湘央医学技術専門学校・湘央生命科学技術専門学校

応用生物科学科&愛玩動物看護学科BLOG

カテゴリ「バイオコース」の記事

バイオ通信 No.2831 「目黒寄生虫館へ行ってきました。おまけ」

2年生の食品衛生学実習で、

目黒寄生虫館へ見学に行ってきました。

 

目黒寄生虫館オリジナルグッズを

販売しているミュージアムショップで、

それぞれ気に入った品を購入してきました!(^^)!

 

こちらは立体サナダTシャツです。

サナダムシが立体的にプリントされています。

 

寄生虫かるたです。

一般的なかるたのつもりで購入してきたのですが。。。

かなり専門的で勉強してからでないと楽しめないようです。

写真がキレイです。裏に説明が載っています(^^♪

 

ボールペン、キーホルダー(本物の寄生虫入り)、

手ぬぐい、図鑑など記念に購入してきました。

 

オンラインショップもあるので、

気になる方はそちらをご覧ください。

 

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バイオ通信 No.2830「食品中のリン酸測定」

2年生の食品衛生学実習で、

牛乳ときな粉中に含まれているリン含有量を測定しました。

 

パックテストを使用しました。

 

牛乳は1000倍、

きな粉は2000倍に希釈してから行いました。

サンプルを吸い込みます。

 

よく混ぜてからセルへ戻します。

 

標準色と比べて大体の濃度を判定します。

 

分光光度計へセットして・・・。

 

測定します。

 

リンはカルシウムの次に人体中に多く存在します。

その約8割は、

カルシウムとともに骨、歯の組織を作っています。

 

残りは血液や筋肉の細胞中にあって、

細胞膜のリン脂質、核酸、ATPなどの

構成成分として重要な働きをしています。

 

食品では、穀類、豆類、種実類、

魚類、卵黄などに多く含まれています。

 

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バイオ通信 No.2829「目黒寄生虫館へ行ってきました❣」

2年生の食品衛生学実習で、

公益財団法人目黒寄生虫館へ見学実習に行ってきました。

 

寄生虫と宿主の関係のパネルです。

 

フラッシュ撮影すると宿主が浮かび上がり、

寄生虫と宿主を一緒に見ることが出来ます。

 

目黒寄生虫館の展示、研究活動、資料保全、施設管理など、

各種事業の維持と発展に少しでもお役にたてるように、

ミュージアムグッズを購入しました。

 

世界中から集められた貴重な寄生虫の展示は、

とても興味深かったようです。

 

干支コレクション~タツノオトシゴとヨウジウオの寄生虫~

特別展示されていました。

 

みなさまもぜひ見学へ行かれてはいかがでしょうか。

おススメです!(^^)!

 

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バイオ通信 No.2828「バクテリオファージ」

1年生の微生物学実習で、

バクテリオファージの実験を行いました。

 

55℃恒温槽で軟寒天培地を保温しておきます。

 

T先生のデモンストレーションを見て、操作の流れを確認します。

 

まずは、ファージ液の希釈を行います。

 

10倍希釈を6回行って、10-6(100万倍希釈)まで。

 

軟寒天培地へ宿主菌と希釈したファージ液を加えてよく混ぜ、

平板培地に重層します。

 

培地全体へ広げます。

 

宿主菌にファージが感染して、

溶菌するとプラークを形成します。

 

左のシャーレは全面に菌が生えています。

右のシャーレは宿主菌にファージが感染し、

ほぼ溶菌してしまっています

(左より、右の方が透明っぽいのわかりますか?)。

 

こちらはプラークが数えられます。

丸く抜けて見えるのがプラークです。

 

バクテリオファージは細菌に感染するウイルスです。

 

ウイルスは小さいので、

光学顕微鏡下では数えられないのもあり、

宿主に感染させて溶菌されるという、

その変化を利用してウイルス量を調べていきます。

 

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バイオ通信 No.2826「石鹸を作りました。」

2年生の化粧品学実習で、

石鹸を作りました。

 

ココナッツオイルに、

ステアリン酸を加えて約70℃で溶解します。

 

さらに、ヒマシ油、

70℃に加温しておいたエタノールを入れて攪拌します。

 

