湘央医学技術専門学校・湘央生命科学技術専門学校

応用生物科学科&愛玩動物看護学科BLOG

カテゴリ「動物看護コース」の記事

わんにゃん通信No.1207「寄生虫」

こんにちは。

 

動物看護コース2年生の動物臨床検査学実習Ⅱにて、ウサギの蟯虫卵とノミの卵を顕微鏡でみました。

上の写真はセロハンテープで採取したウサギの蟯虫卵です。

 

ウサギ蟯虫はウサギの肛門まで出てきて肛門周辺の皮膚に産卵します。

セロハンテープで肛門周りをペタペタすると虫卵が採取出来る形です。

蟯虫は感染していても無症状のことが多いですが、便の表面に付着するため不快に思う場合は駆虫します。

 

少し見にくいですが、中央の毛に絡まっているものがノミの卵です。

成虫は動きまわり探すことが困難な場合が多いですが、

セロハンテープの採取法で簡単に見つけることができます。

 

1度見ることにより、「こんな風に見える」という経験は現場に出て実際に鏡検する際、

必ず役に立つと思いますので、しっかり脳に焼き付けておきましょう。

 

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バイオ通信No. 2226「各種培地での培養結果」

みなさん、こんにちは。

 

微生物学実習で行った各種培地での培養結果を、みなさんに見ていただきたいと思います。

最初はブイヨン培地(液体)です。

<写真左>は培養前の培地、<写真右>は微生物培養後の培地です。

微生物の増殖により、<写真右>は培地が濁っています。

 

次に斜面培地です。

真菌の保存では、斜面培地で培養後、4℃に一定期間保存することもあります。

 

次は高層培地です。

酸素が少し苦手な微生物の培養には、高層培地を使った穿刺培養が使われることもあります。

ガスの発生を確認することができます。

また、寒天を少し柔らかめにすると、微生物の運動性を見ることもできます。

 

最後に平板培地です。

微生物の分離培養では、平板培地が使われますね。

 

初めての培養ですからうまくいかないのが当然ですが、

少しずつ塗抹のコツをつかめるようになりましょう。

 

実習でよく使う培地、あまり使わない培地がありますが、

基本的なこととしてしっかり覚えておきましょう。

 

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わんにゃん通信No.1206「合同就職説明会のご案内」

みなさん、こんにちは。

 

動物看護コース学生向けの動物病院合同就職説明会の案内が届いていますのでご紹介します。


日時:2021年12月12日(日)

時間:11:30~16:00

会場:東京都立産業貿易センター浜松町館

 

2022~2023年卒業予定の獣医学部生や就職活動中の動物看護師・トリマーを対象にした、就職合同説明会です。

16病院がご参加を予定しています。

 

参加希望の方は事前エントリーフォームより登録のうえ、参加をしましょう。

公式ホームページはコチラ
↓       ↓

アニマルジョブフェスタ

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アニマルジョブフェスタ 事前エントリーフォーム

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参加希望の学生は応用生物科学科教員に声かけをお願いします。

 

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わんにゃん通信No.1205「オンライン シンポジウムのご案内」

みなさん、こんにちは。

動物看護コース向けのオンラインシンポジウムの案内が届きましたのでご紹介します。

 

「第10回ペットとの共生推進シンポジウム~ペットがもたらす健康効果~」

開催日時:2021年11月7日(日) 13:00~16:00

開催方式:zoomによるオンライン生配信

参加費:無料

 

ご自宅で参加できるオンラインシンポジウムです。

参加者定員があります。

希望の方はお早めに事前申し込みを行いましょう。

 

シンポジウムの詳細・事前申し込みについては下記、公式ホームページをご確認ください。

<ペットとの共生推進協議会 ホームページ>

 

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わんにゃん通信No.1204「マウスのマウス」

こんにちは。

今日はかわいい雑貨の紹介です。

 

私は個人的にマウスが大好きです。

自宅でもテディマウスやファンシーラット、ハムスター、スナネズミを飼育しています。

ただ、寿命が短いのがネック...

 

先日も2歳半のラットが闘病の末亡くなりました。

落ち込んでいた中、友人がこんなかわいい物をプレゼントしてくれました!

マウス型のマウスです。

 

なんとひまわりの種型のマウスパッドまで!

可愛すぎてニヤニヤしてしまいます。

また頑張ろうと思います。

マウスの威力は偉大ですね。

 

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バイオ通信No.2225「微生物培地の調製」

みなさん、こんにちは。

 

1年生の微生物学実習で、培養方法の習得に使用する斜面培地、高層培地、ブイヨン培地を作製しました。

 

ブイヨン培地は液体培地なので、溶解、分注してオートクレーブするだけですが、

斜面培地と高層培地は固体培地のため、寒天が含まれているので、加温溶解して分注する必要があります。

 

加温溶解後は、寒天が固まらないうちに各容器に所定量ずつ培地を分注です。

オートクレーブにかける際は、硫酸紙をかけ、たこ糸で縛ります。

オートクレーブの滅菌条件は、121℃で15分間滅菌です。

 

