バイオ通信No.1790「化学実習ー中和滴定ー」
 
最初に、水酸化ナトリウムの標定、続いて塩酸の標定を行いました。
使用したpH指示薬は、フェノールフタレイン。
色の変化は、無色から紅色。
酸性側で無色、アルカリ性側で紅色になるpH指示薬です。
 
徐々に無色から紅色に変化していきます。
 
紅色に変化したところで終了。
 
そして、いよいよアルカリ混液の定量です。
最初のpH指示薬はフェノールフタレイン。
紅色から無色に変化します。
 
徐々に紅色が薄くなり、無色に変化します。
 
中和が終了したら、さらに、pH指示薬のメチルオレンジを滴下します。
色の変化は、黄色から赤色に変化します。
メチルオレンジは、アルカリ側で黄色、酸性側で赤色になるpH指示薬です。
 
徐々に赤色に変化してきました。赤色の変化したら終了。
 
今回のアルカリ混液には、水酸化ナトリウムと炭酸ナトリウムが入っています。
炭酸ナトリウムは、2段階の中和反応が起こりますので、pH指示薬を2種類使用して中和反応を確認しました。
 
測定が終わったら、データのまとめです。
 
メチルオレンジの色の変化が、ちょっとわかりづらく、ちょっと悪戦苦闘しましたが、アルカリ混液中の水酸化ナトリウムと炭酸ナトリウムの定量ができました。
レポートを書きながらしっかり復習もお忘れなく!!!
 
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