2年生の細胞工学実習で細胞培養を開始しました。
起こした翌日は培地交換です。
昨日起こした細胞を観察します。
一部に偏って培養されていたり、
多すぎる場合には継代培養になります。
培地をアスピレーターで取り除きます。
細胞面から吸わないようにします。
PBS(-)で2回細胞を洗います。
新しい37℃培地を加えます。
さらに培養を続けます。
次は継代を行います。
2年生の細胞工学実習で細胞培養を開始しました。
起こした翌日は培地交換です。
昨日起こした細胞を観察します。
一部に偏って培養されていたり、
多すぎる場合には継代培養になります。
培地をアスピレーターで取り除きます。
細胞面から吸わないようにします。
PBS(-)で2回細胞を洗います。
新しい37℃培地を加えます。
さらに培養を続けます。
次は継代を行います。
2年生の細胞工学実習で、
細胞培養を開始しました。
凍結保存されていた細胞を起こします。
先ずは、4℃の培地を遠沈管に取ります。
セラムチューブ内で凍っている細胞を、
37℃恒温槽で融解します。
完全には融解せずに、
ちょっと氷が残るくらいにします。
先ほど取っておいた4℃培地の一部を、
セラムチューブ内の細胞を懸濁し、遠沈管へ。
遠心して細胞を集めます。
培地をアスピレーターで取り除きます。
37℃培地を加えて細胞浮遊液をつくります。
培養フラスコへ細胞浮遊液を移します。
倒立顕微鏡で細胞を確認します。
37℃、5%炭酸ふ卵器内で培養を開始です。
しっかり起こせたでしょうか・・・。
2年生の細胞工学実習で、
培地調製を行いました。
培地調製に必要な器具を準備します。
下のフィルターホルダーへ、
湿潤したメンブレンフィルターをのせます。
はみ出さないように注意します。
上のフィルターホルダーをのせて。
締めます。
二重にしたアルミホイルに包んで。
その他の器具も一緒にオートクレーブ滅菌します。
滅菌後、クリーンベンチ内で培地調製を行います。
みなさん、こんにちは。
進路決定者紹介の3回目は、
ニプロ株式会社に内々定しているYAさんです。
それでは、YAさんにインタビューしてみましょう。
※本人が作成してくれた内容をそのまま掲載しています。
―――「就職活動はどうでしたか?」
就職活動がはじまったばかりの1年生の冬頃は、
就職活動未経験ということもあり、不安が大きかったです。
会社説明会も採用試験も、もちろん初めてのことだったので、
実感が湧かなかったというのが正直なところです。
しかし、自分の就きたい再生医療の分野で、
しかも、ここで働きたいと思っていた会社からの求人だったので、
採用試験に挑戦しようと決意しました。
筆記試験は問題集で対策をして、
面接では先生の指導のもと、何度も練習を繰り返しました。
実際の面接では練習の成果を出すことができ、
自分らしく話せたと思います。
人事部の方にもよかったというお言葉をいただき、
2か月以上続いた就職活動で自分の成長につながる、
よい経験ができました。
―――「卒業後はどんな仕事に携わりますか?」
入社後は再生医療の分野で、主に細胞の培養を行います。
患者様の細胞を培養し、その細胞を治療に利用することで、
失われていたものが機能するようになるなど、
病気の改善を行うことができます。
この職業は、患者様に大きな希望を与えることができる職業です。
間接的ではありますが、たくさんの人の命に関わる機会があるため、
とても重要な仕事だと思っています。
―――「将来の夢は?」
私は将来、たくさんの患者様の力になれるような技術者になりたいと思っています。
この夢を実現させるためには、たくさんの時間と努力が必要になります。
そのため、就職先で今の自分に無いものを補い、
自分が興味を持っている分野で、
自分の力が発揮できるように努めたいと思います。
―――「ブログを見てくれている人へのメッセージをお願いします。」
筆記試験や面接は、本番までしっかりと対策をして、
分からないことがあったら、先輩や先生、
既に就職活動が終わっている友達や経験者である先輩に聞いて、
情報をたくさん得ておくとよいと思います。
面接では、先生やキャリア支援室の方々に手伝ってもらい、
話す練習をしておくことで、本番までに自信がつきます。
その際は自分の一番伝えたいことを決めておいて、
それを軸に話すことをおすすめします。
本番は固くなりすぎず、なるべく自然体でいけるようにした方がよいです。
―――YAさん、インタビューにご協力いただきありがとうございました。
みなさん、こんにちは。
8月6・7・8・9・13・14・15日の7日間の日程で、
登録販売者試験対策講座を開講しました。
この講座は、9月上旬(今年度は9月8日)に実施される、
登録販売者試験(南関東ブロック)を受験予定の
応用生物科学科と愛玩動物看護学科の学生さんを対象に開講しているもので、
今年で2年目になります。
夏休み期間中に勉強とは、
本当に頭が下がります。
この中から、
一人でも多くの合格者が出ることを期待しています。
ご指導くださった
KM先生、KH先生、IK先生の3先生に、
御礼申し上げます。
ありがとうございました。
みなさん、
先生方によい報告ができるように、
頑張って勉強しましょう!!!
