2年生は2023年12月18日に、
中級バイオ技術者認定試験を受験しました。
全員合格でした(^^♪
おめでとうございます!
よかったです。
2年生の化粧品学実習で、
石鹸を作りました。
ココナッツオイルに、
ステアリン酸を加えて約70℃で溶解します。
さらに、ヒマシ油、
70℃に加温しておいたエタノールを入れて攪拌します。
70℃の水酸化ナトリウム水溶液を、
少しずつ滴下しながらケン化反応を行います。
温度管理をしっかりして作業します。
ケンカ反応が終わったら、
グリセリン入りのショ糖水溶液を少しずつ加えて十分に攪拌します。
お気に入りの成型容器へ流し入れて、室温で固めます。
今年はキレイな透明石鹸が出来上がりました。
肉球も表面ツルツルです。
同じ材料で同じ作業を行っても、
毎年班によって少々違う感じの石鹸が出来上がります。
不思議です。。。
2年生の化粧品学実習で、
ドクダミ化粧水を今年も作りました。
冷凍しておいたドクダミの葉っぱを細かく刻みます。
冷凍しておくと刻みやすいです。
刻んだ葉っぱをすり鉢ですります。
ガーゼにくるんで絞ります。
握力自慢さん、しっかりね。
しぼり汁を遠心してかすを集めます。
上澄みを取ります。
一つはドクダミ汁にグリセリンとレモン汁を混ぜます。
もう一つは、ドクダミ汁と日本酒を混ぜます。
容器へ分注してラベルして出来上がりです。
ドクダミの有効成分には、
デカノイルアセトアルデヒド、
クエルシトリン(フラボノイド)、
葉緑素(クロロフィル)があります。
ドクダミ化粧水に期待される効能は、
抗菌作用、解毒作用、血液循環の活発化、皮膚再生を旺盛にする、
傷ついた皮膚の修復、滑らかな皮膚を作るなどがあります。
作った化粧水を使って効果を確かめてくださいね♪
2年生も早いもので卒業まであと少しとなりました。
卒業アルバム用の集合写真を撮影しました。
バイオコースっぽく白衣を着て。
ポーズがなかなか決まりません。
はい!ポーズ!
ポーズを変えて数枚撮影していただきました。
お天気も良く、いい表情ですね!(^^)!
みなさん、こんにちは。
今年度もバイオコース2年生の「遺伝子解析実習」で、大腸菌にGFP遺伝子を導入して、
それを発現させる実験を行いました。
実験結果は・・・
少し放置してしまったので、サテライトも見られますが、これに紫外線を照射すると・・・
GFPが発現しているコロニーは緑色に光ります。
きれいですね。
ちなみにサテライトとは、下の写真に見られるような
遅れて生育してくる菌体によるコロニーのことです。
大きなコロニーは先に生育している菌体によるコロニーで、
その周囲にある小さなコロニーがサテライトです。
大きなコロニーを形成している菌体は組換えプラスミドを持っていて、
そこにある抗生物質耐性遺伝子が働いて、培地中に添加されている抗生物質を無効化します。
それに伴い、大きなコロニーの周辺には抗生物質がない部分が形成され、
今まで抗生物質で増殖が抑えられていた抗生物質感受性菌が増殖できるようになり、
サテライトを形成するというものです。
みなさん、こんにちは。
1年生の「微生物学実習」で、
薬剤感受性試験(ディスク法)を行いました。
培地にコンラッジ棒を用いて、菌体を塗布し、
そこへ薬剤を含むディスクを置き、培養すると・・・、
このようになります。
大きな丸い部分がシャーレに作った培地です。
小さな白い丸が、薬剤が染みこんでいるディスクです。
今回は3種類の薬剤の効果を調べました。
ディスクの周りにできている透明な部分が阻止円、
そのまわりが塗布した菌体が増殖している部分です。
阻止円が大きいと、この薬剤はこの菌に対して効果が高い、
逆に小さいと、この菌に対して効果が低いことを表します。
今は「愛玩動物看護師国家試験」となりましたが、
「動物看護師統一認定試験」だった頃は、かなり頻繁に出題されていたものです。
バイオでも動物看護でも、必要な知識・技術として、
今も「微生物学実習」で経験してもらっています。
みなさん、こんにちは。
昨年末のことになりますが、
実験動物2級技術者資格認定試験の結果が学校に届きました。
今年度、バイオコース2年生で受験した学生は5名でしたが、
8月の学科試験に4名が合格しました。
一方、動物看護コース2年生で受験した学生も5名でしたが、
学科試験に4名が合格しました。
そして、学科試験を通過した学生が11月の実技試験に臨みましたが、
バイオコース・動物看護コースともに受験者全員が合格することができました。
今年度の最終的な合格率は、バイオコース・動物看護コースともに80%となり、
2年連続で全員合格を逃してしまいました。
なお、成績優秀者表彰(専門学校の部)は、動物看護コースKYさんが
第2位、バイオコースYTさんと動物看護コースTAさんが第5位に入りました。
1年生の遺伝子操作学実習でプラスミドの調製を行いました。
今回はキットを使用して調製します。
プラスミド保有菌液をマイクロチューブへ取ります。
マイクロチューブは対象にセットしてくださいね。
遠心して細胞を集めます。
沈殿が菌です。上清の培地をできる限り取り除き試薬を加えます。
溶液がしっかりと混和できたかわかるように色がついています。
青色が消えるまで穏やかに転倒混和します。
遠心して、
宿主菌の変性タンパク質と宿主菌の染色体DNAを沈殿させます。
上清を慎重に取り、カラムへ入れます。
カラム内のメンブレンにDNAが吸着。
メンブレンを洗浄してからDNA溶出液を加えます。
遠心して集まった溶出液がプラスミド溶液です。
アガロースゲル電気泳動を行い、プラスミドの有無を確認します。
あっという間に、プラスミドが得られました。
さすが、キットですね。
新年あけましておめでとうございます。
みなさまは、どんな年始を迎えられましたでしょうか?
※タツノオトシゴ - oshi先生提供
世界に目を向けると激動の中にあり、
平和の大切さやありがたさを強く感じられる出来事も多々起こっています。
SDGsに代表されるような考え方は、
私たちに今までにない「CHANGE」を求めています。
ひとり一人の力は小さいですが、
意識を少し変えることによって、
なにかが大きく変わるかもしれません。
「CHANGE」の「G」の「┓」を取ったら、
「CHANCE」です。
心の小さな「┓」(トゲ・カド)を取り除き、
新しい未来の扉を開く、
平和で飛躍する「CHANCE」の年になるといいなと思っています。
※海老名市にある龍峰寺にて
1月9日(火)より、平常通りに更新していきます。
今年も応用生物科学科とブログに対する応援をよろしくお願いします。
みなさん、こんにちは。
だいぶ前のことですが、卒業生が遊びに来てくれました。
教室のあった3号館前。。。
新校舎2号館2階の実習室では、
学生の時に使用していた懐かしの洗いオケと一緒に。(とても丈夫でしたね)
最後は後輩の2年生と一緒に。
校舎をあちこち見学して、
東京でのお仕事へ向かって行きました。
M.Cさんは沖縄県うるま市で起業され、
バイオ系の会社を経営されています。
学生の頃と変わらずに元気いっぱいでした。
今度は会社見学に行ってみたいです。