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バイオ通信No.1187 「生化学実習9」

みなさん、こんにちは。 2013JulTko.gif


今回の実習は、SDS-PAGEです。

前回のゲルろ過法と同様に唾液アミラーゼの分子量を求めました。


最初に、ゲルの作製からです。ガラス板とガラス板の間にゲルを作製します。


写真ではわかりづらいですが、上に濃縮ゲル、下に分離ゲルの2層になっています。

13071003-01.jpg 13071003-03.jpg


これを電気泳動槽にセットしてサンプルを塗布します。青色がサンプルです。

これに電流を流します。

13071003-15.jpg


しばらくすると、青色が下向きに移動したのわかりますか?

濃縮ゲルと分離ゲルの境目ぐらいに青色があります。

13071003-16.jpg


いよいよ分離ゲルにサンプルが突入していくと、青色のバンドが何本か見え始めました。

13071003-17.jpg


これをさらに泳動すると、さらに分離されてきました。

13071003-18.jpg


13071003-19.jpg 

 

そして、泳動終了。

ガラス板からゲルを取り出して、タンパク染色をします。


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タンパク染色をしたゲルです。
時間の関係で脱色が不十分なので、あまりきれいに見えませんが、この結果を基に唾液アミラーゼの分子量を推定しました。
13071003-20.jpg

2年生諸君、分子量はいくつになりましたか?
前回のゲルろ過と合わせてしっかり考察したレポートを仕上げてくださいね。