1年生のバイオサイエンス実習で吸収曲線を作成しました。
物質がどの波長の光をどのくらい吸収するかを調べます。
今回のサンプルは、青色溶液と赤色溶液です。
赤色溶液は波長300~600nmまで、青色溶液は300~700nmまで、50nmずつ波長を変えて吸光度を測定していきます。
分光光度計は実習ノートを見ながら。。。
zero合わせは波長を変えるごとに行います。
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4人1グループで行います。
赤色溶液(原液と2倍希釈)、青色溶液(原液と2倍希釈)の4サンプルを分担し、一人ずつ責任をもって測定していきます。
測定値はみんなでしっかりと記録します。
分光光度計はこれから頻繁に使用するので、1人でできるようになるまで実習は繰り返し行われます。
疑問点はすぐに解決しましょう。take check !
データがそろったら、グラフを描きます。
縦軸は吸光度、横軸は波長です。
吸光度は溶液の濃度に比例するので、同じ溶液の場合は吸光度が半分になっています。
ピークは赤色溶液は500nm、青色溶液は600nmにありました。
この波長は極大吸収波長と呼ばれます。
極大吸収波長は物質によって異なるので、これを調べることにより物質を推定することもできます。