湘央医学技術専門学校・湘央生命科学技術専門学校

応用生物科学科&愛玩動物看護学科BLOG

カテゴリ「その他」の記事

バイオ通信No.2670「怖いもの見たさ」

みなさん、こんにちは。

ご飯中の方はご注意ください。

 

微生物学実習の「環境中の微生物」で行った落下細菌の培養、

「手洗いと消毒の効果」を見るための手洗い前後の培地比較・・・

実習で観察後、常温でしばらく放置して培養?!してみました。

 

その結果が以下の写真です。

いろいろな微生物が存在することが、これを見てもわかりますね。

しかし、地球上に存在する微生物で培養できるものは、5%程度などと言われることがあります。

ここからも微生物の世界の奥の深さを感じますね。

 

ちょっと刺激が強すぎましたか!?

ごめんなさい。

その後、この培地はオートクレーブされました(笑)。

 

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わんにゃん通信No.1349「合格祈願に行ってきました!!!!!」

みなさん、こんにちは。

11月6日(日)の朝、湯島天満宮(湯島天神)に合格祈願に行ってきました。

 

これから応用生物科学科は、

11月26日(土) 応用生物科学科2年生希望者が受験する実験動物2級技術者資格認定試験(実技試験)

11月27日(日) 動物看護コース1年生が受験する愛玩動物飼養管理士試験

12月18日(日) バイオコース2年生が受験する中級バイオ技術者認定試験

2月19日(日) 動物看護コース2年生が受験する愛玩動物看護師国家試験

と、重要な試験が連続して行われます。

 

11月6日(日)は愛玩動物看護師国家試験(予備試験)でもありましたので、

これも含めてお参りしてきました。

 

動物看護コース卒業生の一部の方たちは、都内5会場のどこかで受験されたのでしょうか?

※写真は、試験会場の1つである東京大学駒場キャンパスです。

 

予備試験を無事通過されることをお祈り申し上げます。

 

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バイオ通信No.2669「薬剤感受性試験」

みなさん、こんにちは。

1年生の微生物学実習で、薬剤感受性試験(ディスク法)を行いました。

この試験は、動物看護師統一認定試験でも、中級バイオ技術者認定試験でも出題されていた内容です。

愛玩動物看護師国家試験でも出題される可能性がある基本的な事項です。

 

まずは薬剤感受性を調べたい菌を塗抹します。

 

次に薬剤を染みこませたディスクを培地に置いていきます。

 

少しディスク間が狭いような気がしますが、ディスクを置いたらこのようになります。

 

これを培養すると・・・

白い小さな〇が、それぞれ別の薬剤を染みこませたディスクです。

その周囲にできているのが、阻止円・・・

基本的には大きいと、その菌がそれだけその薬剤に感受性が高く(その薬剤が効く)、

小さいとそれだけその薬剤に感受性が低い(その薬剤が効かない)ということになります。

 

基本をしっかりと覚えておきましょうね。

 

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わんにゃん通信No.1348「糞便検査でハジラミが見つかりました」

みなさん、こんにちは。

応用生物科学科動物看護コース1年生が動物臨床検査学実習Ⅰで糞便検査を行いました。

今回は硫酸亜鉛遠心浮游法である猫ちゃんの便を検査しました。

 

はじめに小試験管に少量の糞便と330g/L硫酸亜鉛溶液を入れて混和します。

 

 

つぎに遠心分離をするために、複数の試験管でバランスを取ります。

 

遠心力が等しくかかるように配置して、2,000rpmで2分間遠心分離します。

2,000rpmとは1分間に2,000回転することを意味します。

 

遠心分離後は比重が低いものが浮游し、高いものが沈殿します。

 

小試験管のフチいっぱいになるまで、こぼしてしまわぬように慎重に加えます。

表面張力で水面が少し膨らんでみえるくらいが理想的です。

 

水面にカバーガラスを軽く押し当てます。

そのカバーガラスをスライドガラスの上に水滴が付着する面を下にして乗せます。

この際に気泡が入らないようにそっと乗せることがポイントです。

 

できあがったプレパラートを顕微鏡で観察します。

 

今回は糞便の中からハジラミが検出されました!

