バイオ通信No.1084 「プラスミドの調製」
1年生の遺伝子操作学実習でプラスミドを調製しました。
今回はボイル法により大腸菌からプラスミドを取り出します。
リゾチームを加えて煮沸します。
これにより、宿主菌である大腸菌の細胞壁を破壊します。
遠心すると、変性した菌体のタンパク質や染色体DNAが沈殿になります。
それを、楊枝でつり上げて。。。

ポイッと捨てます。残った溶液中にはプラスミドが含まれています。

イソプロパノールと酢酸ナトリウムを加えると。。。
アルコール沈殿といいます。
モヤッとDNAが析出して見えます(^_^)v

遠心してプラスミドを集めます。
白い沈殿がプラスミド(DNA)です!

沈殿を乾燥させてTEに溶解します。
RNAを除去してからアガロースゲル電気泳動にてDNAを確認します。

きれいに泳動できました♡
