湘央医学技術専門学校・湘央生命科学技術専門学校

応用生物科学科&愛玩動物看護学科BLOG

カテゴリ「その他」の記事

わんにゃん通信No.1216「わらびの浮き沈み」

こんにちは。

 

先日、学校犬わらびと学校猫なぎとなつめの去勢・避妊手術をお願いしてきました。

その時のわらびの行きと帰りの変化がこちら↓

きりっとした顔つきで、車内ではワクワクした表情でした。

 

次の日、去勢手術後お迎えに行った際のわらびがこちら↓

ぐったりです。知らない環境でいろいろなニオイ、いろいろな鳴き声が飛び交っている中での手術。

緊張もしますし、術部も痛いと思いますし・・・この状態になるのも分かります。

 

動物看護師さんは、出来るだけそういった動物達の緊張を和らげてあげる工夫や環境作りをしてあげる事。

術部はもちろん、全体の様子の変化や状態をよく看てあげることが大事です。

手術翌日は痛みのせいか、食欲もイマイチ。テンションも上がらずな感じでした。

 

いつも元気なわらびが手術後とはいえ、ぐったりしていると心配になります。

翌日は、いつも通りの元気なわらびさんでした。

わらびさんお疲れ様でした。

 

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わんにゃん通信No.1214「卒業生のKさんとMさん(*^_^*)」

こんにちは(^_^)

 

卒業生が遊びに来てくれました♪

在学中から元気いっぱいのKさんとMさんです。

📷ハイチーズ📷

 

夏の病院実習でこの2人が働いている動物病院に学生がお世話になったのですが、

とても良い子で頑張っていましたとお褒めの言葉をもらいました。

その台詞を聞いて、頼もしい先輩になっていると感じてとても嬉しかったです(^∪^)

 

そんな2人ですが動物達と遊んでいる姿は在学中と変わらずで面白かったです。

お土産も動物達だけではなく私たちにもありがとうございます!!

是非また来て下さい。また話を沢山聞けるのを楽しみにしています(*^^*)

 

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わんにゃん通信No.1212「一般身体検査」

こんにちは(^_^)

 

動物内科看護学実習で一般身体検査をしました。

一般身体検査は現在の健康状態を調べます。

見て聴いて触ることがとても大切な検査です。

 

隅々までチェックしていきましょう!!

先ずは体重を測定します。

 

新品の聴診器を使用して心拍数を確認します。

 

口の中・眼・鼻・耳・背中・お腹・肢・肛門・陰部周りなど、

身体の全てを見て触って時には臭いもチェックしていきます。

 

学校犬はみんな協力的で自分からお腹を見せてくれたりしました(^∪^)

今回検査した学校犬はみんな異常なしでした。

 

一般身体検査はを定期的におこなうことで病気の早期発見につながります。

飼育当番の時にも隅々までチェックお願いします!!

 

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バイオ通信No.2230「実験動物手技の確認」

みなさん、こんにちは。

 

1年生の実習で、実験動物の取扱い手技の確認を行いました。

 

2人ずつの組になり、一人が手技を行い、もう一人がその手技をチェックします。

 

試験のような雰囲気の中で手技を披露することは、真剣に動物と向き合うというという意味でもよい経験になります。

 

また、お互いに技術をチェックすることは、違った視点から学ぶことにもつながります。

 

命と向き合う上では、重要なことだと思います。

 

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わんにゃん通信No.1211「大きくなりました」

こんにちは。

 

子犬・子猫の成長は早いですね。

特に最近の話題は雄猫の「なぎ」です。

 

体つきも顔つきも大人っぽくなったなぎくんですが、

頭脳とパワーを駆使して猫舎からの脱走を図る毎日です。

こちらもあらゆる手を使うのですが、しれっと猫舎の外に堂々といるなぎくん。

どや顔です。

 

猫の手強さを痛感しました。

教員手作りの猫舎は窮屈なのでしょうか・・・

もっと試行錯誤しなければです・・・。

 

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バイオ通信No.2229「マウスの毛色」

みなさん、こんにちは。

 

10月30日(土)は、実験動物2級技術者資格認定試験(実技試験)の日です。

それを前にして、マウスの毛色を今一度確認しておきましょう。

 

こちらは、黒色マウスです。

近交系の代表的な系統としては、C57BL/6があります。

 

こちらは、野生色(アグーチ)マウスです。

近交系の代表的な系統としては、C3HやCBAがあります。

 

こちらは、シナモン色(肉桂色)マウスです。

近交系の代表的な系統としては、アトピー性皮膚炎の疾患モデルでもあるNCがあります。

 

こちらは、淡チョコレート色マウスです。

近交系の代表的な系統としては、DBA/2があります。

 

黒色は誰も疑いの余地はなく、黒と判断できますが、

その他の色は実物を見たことがないと間違えることが多いようです。

 

