バイオ通信No.3052「生化学実習7」
次に卵白をろ過します。
卵白液にpH指示薬を入れ、pHを調整します。
今回の実習は、タンパク質の性質を利用して分離をしていきます。
遠心後、硫酸アンモニウムを加えます。塩析です。
遠心します。沈殿は、卵白グロブリンです。
上清に、再び硫酸アンモニウム溶液を加えます。白色の沈殿が見えると思います。
いよいよ卵白アルブミンの登場です。
生じた沈殿を遠心します。
ちょっとわかりづらいですね。沈殿を洗浄し、再び遠心します。
沈殿が、はっきり見えるようになりました。
この沈殿(卵白アルブミン)を溶解して、透析を行いました。(脱塩)
ここで実習は、終了です。この卵白アルブミン溶液を次回は、定量します。
2年生のみなさん、タンパク質の性質は、理解できましたか。
おつかれさまでした。次回も頑張っていきましょう。