湘央医学技術専門学校・湘央生命科学技術専門学校

応用生物科学科&愛玩動物看護学科BLOG

カテゴリ「動物看護コース」の記事

わんにゃん通信No.1097「ジアルジア」

みなさん、こんにちは。

動物看護コース1年生が動物臨床検査学実習Ⅰで寄生虫について学びました。

 

今回はジアルジアを顕微鏡で観察しましたのでご紹介します。

 

ジアルジアとは単細胞で運動機能や生殖機能などを有する原虫の一種で、人や動物に感染します。

写真は顕微鏡で見た「ジアルジアの栄養型虫体」です。

 

拡大すると、見た目が顔のようにみえてかわいらしいです。

 

濃い紫色の部分は目に見えますが、核です。

虫体から出ている糸状の「鞭毛」で、自由に移動することができます。

 

かわいらしい見た目ですがジアルジア感染により、

下痢、衰弱感、体重減少、腹痛、悪心や脂肪便などを起こすおそれがあります。

 

感染経路は主に感染動物の糞便の経口感染、水系感染です。

犬や猫を多頭飼育をする際は、寄生虫感染症に特に気をつけましょう。

 

↓↓クリックお願いします

 


わんにゃん通信No.1096「ハムスターの薬作製」

こんにちは。

動物看護コース2年生の外科看護学実習にて、ハムスターの薬を作製しました。

 

薬をすりつぶし、今回はフルーツジュースで溶かして点眼ビンにいれて完成。

授業では、すりつぶした時の薬とジュースと混ぜた後の薬を味見し、飼い主さんにお渡しするときの説明を考えて対応してもらいました。

 

O先生とA先生が飼い主さん役になって、未来の看護師さんから処方薬の説明をうけます。

ポイントをしぼって分かりやすく伝えていきます。

 

大事な事は何か、なぜジュースを混ぜたのか、飼い主さんからの質問に対しての返答はどうするのか..

考えることたくさんありましたね。

 

その後、実際に投薬をしてもらいました。

保定をして、確実に投薬。

 

飲み込んだのを確認してからそっとケージに戻します。

ハムスターも甘いお薬をもらえて満足でしょう♪

 

苦い薬も甘くなっていたら、飼い主さんもハムスターもお薬の時間が楽しみになるのではないでしょうか。

 

↓↓クリックお願いします

 


わんにゃん通信No.1095「愛玩動物飼養管理士認定試験結果」

こんにちは(^_^)

11月22日に受験した愛玩動物飼養管理士認定試験の結果がでました!!

 

今年も受験した全員が合格しました✨✨

おめでとうございます(*´▽`*)

 

みんなでハイチーズ♪

 

1級受験も頑張りました!!

 

良い冬休みが迎えられそうです🎄

✨本当におめでとうございます✨

 

↓↓クリックお願いします

 


わんにゃん通信No.1094「サージカルグローブの装着」

みなさん、こんにちは。

動物看護コース2年生が動物外科看護学実習Ⅰで、サージカルグローブの着用方法について学びました。

 

サージカルグローブは手術の際に術者や助手が着用する手袋です。

今回は「オープンカフメソット」法についてご紹介します。

 

はじめに、洗浄した清潔な手で、滅菌されたサージカルグローブを包みからだします。

 

左右を確認し、折り返し部分を持って装着します。

 

片手が装着できたら、折り返し口にグローブを装着した指先を入れ、もう片側に装着します。

 

術衣の袖口から手首が露出しないように、グローブで袖口を覆います。

 

上手にできました♪

 

着用後は周囲の物に手が触れないように、胸より高い位置を保ちます。

 

手術中の動物を感染のリスクから守るために、手指を清潔にしましょう♪

 

↓↓クリックお願いします

 


わんにゃん通信No.1093「ウサギのエリザベスカラー」

こんにちは。

動物看護コース2年生、続いてはウサギのエリザベスカラーの作成です。

 

ウサギさんも疾患や手術後にエリザベスカラーをつける事があります。

 

犬猫と違いウサギさんのチャームポイントである長い耳が少しお邪魔になってしまいます。

ウサギさん自身にもストレスが...。

そこで、ウサギさん特注のエリザベスカラーを作ってもらいました。

 

ウサギさんの首の太さに合わせてファイルをカットします。

 

そして、長い耳が出せるように穴をもう一つ

擦れないように皮膚に触れるところをカバーします。

 

かわいくイラストを描いてくれた班もありました。すてきなエリザベスカラーだと飼い主さんの気持ちも少し晴れますよね。

 

力作をぬいぐるみウサギに装着!

ジャストフィットです。

 

エリザベスカラーの形や作り方はいろいろありますので、今回はほんの1例です。

その子その子に合わせて素材や形を工夫しましょう。

 

↓↓クリックお願いします

 


わんにゃん通信No.1092「ウサギさんと実習」

こんにちは。

動物看護コース2年生の外科看護学実習Ⅱにて、ウサギさんの保定や強制給餌、エリザベスカラーの作成など行いました。

 

エキゾチックアニマルの中でも、不動の人気をほこるウサギさん。

それに伴って動物病院につれていらっしゃる飼い主さん多いです。

 

大人しいイメージのウサギさんですが、本来捕食される側の動物であるので抱っこや処置には必死で抵抗します。

ただ骨格は鳥のように細くもろいので、自分の蹴りで骨折してしまうなんてことも...