なかなか実物を見る機会がない方は、写真だけでもと思い、学校で撮影したものを掲載しました。

マウスの毛色遺伝の理論についても理解しつつ、しっかりと覚えておきたいものですね。

 

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わんにゃん通信No.1210「マッサージ・・?」

 

こんにちは。

 

先日の動物看護コース2年生の実習中の写真です。

この日は、動物に対する温罨法・冷罨法とマッサージの実習でした。

動物に行う前にぬいぐるみで試します。

 

ジップロックで作成したカイロで挟まれたきつねさん・・・

温かそうですが、逃げ場が・・・。そして重そうです。

 

ちなみにこのきつねのぬいぐるみは「風の谷のほにゃらら」のテトではなく、

箱根の「★の王子様」に登場するきつねさんです。

*きつねさんの住民票は応用生物科学科のYの机上となってます。(いらない情報ですね)

 

こちらはマッサージを受けているトイぐるみのアンドリューです。

結構激しめにチョップをくらっているように見えるのは気のせいでしょうか。

本物に対しては優しく様子を伺いながら行いましょう。お願いします。

 

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わんにゃん通信No.1209「尿検査」

こんにちは。

 

動物看護コース2年生の動物臨床検査学実習Ⅱにて、学校犬及び猫の尿検査をしました。

検査用紙を使ってpHや潜血反応を見たり、遠心をかけた尿の沈渣を見たり・・・

何度か経験している2年生の動きはやはりスムーズでした。

 

毎年恒例 今回もストラバイト結晶も見ることが出来ました(本当は出てほしくないのですが・・)

また、同一個体の食事前と後の尿を比べて比重や内容物に違いはあるかも見てみました。

 

今回初めて見ることができたのは「脂肪円柱」と言われるものです。

赤丸の中のものです。分かりづらいですね・・・

今回はこの1つのみの確認と他の尿検査に異常は見られなかったので問題はないとのことでした。

 

また染色した中にこんなものも確認できました。

ルビーのような・・きれいですね。

こちらは花粉だそうです。

 

自然排尿したものをシリンジで採取するという採尿法でしたので紛れ込んだのでしょう。

尿検査用紙にて潜血反応があった個体の尿沈渣では赤血球も大量に確認出来ました。

たくさん検体を観察することで目を養っていってください。

 

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バイオ通信No.2227「グラム染色」

みなさん、こんにちは。

 

先日、微生物学実習で行った平板培地を使った分離培養・・・

それがしっかりと分離できているかを確認するために、コロニーから釣菌して、

グラム染色により確認する操作を行いました。

 

各自行った分離培養の培地から、特徴が違うそれぞれのコロニーを見つけ、そこから釣菌します。

 

スライドグラス上の蒸留水に釣菌した菌を懸濁させ、火炎固定の後、グラム染色しました。

グラム染色も初めてだったので、操作をしっかりと覚えながらの操作です。

 

鏡検は時間の都合で、次回の実習でということになりましたが、バイオ技術者認定試験や

動物看護師統一認定試験にも出題されている重要なものですので、

しっかりと覚えておきましょう。

 

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わんにゃん通信No.1208「ヤギの健康チェック」

みなさん、こんにちは。

 

先日、出先でヤギに会いました♪

ヤクシマヤギのさちちゃんです。

 

同じくヤクシマヤギのしずかちゃんです。

 

ヤギは身体が丈夫で飼育しやすく、扱いやすいのが特徴で、古くから人間と生活を共にしてきました。

今回は簡単なヤギの健康状態のチェックの方法をご紹介します。

まずは眼周りを見てみましょう。炎症が起きると目やにで周りの被毛が汚れます。

 

ちなみに横長な黒目(瞳孔)は外敵から身を守るため、

広い視野を確保するためにこのような形態になったといわれています。

耳にダニが寄生すると、斑状に脱毛します。

 

つぎにヤギの排泄物に注目してみましょう。

通常ヤギの糞便はお菓子のチョコボールに似た綺麗な固い球状をしています。

消化不良等を起こすと、糞便の形が楕円形となります。

さらに重症な場合は糞便同士がつながった塊で排泄されます。

 

ヤギは反芻胃(はんすうい)と呼ばれる特徴的な胃袋をもちます。

私たち人間の胃袋が1部屋に対して、ヤギは4部屋に分かれたつくりをしています。

4部屋ある胃のうち、左腹部にある第一胃の状態をチェックしてみましょう。

 

第一胃がある左腹部が過度に鼓腸していないか(特に朝方)、

対して左腹部の膨らみ具合が不足する場合は(特に夕方)

何らかの消化不良を起こしているおそれがあります。

 

なかなか普段の生活でヤギに会う機会は少ないですが、

動物園や牧場に出かけた際は、是非ヤギの健康チェックをしてみてください♪

 

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