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バイオ通信 No.1312 「グルコースを定量しました。」

1年生のバイオサイエンス実習でグルコースの定量を行いました。2014JulAhr.gif


操作はすべてひとりで行うので必要な器具を準備してから始めます。


グルコース標準液を希釈して、発色液と混ぜて37℃の恒温槽で反応させます。

140715-6.jpg


反応後、グルコースの濃度にしたがって発色の度合いが変わります。

140715-7.jpg


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色で比較するのは大変なので。。。

分光光度計で溶液の吸光度を測定します。
140715-8.jpg 140715-9.jpg

グルコース濃度が高かったら赤い色が濃くなります。
色が濃いと吸光度が高くなります。

一番左はグルコースが入っていないので無色透明です。右の試験管へ行くほど吸光度は高くなります。
140715-7-2.jpg

測定後、縦軸に吸光度、横軸にグルコース濃度をとり、グラフを作成します。
140715-10.jpg

溶液の濃度と吸光度が比例するというグラフが得られました。
このグラフは検量線といい定量するときに使います。

サンプル中のグルコース濃度を求めるには、同じように発色液とサンプルを反応させて吸光度を測定します。
求めた吸光度の値を検量線にあてはめて。。。グラフから濃度を求めます。これが定量です。

検量線が比例のグラフにならなかったら。。。ダメダメです。
ちゃんとグラフはかけたかなぁx