みなさん、こんにちは。
2年生の生化学実習も最後の実技試験を残して、
今回が最後の実習です。
今回の実習は、糖の定性試験を行いました。
まずは、使用する試薬の調製からです。
協力して調製していきます。
試薬調製後、いよいよ定性試験です。
今回使用する糖は、
キシロース、グルコース、フルクトース、
マルトース、ショ糖、デンプン、
そして対象として、
水の7種類について定性試験を行いました。
番号順が逆ですが、すみません。
7本の試験管にいずれかの糖が入っています。
定性試験により同定していきます。
それでは、定性試験の結果を見ていきましょう。
アントロン試験(糖であれば陽性)の結果です。
糖であれば青緑色になります。
水は糖ではありませんので反応しません。
No.1は反応してないようです。
ベネディクト試験(還元糖であれば陽性)の結果です。
還元糖は赤色沈殿ができます。
No.2、3、4、5に赤色沈殿があるようです。
バールフェズ試験(単糖類であれば陽性)の結果です。
単糖類であれば赤色沈殿ができます。
No.2、3、4に赤色沈殿があるようです。
No.7は白く濁っています。
セリワノフ試験(ケトースであれば陽性)の結果です。
ケトース(ケト基をもつ単糖類)であれが紅色になります。
No.3、6が紅色になったようです。
ビアル試験(ペントースであれば陽性)の結果です。
ペントース(五炭糖)であれば青緑色になります。
No.4が青緑色になったようです。
最後にヨウ素反応(デンプンであれば陽性)の結果です。
デンプンであれば青紫色になります。
No.7が青紫色になったようです。
以上、6種類の定性試験を行い、
試験管7本の同定を行いました。
写真では少しわかりずらいので、
一覧表にしてみました。
一覧表をもとに、
みなさんも同定をしてみてください。
今回使用した糖類です。
単糖類(キシロース、グルコース、フルクトース)、
二糖類(マルトース、ショ糖)、
多糖類(デンプン)、
水
補足:還元性有(単糖類とマルトース)、
ケトース(フルクトース)、
ペントース(キシロース)
みなさん、いかかですか。
7本の試験管を同定できましたか。
それでは答え合わせです。
No.1(水)、
No.2(グルコース)、
No.3(フルクトース)、
No.4(キシロース)、
No.5(マルトース)、
No.6(ショ糖)、
No.7(デンプン)となります。
ショ糖は、フルクトース(ケトース)を含んでいますので、
セリワノフ反応で擬陽性を示します。
2年生のみなさん、次回は実技試験です。
頑張っていきましょう。
2年生の細胞工学実習で、
培地調製を行いました。
滅菌された器具をクリーンベンチへ入れて、
調製開始です。
細胞を培養するためのDMEM培地です。
滅菌水へ粉末を入れて、溶解させます。
黄色い溶液ですね。
炭酸水素ナトリウムを加えると、
赤く色が変化します。
抗生物質を添加し、
最後に血清(FBS+CS)を加えます。
調製できたら、ろ過滅菌を行います。
まず、シリンジに培地と空気を入れ、
フィルターが使用できるかチェックします。
培地入りのシリンジにフィルターをつけて、
元のビーカーへシリンジ内の培地をろ過します。
溶液が全部ろ過出来て、
空気が通らなかったらOKです。
使用できないフィルターは内筒が軽く押せたり、
フィルターホルダーの横から培地が出てきたりしちゃいます。
フィルターが使用できるのを確認したら、
滅菌済みの瓶へ培地をろ過していきます。
滅菌が終わった培地の一部をディッシュに取り、
インキュベーターへ一晩おいて、
コンタミチェックをします。
培地が出来たら、
いよいよ細胞を起こします(^^♪
みなさん、こんにちは。
2年生の生化学実習では、SDS-PAGE法を用いて、卵白アルブミンの分子量測定を行いました。
