湘央医学技術専門学校・湘央生命科学技術専門学校

応用生物科学科BLOG

  • Entry Date
  • 2021.3.4

バイオ通信 No.2165「モノクローナル抗体作製・クローニング」

2年生の免疫化学実習ではモノクローナル抗体作製を行いました。

 

目的の抗体を産生する細胞とミエローマ細胞を融合してハイブリドーマ(融合細胞)がえられました。

今回はELISA法を行い培養上清の抗体価を調べて、ハイブリドーマのクローニングを行います。

 

前日、抗原を入れておいた96ウエルのELISAプレートをブロッキングします。

96ウエル全てに、BSA溶液をすり切り一杯入れていきます。

 

泡立てないように、入れ忘れないように。みんな真剣です。

 

1時間のブロッキング後、ハイブリドーマのプレートから培養上清を無菌的にとり、対応するELISAプレートへと入れていきます。

この培養上清が1次抗体です。

 

この作業は細胞を浮遊させないように、コンタミしないように行わなければならないので慎重に行います。

 

班員の数より、プレートの方が多いので大変です(^^;)

 

抗原と1次抗体を1時間反応。次にペルオキシダーゼ標識2次抗体を反応させます。

 

最後に基質を入れて発色を待ちます。

 

抗体価が強い程色が濃く発色します。今回は緑色に発色する基質です。

 

ハイブリドーマのプレートとELISAプレートは対応させているので確認しながら行います。

発色の強いウエル数カ所のハイブリドーマをピペッティングにより浮遊させHT培地へ集めます。

 

浮遊させた細胞は新しい96ウエルプレートへまいていきます。

 

抗体価の強いハイブリドーマは希釈されて、新しい96ウエルプレートへ。

限界希釈法によるクローニング操作です。

何回かクローニングを行うことにより、1ウエルに1つの細胞が入ることになります。

 

1つの細胞が産生した抗体はモノクローナル抗体ということとなります。

 

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