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バイオ通信No.1238 「鼻腔内ブドウ球菌の検索2・薬剤感受性試験」

1年生の微生物学実習では鼻腔内ブドウ球菌の検索を行っています。Ahr2013Nov.gif


自分の鼻腔内の菌をマンニット食塩寒天培地で培養し、単一コロニーを保存しました。

保存菌はグラム染色してグラム陽性球菌であることを確認してあります。


増菌してから、薬剤感受性試験を行いました。

131009-36.jpg


培養した菌液をコンラージ棒で塗り広げます。

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塗り広げた菌の上に抗生物質の染みこんでいるディスクを置きます。
131031-23.jpg

翌日、観察してみると。。。

阻止円の大きさ(緑線)を計ります。
薬剤が効いていると阻止円が大きくなり、効いていないと阻止円は小さくなります。抗生物質の種類によっても効き方が変わっています。

右のシャーレは阻止円が見られないので、今回使用した抗生物質には効かないようです。
131031-24.jpg 131031-25.jpg

その他のシャーレでは。。。
131031-26.jpg 131031-27.jpg

今回使用した抗生物質はゲンタマイシン、エリスロマイシン、オキサシリンです。
阻止円の直径によって、耐性、中間、感受性と判定します。
1年生の鼻腔内のブドウ球菌にはどの抗生物質がきいたのでしょうか?