湘央医学技術専門学校・湘央生命科学技術専門学校

応用生物科学科&愛玩動物看護学科BLOG

  • Entry Date
  • 2012.11.8

バイオ通信No.1076 「鼻腔内ブドウ球菌の検出・その1」

1年生の微生物学実習で自分の鼻腔内の細菌を培養しました!Ahr2012Nov.gif

まず、先生の説明をよく聞いてから始めます。

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PBSで湿らせた滅菌綿棒を鼻に入れて細菌を採取します。

変顔を見られたくないので。。。(*^_^*)
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マンニット食塩平板培地へ塗り分離培養します。
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分離培養する菌がどのような形かをグラム染色を行い検鏡します。
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次の日、平板培地を観察したら。。。

培地の色が黄色くなっているものとそうでないものがありました。
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マンニット食塩培地はブドウ球菌を選択分離するのに適している培地です。
この培地にはマンニットという糖と食塩、フェノールレッド(pH指示薬)が含まれています。
ブドウ球菌は強い食塩耐性を示すのでこの培地に37℃、24時間培養して集落を形成する菌はブドウ球菌であると考えられます。

また、マンニットを分解でき、コアグラーゼを産生する黄色ブドウ球菌(S.aureus)とどちらも陰性である表皮ブドウ球菌(S.epidermidis)が代表的なブドウ球菌です。

写真の上二枚のシャーレはマンニットを分解して培地が酸性にかたむき培地が黄色に変わっています。
なので、この菌は黄色ブドウ球菌ではないかしら?と。

下のシャーレは培地が培養前と同じ赤のままなのでマンニットは分解できない菌です。
なので、表皮ブドウ球菌ではないかしら?と考えます。

このあと、グラム染色とコアグラーゼ試験を行いどちらの菌であるのかを推定します!!

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