2年生の細胞工学実習では細胞を培養しています。
細胞はずーっと培養していると手間もかかるし、性質が変わったりしてしまうので、ある程度培養したら保存します。
まず、細胞がどれくらい増えているのかを倒立顕微鏡で観察します。
継代操作と同じようにPBSで洗浄します。
トリプシンを入れて細胞をはがし、培地を入れて反応を止めます。。
十分にピペッティングして細胞をバラバラにします。
遠心分離して細胞を集めます。
遠心後は細胞の沈殿を確認し、上清を取り除きます。
セルバンカー(凍結保存液)に浮遊して、バイセルへ入れて凍結保存します。
保存するときは起こしたときに何日でどれくらいの細胞数が得られるのか、見当がつくようにしておきます。
細胞の凍結は徐々に行うのが原則です!
そして、また必要なときには急速に起こします(^^)/
では、ゆっくりとお休みくださいませ。