みなさん、こんにちは。
先日、基礎実験動物学実習で行った「薬剤投与の実技チェック(マウス)」の模様をお届けします。
試験風景全体は、このようなものです。
この実習で日々指導している、実験動物二級技術者資格試験受験者を中心とする2年生が、1年生の実技のチェックを行います。
チェック表はこれです。一つの投与方法のものです。
実技試験風景です。
1年生は真剣に取り組んでいますね。自分の出番でないときは、試験を受けているクラスメイトの様子を見学します。
自分以外の人の手技を見ることも、たいへん勉強になります。
(本人は真剣に見学しているのはわかります。しかし、腕を組んで見学していると、他の人にどう映るかな?場面やその人の立場によるかもしれませんが、みんなで考える機会としましょう。前向きな考えを期待します。これも勉強です。考える材料を提供してくれて、ありがとう。)
この実技試験の目的は・・・
1年生に緊張する場面を経験して欲しい。自分自身の手技がどの程度のものか、その到達具合を確認して欲しい。
自分が行っている手技が、チェック者(2年生)にしっかり伝わっているかどうかを各自確認して欲しい等です。
実験動物二級技術者資格認定試験(実技試験)を受験する2年生にとってのメリットは、逆の立場で手技を見られるという点が挙げられます。また、1年生にコメントをする訳ですから、無責任なことは言えませんから、勉強が必要です。
自分がその手技ができる、ということと相手にそれを伝えられる、ということは、どのように違うものなのか、いろいろな場面で経験することにより、よりよいコミュニケーションについて考える機会としてして欲しい。なんて、考えています。
お互い、それぞれの立場でいろいろなことを考えて、行動してみてください。行動しなければ、意味がないよ!
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