうちに試験管へ分注していきます。
フタをして、オートクレーブで滅菌します。滅菌後、冷まして固まったら出来上がりです。
培地調製するだけでも、電子天秤、pHメーター、マグネチックスターラー、オートクレーブ、メスシリンダー、ピペットといろいろな機器・器具が使えないといけません。
1年生のみなさん、これからたくさんの技術を身につけていきましょうね。
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