※SDS-PAGE法:SDSポリアクリルアミドゲル電気泳動法
今回使用した卵白アルブミンは、生化学実習で分離した卵白アルブミンです。
まずは、ポリアクリルアミドゲルの作成です。
ポリアクリルアミドゲルを電気泳動装置にセットし、サンプルを塗布します。
青色は、泳動の進み具合を見るための目印の色素です。
泳動を開始します。
青色の色素とともに上から下に移動していきます。
移動とともに分離が始まります。
真ん中に見えるカラフルなバンドは、分子量マーカーです。
カラフルに色が付けられています。
青色の線は、目印の色素です。
反対側にもポリアクリルアミドゲルがあるので、二重に見えてます。
卵白アルブミンは、無色なので見えません。
泳動終了後、ガラス板からポリアクリルアミドゲルを外します。
分子量マーカーは色がついていますが、卵白アルブミンは色がありませんので染色をします。
カラフルなバンドが分子量マーカーです。
左右対称の真ん中あたりに、うっすらと青色のバンドが見えます。
脱色をするともう少しはっきりバンドが見えるのですが、時間の関係で脱色はしていません。
この結果をもとに卵白アルブミンの分子量を求めます。
2年生のみなさん、他の実習でもSDS-PAGE法は使用しますので、しっかり頑張っていきましょう。
みなさん、こんにちは。
1年生のバイオサイエンス実習では、
前回、分光光度計の使い方学びました。
今回の実習では、
分光光度計を使用して、
吸収スペクトルの測定を行いました。
物質が光を吸収するとき、
物質ごとに光を吸収する波長が異なります。
吸収スペクトルを作成すると、
その物質がどの範囲に吸収があるかを見ることができます。
今回は、赤色の溶液、青色の溶液と
核酸溶液、タンパク質溶液で
吸収スペクトルを作成しました。
実習にも慣れてきたようです。
少し余裕があるようですね。
1年生のみなさん、
吸収スペクトルを測定することによって、
吸収できる波長に差があることが確認できましたか。
分光光度計で測定するときの大切な条件ですから、
しっかり覚えておきましょう。
みなさん、こんにちは。
進路決定者紹介の2回目は、
名糖産業株式会社に内々定しているOSさんです。
それでは、OSさんに、
インタビューしてみましょう。
※本人が作成してくれた内容をそのまま掲載しています。
―――「就職活動はどうでしたか?」
就職活動はとても大変でしたが、
多くの人の支えのおかげで、
最後まで頑張ることができました。
特に、アドバイスをくださった先生方には、
とても感謝しております。
就職活動が成功した理由は、
自己分析をしっかりと行い、
自分の長所をエピソードと共に
アピールすることができたからだと思っています。
この経験を通して、
自分に自信が持てるようになり、
主体的に行動できるようになりました。
―――「卒業後はどんな仕事に携わりますか?」
微生物を用いて原料を発酵させ、
リパーゼやレンネットなどの酵素製剤、
デキストランなどの医療用医薬品を生産します。
これらの製品は直接、
消費者の皆様の目に触れることはありませんが、
医療・工業・食品・化粧品・畜産など、
私たちの生活に関わる幅広い分野で使われています。
―――「将来の夢は?」
将来の夢は、微生物の発酵技術を身につけ、
様々な人の支えになれる社会人になることです。
技術面では、専門学校で学んだバイオ技術を生かし、
それを基盤として、職場で必要となる様々な技術を身につけていき、
周りから頼っていただける存在になりたいです。
また、個人的な夢は、
自分の車を所有することです。
―――「ブログを見てくれている人へのメッセージをお願いします。」
自分を信じて、
努力を続けていれば、
必ず報われます。
お互いに頑張りましょう。
OSさん、インタビューにご協力いただき、ありがとうございました。