湘央医学技術専門学校・湘央生命科学技術専門学校

応用生物科学科&愛玩動物看護学科BLOG

  • Entry Date
  • 2017.3.1

バイオ通信 No.1691「食品中の塩分・発色剤・リン酸を調べました。」

2年生の食品衛生学実習で食品中の塩分濃度、発色剤として食品に添加されている亜硝酸塩、リン酸について調べました。
 
試料は牛乳、さきいか、海苔、ハム、魚肉ソーセージなどです。


 
まず、試料をはかります。

 
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そして、水を加えて乳鉢を使いすりつぶします。
海苔です。結構大変なことになってます。

 
こちらは何をチョキチョキ、すりすり。。

 
遠心して上清をとります。

 
上清を使って、塩分濃度や亜硝酸濃度、リン酸濃度を測定します。
塩分濃度はポケット塩分計で。。。
 
測定部へ試料をのせるだけ。。減塩生しょうゆは。。。

 
3.6%でした。

 
亜硝酸とリン酸はパックテストで測定します。
試薬に試料を吸い込み、混ぜて反応させると発色します。
たくさん含まれていると色が濃くなります。
 

 
吸光度を測定するか標準液の色と比べて濃度を求めます。
リン酸のパックテストは青色に発色しました。

 
牛乳、海苔には2g/ℓ 含まれていました。
亜硝酸はピンクに発色しました。

 
ハムや魚肉ソーセージに発色剤として添加されています。
食品を購入するときに、商品についているラベルにはいろいろな情報が書かれているので、ぜひご覧になって下さい。
意外な発見があるかも?
 

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