バイオ通信 No.1190 「吸収曲線の作成・紫外部」
1年生のバイオサイエンス実習で吸収曲線を描きました。
前回は色つき(可視部)の溶液でした。
今日のサンプルはこちら。

無色透明な溶液にも吸収はあるのでしょうか!
DNAとタンパク質溶液の極大吸収波長はいくつなのか。
前回同様波長をかえて、220~300nmの範囲を20nmずつ測定していきます。
今日は紫外部を測定するので石英セルを使用します。


測定値はしっかりノートにまとめ、吸光度と波長の関係をグラフにしていきます。

できたグラフはこちら。

グラフより
DNAの極大吸収波長は260nm。
タンパク質の極大吸収波長は280nmということがわかりました。