犬や猫の被毛に寄生していたハジラミが、毛繕いによって経口接種した後に糞便と共に排泄されたのか、

ハジラミが完全に密閉されていないキャットフードの保存袋に侵入して、

食事の際に経口接種した場合が考えられます。

その他にもダニとその卵もいくつか検出されました。

 

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わんにゃん通信No.1347「第1回愛玩動物看護師国家試験 予備試験 正解予想」

こんにちは。

11月6日(日)に第1回愛玩動物看護師国家試験の予備試験が実施されました。

取り急ぎ、正解予想を作ってみましたので、参考にしてください。

なお、ご意見等がございましたら、コメントからお願いします。

 

〈必須問題〉
25435 24214 43142 52353 11321

32122 42355 33231 33551 41123

 

〈実地問題〉

34135 25342 21244 21223 13141

45155 41144 55234 23245 34554

 

試験を受けられた皆さん お疲れ様でした。

卒業生のみなさんの中にも、予備試験を受験された方がいらっしゃると思います。

無事に2月の本試験に進まれることを祈っています。

 

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わんにゃん通信No.1346「糞便検査ー飽和食塩浮游法ー」

みなさん、こんにちは。

応用生物科学科動物看護コース1年生が動物臨床検査学実習Ⅰで糞便検査を行いました。

今回は飽和食塩水を用いた浮游法を学習しました。

 

はじめに小試験管に少量の糞便と飽和食塩水を入れて、竹串でよく混和します。

糞便は小指の第一関節ほどの量を採取します。

 

混和後、さらにスポイトを使い飽和食塩水を加えます。

小試験管のフチいっぱいになるまで、こぼしてしまわぬように慎重に加えます。

表面張力で水面が少し膨らんでみえるくらいが理想的です。

 

この状態で30分間静置します。

これをすることで飽和食塩水中に浮游する比重の大きい(重いもの)塩や糞便中の食物残渣が沈殿し、

比重の小さい寄生虫卵などが水面に浮游しやすくなります。

 

30分後、水面にカバーガラスを軽く押し当てます。

 

そのカバーガラスをスライドガラスの上に水滴が付着する面を下にして乗せます。

この際に気泡が入らないようにそっと乗せることがポイントです。

 

できあがったプレパラートを顕微鏡で観察します。

 

今回は学校で飼育するわんちゃんの便を検査しましたが、寄生虫卵は認められませんでした♪

 

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わんにゃん通信No.1345「わんちゃんの耳掃除」

みなさん、こんにちは。

応用生物科学科動物看護コース2年生がグルーミング実習Ⅱでわんちゃんの耳掃除を学びました。

今回は学外の施設にお借りしている、柴犬のじゅんこちゃんに協力してもらいました。

 

鉗子という専用の器具に柔らかくほぐした乾綿を外れないように、しっかりと巻き付けます。

 

専用の洗浄液を数滴つけ、耳の中の汚れを拭き取ります。

耳の皮膚は薄く、痛みを感じやすい部位です。優しく掃除を行います。

 

乾綿が汚れる度に、新しく乾綿を付け替えます。

今回はたくさん耳垢がとれました!

 

犬の耳は人間の耳に比べて汚れが溜まりやすい構造をしています。

耳の穴の中から異臭がする、耳垢汚れが多い、わんちゃんが頻繁に耳をかゆがる等の症状がみられた際は、

動物病院で耳掃除と耳の検査をしてもらうことをおすすめします。

 

実習終了後じゅんこちゃんは耳がすっきりしたのか、嬉しそうに部屋の中を駆け回って遊んでくれました♪

 

この度は実習にご協力くださりありがとうございました。

かわいいじゅんこちゃんにまた会える日を楽しみにしています。

 

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わんにゃん通信No.1344「学生のわんちゃんが実習に参加してくれました ーその2ー」

みなさん、こんにちは。

応用生物科学科動物看護コース2年生のOさんが飼育する、

柴犬の定春くんがグルーミング実習Ⅱに参加してくれました。

 

今回はシャンプーに挑戦しました。

が!!