 

そんなウサギさんの保定は犬猫以上に慎重に、優しくかつしっかりしなければいけません。

今回協力してくれたのは、ふわふわのウサギのぬいぐるみ3羽とミニレッキスの女の子ミルコです。

 

ぬいぐるみでタオル保定の練習をしました。

 

目を隠すことで安心させます。

ペレットをふやかして流動食も作ってもらいました。

ペレットの種類や溶媒によってにおいや味が変わってきます。

 

ウサギさんにあげる前にしっかり味見してました。さすが2年生です。

 

ふやかしたペレットを練り、シリンジの口から出るか確認します。

硬いと勢いよく出てしまい誤嚥してしまう危険もあるので注意です。

 

ミルコに給餌してみてもらいました。切歯と臼歯の間にシリンジを差し込みます。

 

ミルコは健康児なので強制給餌は必要ないのですが・・・おいしかったようでバクバク食べてました。

エリザベスカラーの作成のブログは、また次回。

 

↓↓クリックお願いします

 


わんにゃん通信No.1091「ホルマリンエーテル法」

みなさん、こんにちは。

動物看護コース1年生が動物臨床検査学実習Ⅰで糞便検査を行いました♪

 

今回は「ホルマリンエーテル法」で、野良猫の糞便検体内の寄生虫を検査しましたのでご紹介します。

これにより、糞便内の寄生虫卵を集めて、検出しやすくします。

 

はじめに、少量の糞便を試験管に入れます。

 

濃度10%のホルムアルデヒド5mLで溶解します。

 

コーヒー牛乳色ぐらいに溶解しましょう

 

更にジエチルエーテル2mLを加えます。

 

試験管の口にフタをして、30秒間上下に振り、よく混和します。

 

遠心分離器で3分間分離します。

 

試験管内の混和液が遠心力により、物質ごとに分離されます。

重い物質ほど底に貯まります。

 

試験管をひっくり返し、上澄みを捨てます。

 

試験管の底にわずかに残った糞便を顕微鏡で検査します。

 

マンソン裂頭条虫卵を検出することができました!

 

糞便検査には様々な検査方法があります。

検査方法によって検出しやすい寄生虫の種類が異なります。

これからも様々な検査方法を覚えていきましょう♪

 

↓↓クリックお願いします

 


わんにゃん通信No.1090「尿検査」

こんにちは。

動物看護コース1年生は、内科看護学実習にて尿検査をしました。

 

学校犬のぽてとさん、まろんさんに協力もしてもらい、膀胱穿刺での採尿とカテーテルでの採尿を見学。

尿が溜まってなかった為、膀胱穿刺はできませんでしたが、カテーテル採尿とその保定を教わりました。

 

上の写真はまろんさんが保定されている時です。

 

1年生も真剣に話を聞きながら、保定を実践してます。

その後、カテーテルで採尿したものと自然排尿で採取した尿を検査。

 

顕微鏡検査では、〇〇先生の家猫からは、きれいなストルバイトが...。

 

採尿方法、検査方法とそれぞれの特徴や準備するものを把握しておくことが大事ですね。

 

↓↓クリックお願いします

 


わんにゃん通信No.1089「グルーミング実習」

こんにちは。

動物看護コース1年生のグルーミング実習では、トリミングツリーを使用し、ブラッシング&後肢カットの練習をしました。

 

一生懸命スリッカーとコームを使ってといでいます。

 

トリミングツリーが倒れてしまうため段ボールとヒモで固定し両手を使えるようにと〇先生が発案した画期的な方法で、実習前日に1年生各自段ボールを切ってトリミング台に固定。スムーズに実習が行えました。

 

足回りも丸くカットしていきます。

 

後肢に見立てているので、おしりから美しい曲線を意識しながら仕上げていきました。

 

皆さん集中してカットしてます。

集中しすぎて、どんどん細くなってしまった学生もいましたが...笑

 

ハサミやコームの持ち方・使い方は日頃から練習していきましょう。

 

↓↓クリックお願いします

 


わんにゃん通信No.1088「術前の手洗いを学びました」

みなさん、こんにちは。

 

動物看護コース2年生が動物外科看護学実習Ⅰで、手術前の手洗い方法について学びましたのでご紹介します。

今回はブラシを使った手洗いを実施しました。

 

はじめに、手をよく水で濡らし、洗剤がついたブラシで指先から洗います。

 

手を洗う際は、肘を上げます。

 

指を1本ずつ洗います。

 

手のひら、手の甲を洗います。

 

手首から肘まで洗います。

 

同じ作業を両手行った後、指先から泡を洗い流します。

水洗の際も、肘をできる限り上げた状態を保ちます。

 

水洗後清潔なタオルで拭きます。

 

手術中の動物を感染からまもるため、術前の手洗いをしっかり行いましょう♪

 

↓↓クリックお願いします