滅菌後は、高層培地とブイヨン培地についてはそのまま冷却すればよいのですが、斜面培地はほどよく容器を傾けて、冷却します。

培地は調製済みのものが販売されていたり、オートクレーブが必要ない培地があったりもしますが、基本的な培地の調製ができるようになっておくと安心ですね。

 

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わんにゃん通信No.1203「入院ケージ清掃🧹」

こんにちは(^_^)

 

学校の長期休みの時に学生は動物病院実習があります。

その時に任せて貰うお仕事の1つに入院ケージ清掃があります。

任せてもらった時に完璧に清掃できるようにしていきましょう(*^^*)

 

先ずはケージ内にいる動物を移動します。

落ちないように両手で支えます。

 

中に入っている物を取り除き、消毒液を全体にスプレーして拭いていきます。

この時にただ拭くだけではなく、ケージ内に何か異常は無いかなどもチェックしていきます。

敷物の中に薬が落ちていたり、嘔吐物があったりします。

隅々チェックすることがとても大切です!!

 

入院ケージは拭き方に順番があります。

基本、汚れが少ない部分(天井→側面→床)から拭いていきます。

 

扉に汚れが付着しているときは扉を外して洗う場合もあります。

 

最後に敷物等をはじめと同じようにセッティングしていきます。

 

この夏の動物病院実習でも入院ケージ清掃を任された学生もいて、清掃出来ました!!と報告してくれました。

仕事を任されて出来るととても嬉しいですよね♪

 

これからも出来ることをどんどん増やしていきましょう(^∪^)/

 

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わんにゃん通信No.1202「糞便検査~脂肪・炭水化物」

こんにちは。

動物看護コース2年生の動物臨床検査学実習Ⅱでは、染色液を使用した糞便検査を実施しました。

 

今までの糞便検査は、寄生虫の感染の有無や腸内細菌の状態を観察することをやってきました。

今回はズダンⅢとルゴールという染色液を使い、便の中に脂肪や糖質(デンプン)が混じっていないかを調べます。

これらの有無を調べることで、消化機能の状態や消化液の分泌が正常に行われているかが分かります。

 

今回は染色後の変化を観察してもらうため、実習前に学校犬の便にオリーブオイル(脂肪)と片栗粉(デンプン)を混ぜたものを用意。

ご飯前に読まないほうがいいブログになってしまいそうですが...

 

スライドガラスの上に「生理食塩水」「ズダン」「ルゴール」で溶かした便をセットし、鏡検します。

 

ズダンⅢで染色された検体は、脂肪がこのように見えます↓

オレンジ色が脂肪です。

 

糞便の中に脂肪が見えるということは、消化液中の脂肪分解酵素リパーゼが減っている可能性があります。

膵臓の疾患が疑われるかもしれません。

 

ルゴールはこんな感じ↓

黒紫色に見えるのがデンプンです。

 

糞便の中にデンプンが見えるということは糖質の吸収・消化障害があるかもしれません。

今回は意図的に仕組んだ検体を観察してもらいましたが、今後別の検体で調べてみましょう。

 

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わんにゃん通信No.1201「薬剤準備」

こんにちは(^_^)

2年生の動物臨床看護学実習でアンプルからの薬剤準備を学びました。

 

アンプルとは主に注射剤が入っている硝子製の密封容器です。

中の薬液を吸うためには容器の上の部分を折る必要があります。

 

折り方にもポイントがあり、力が入りすぎてしまうと折口がギザギザになって中に硝子の欠片が入ってしまったり、指を硝子で切ってしまうこともあります。

 

左がキレイに折れているアンプルで、右が折口がギザギザになってしまったアンプルです。

しっかり方法を覚えましょう!!

 

実際に折ってみます。

初めてアンプルを折る作業に緊張して指先がプルプルしている学生もいて、見ているこちらも緊張してしまいました。

 

少し力が入りすぎて折口がガタガタになってしまう学生もいましたが、最後はキレイに折れました。

 

その後、シリンジに薬液を吸ったら準備完了です。

 

手早く準備できるようにそれぞれのポイント、方法を覚えて練習していって下さい(*^∪^*)

 

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わんにゃん通信No.1200「猫さんのお世話」

こんにちは。

 

3期の授業が始まりました。

子猫のなぎ・なつめ、子犬のわらび・すずなもだいぶ大きくなりました。

 

さらに、猫舎が夏休み中に完成しました!

日曜大工をするお父さんの背中をみて育った教員達が、試行錯誤し100均やホームセンターで物を揃え、頑張った猫舎がこちら!

 

広々と遊べるスペースができました。

脱走防止にもかなり力を入れてます。

 

そこで、学生さん達に披露するとともにお世話の仕方を授業内で伝えました。

 

真剣にメモをとりながら聞いてます。

夏の病院実習を経験し、目つきのするどくなったような...?1年生です。

これから猫のお世話を経て、仲良くなってもらうのはもちろん、猫の生体や習慣、扱いも学んでいってください。

 

一生懸命メモをとってる学生を応援しているかのようにのぞき込む、なつめとなぎ。

 

黒くてどこにいるかわからないかもですが...笑

今後も成長が楽しみです。

 

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