実は定春くん、身体が濡れることが大の苦手です!

飼い主のOさんは逃げようとする定春くんをおさえながら、

シャワーの水圧を弱めて、怖がらせないよう気をつけながら全身を濡らします。

定春くんは必死です。

 

自宅では毎回Oさんがお風呂場でビショビショになりながら、洗ってあげているそうです。

 

実習室中に響き渡る大きな声で、「うををををぉん!」と鳴きながら耐えてくれました。

一生懸命な姿が可愛かったです。

 

シャンプーは少し苦手でしたが、その他の爪切りやバリカン、ドライに関しては怖がることなく、

とてもお利口にしてくれました。

カメラを向けると毎回ニコッと笑ってくれます♪

今回は実習にご協力くださりありがとうございました。

またいつでも遊びに来てください♪

 

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わんにゃん通信No.1343「学生のわんちゃんが実習に参加してくれました」

みなさん、こんにちは。

応用生物科学科動物看護コース2年生のIさんが飼育する、

トイ・プードルのモコちゃんがグルーミング実習Ⅱに参加してくれました。

 

今回はシャンプーに挑戦しました。

はじめに、全身をお湯で濡らしてから、肛門腺を絞ります。

肛門腺とは肛門嚢と呼ばれる分泌腺のことをいいます。

肛門の4時と8時の方向に対で存在する臭い袋です。

独特な臭いがあり、普段は排便の時に便と一緒に排泄され、臭い付けの役割も果たしてます。

 

大型犬であれば肛門腺が排泄されやすいですが、小型犬は自力で排泄しずらく、溜まってしまいます。

排泄されず大きく膨らみすぎてしまった場合、肛門腺の袋が破裂してしまうことがあります。

溜まりすぎてしまわぬように、月に1~2回は肛門腺を人の手で排泄させてあげます。

 

肛門腺を絞り終えたら、全身をシャンプーします。

 

濃密な泡をつくります。

 

シャンプーを濯ぎ、リンスを全身に馴染ませてすすぎます。

 

その後乾かして完了です。

もこちゃんははじめての環境に少し緊張をしていましたが、

飼い主のIさんに甘えながら実習に協力をしてくれました。

上目遣いがとても可愛かったです。

 

この度は実習にご協力くださりありがとうございました。

またいつでも遊びに来てください♪

 

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わんにゃん通信No.1342「マウス」

こんにちは。

1年生の「基礎実験動物学実習」及び「動物形態機能学実習」にて、

実習に協力して頂くマウスが雄雌各20匹ずつ入りました。

基本的には外部生殖器と肛門との距離で雌雄判別はしますが、

見た目の雰囲気でどちらがオスかメスかが分かりますでしょうか?

やはりオスのほうががたいがよく、メスは丸みをおびていて優しい雰囲気があります。

 

今回1年生はマウスの馴化と保定の練習をしました。

保定とは処置がしやすいように、また動物がケガをしないようにポイントを押さえて動きを封じること。

その保定がしやすいように、マウスに対するストレスが少なくなるように馴化をします。

 

簡単そうにみえて難しいのが、小動物の扱いです。

力加減や押さえる所を間違えると窒息死してしまいます。

 

腹腔内投与や経口投与時の保定の形です。

保定時も動物の呼吸や粘膜の色に変化ないか等、注意深く観察しながら行います。

 

動物看護師は国家資格取得後、採血や投与の実施も認められていますので、とても大事な技術になります。

一緒に頑張りましょう。

 

動物看護コース1年生が、マウスのお世話の当番を話し合っている写真です。

愛情に溢れた学生さん達で、とても嬉しいです。

実験動物といえども大切な命です。

感謝しながら実習に取り組みましょう。

 

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