70℃の水酸化ナトリウム水溶液を、

少しずつ滴下しながらケン化反応を行います。

 

温度管理をしっかりして作業します。

 

ケンカ反応が終わったら、

グリセリン入りのショ糖水溶液を少しずつ加えて十分に攪拌します。

 

お気に入りの成型容器へ流し入れて、室温で固めます。

 

今年はキレイな透明石鹸が出来上がりました。

 

肉球も表面ツルツルです。

 

同じ材料で同じ作業を行っても、

毎年班によって少々違う感じの石鹸が出来上がります。

 

不思議です。。。

 

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バイオ通信 No.2825「ドクダミ化粧水」

2年生の化粧品学実習で、

ドクダミ化粧水を今年も作りました。

 

冷凍しておいたドクダミの葉っぱを細かく刻みます。

 

冷凍しておくと刻みやすいです。

 

刻んだ葉っぱをすり鉢ですります。

 

ガーゼにくるんで絞ります。

握力自慢さん、しっかりね。

 

しぼり汁を遠心してかすを集めます。

 

上澄みを取ります。

一つはドクダミ汁にグリセリンとレモン汁を混ぜます。

 

もう一つは、ドクダミ汁と日本酒を混ぜます。

 

容器へ分注してラベルして出来上がりです。

 

ドクダミの有効成分には、

デカノイルアセトアルデヒド、

クエルシトリン(フラボノイド)、

葉緑素(クロロフィル)があります。

 

ドクダミ化粧水に期待される効能は、

抗菌作用、解毒作用、血液循環の活発化、皮膚再生を旺盛にする、

傷ついた皮膚の修復、滑らかな皮膚を作るなどがあります。

 

作った化粧水を使って効果を確かめてくださいね♪

 

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バイオ通信 No.2822「卒業アルバム用の撮影しました。」

2年生も早いもので卒業まであと少しとなりました。

卒業アルバム用の集合写真を撮影しました。

 

バイオコースっぽく白衣を着て。

 

ポーズがなかなか決まりません。

 

はい!ポーズ!

 

ポーズを変えて数枚撮影していただきました。

お天気も良く、いい表情ですね!(^^)!

 

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バイオ通信No.2821「大腸菌の形質転換実験」

みなさん、こんにちは。

今年度もバイオコース2年生の「遺伝子解析実習」で、大腸菌にGFP遺伝子を導入して、

それを発現させる実験を行いました。

 

実験結果は・・・

少し放置してしまったので、サテライトも見られますが、これに紫外線を照射すると・・・

GFPが発現しているコロニーは緑色に光ります。

きれいですね。

 

ちなみにサテライトとは、下の写真に見られるような

遅れて生育してくる菌体によるコロニーのことです。

大きなコロニーは先に生育している菌体によるコロニーで、

その周囲にある小さなコロニーがサテライトです。

 

大きなコロニーを形成している菌体は組換えプラスミドを持っていて、

そこにある抗生物質耐性遺伝子が働いて、培地中に添加されている抗生物質を無効化します。

それに伴い、大きなコロニーの周辺には抗生物質がない部分が形成され、

今まで抗生物質で増殖が抑えられていた抗生物質感受性菌が増殖できるようになり、

サテライトを形成するというものです。

 

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バイオ通信No.2820「薬剤感受性試験」

みなさん、こんにちは。

 

1年生の「微生物学実習」で、

薬剤感受性試験(ディスク法)を行いました。

 

培地にコンラッジ棒を用いて、菌体を塗布し、

そこへ薬剤を含むディスクを置き、培養すると・・・、

このようになります。

 

大きな丸い部分がシャーレに作った培地です。

小さな白い丸が、薬剤が染みこんでいるディスクです。

 

今回は3種類の薬剤の効果を調べました。

 

ディスクの周りにできている透明な部分が阻止円、

そのまわりが塗布した菌体が増殖している部分です。

 

阻止円が大きいと、この薬剤はこの菌に対して効果が高い、

逆に小さいと、この菌に対して効果が低いことを表します。

 

今は「愛玩動物看護師国家試験」となりましたが、

「動物看護師統一認定試験」だった頃は、かなり頻繁に出題されていたものです。

 

バイオでも動物看護でも、必要な知識・技術として、

今も「微生物学実習」で経験してもらっています。

 

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